ダンシング・ヒーロー
劇場公開日:1992年12月12日
解説
社交ダンスの新しいステップに情熱を賭ける青年の姿を描く青春ドラマ。監督はテレビや舞台で活躍する若手演出家のバズ・ラーマンで、本作が長編デビュー作。製作はトリストラム・ミアール、エグゼクティヴ・プロデューサーはアントワネット・アルバート。ラーマン自身とクレイグ・ピアースによる舞台劇を基に、ラーマンとアンドリュー・ボーベルが脚色。撮影はスティーヴ・メイソン、音楽はデイヴィッド・ヒルシュフェルダーが担当。
1992年製作/オーストラリア
原題または英題:Strictly Ballroom
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1992年12月12日
ストーリー
社交ダンスの若きチャンピオン、スコット・ヘイスティング(ポール・マーキュリオ)は、ダンス連盟の規定を無視して、ダンス選手権地区大会で、自ら考案した新しいステップに挑戦する。観客たちの支持は得たが、連盟はそれを許さず、優勝はライバルの手に。パートナーのリズ(ジア・カリーズ)は去って行き、汎太平洋グランプリを勝ち取ろうというスコットの夢は危機を迎える。スコットは、まだ初心者だが目ざましい上達をして、彼にラテンステップを教えてくれたフラン(タラ・モーリス)を新しいパートナーに迎え、ラテンのダンスを取り入れた新しいステップを大会で披露して、観客たちの熱狂的な支持を得るが、連盟会長のバリー(ビル・ハンター)の横槍で音楽を止められてしまう。沈黙が場内を漂うが、父(バリー・オットー)が口火を切った手拍子が場内に広がり、その助けで2人は踊り始める。再び流れ始めた音楽に乗って、2人は踊り続けるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バズ・ラーマン
- 脚本
- バズ・ラーマン
- アンドリュー・ボーベル
- 原作
- バズ・ラーマン
- クレイグ・ピアース
- 製作総指揮
- アントワネット・アルバート
- 製作
- トリストラム・ミアール
- 撮影
- スティーヴ・メイソン
- 美術
- キャサリン・マーティン
- 音楽
- デビッド・ハーシュフェルダー
- 録音
- Ben Osmo
- 編集
- ジル・ビルコック
- 字幕
- 戸田奈津子
受賞歴
第51回 ゴールデングローブ賞(1994年)
ノミネート
最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル) |
---|
第45回 カンヌ国際映画祭(1992年)
出品
ある視点部門 | |
---|---|
出品作品 | バズ・ラーマン |