劇場公開日 1976年9月18日

タクシードライバーのレビュー・感想・評価

全186件中、61~80件目を表示

5.0再度観てみると、、

2022年6月24日
PCから投稿

一度目見たときは、なんだこのモヒカン!大統領を殺そうとして、女の子にちょっかいを出して、
勝手に人を殺して、、、、。と思ったのですが、再度見てみると、感想が全然違った。
人の不安定な部分、ベトナム戦争後の暗いアメリカが素晴らしいほどの完璧に描かれている。
やはり傑作。

ちなみに奥さんの不倫にブチギレているのは、監督のスコセッシ。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
abc_1

4.0現実か、幻想か

2022年4月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

興奮

エンディングは、いつもの冴えない4人組でくだらない話をしていて、髪がモヒカンからナチュラルに戻っている…。全ては社会への鬱憤が溜まったトラヴィスの夢物語だったのね。と思ったら違うか?バックミラーの視線は?解釈が難しい。ジョーカーの元ネタになったというのも頷ける

コメントする (0件)
共感した! 2件)
movie freaks

4.0ベトナム帰還兵がマンハッタンでヒーローを演じる夢想と実行の偶然の産物

2022年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「アリスの恋」のマーチン・スコシージ監督の最近作。夫の事故死を切っ掛けに子連れの放浪生活を送る女性を描いた活気ある演出タッチに好印象だったが、今度は何と沈んだムードに落ち着いて、静かに怒り平穏の中で燃えている事か。先ずこのスコシージ演出の個性と吸引力に驚く。

ベトナム戦争の後遺症で不眠症になった若い男トラヴィスが、ニューヨークのタクシー運転手の仕事に就く。映像は夜のニューヨーク、その様々な色彩のネオンサイン、暗く汚れた道路、派手な装飾を施したビルディング、そして自由気儘に生きる夜の群衆を捉え、トラヴィスに何かを起こさせようとする。そう感じさせるくらい、このニューヨークの夜の映像とトラヴィスの孤独が見事に対比されていた。その前に、大統領候補の選挙運動員のベッツィー(シビル・シェパード)に惹かれ、全く紳士的ではない粗野で強引な接近を試み、半ば強制的に交際を始めるところが面白い。その二人のデートにポルノ映画館を選ぶところで、このトラヴィスという男の女性に対する無知を明確に描写している。トラヴィスの生い立ちや戦争で何があったのか、そして何故ニューヨークに住むのかの説明なしでスパッと入って来た未知と謎の魅力。これも確かに映画的だ。
しかし、話が進むほどに謎が増幅し、トラヴィスの行動が解らなくなる。そこに生まれる緊張感がこれまでの映画の語り方とは違う。女性への関心から社会の退廃へ移り、幼いアイリスという売春婦に興味を持ち付き合い、相談相手になり御節介を焼くまでになる。(一つ理解不能だったのが、選挙の路上演説のところへモヒカン刈りのトラヴィスが現れて候補者を暗殺しようとするところ)そして肉体を鍛え上げ、銃を裸の身体に装着する格好に酔うナルシシズム。クライマックスはベトナム帰還兵をマンハッタンの悪の巣窟排除で活躍させ、瀕死の重傷を負いながら現代のヒーローと称える逆転劇にしてしまう。かつて憧れていたベッツィーを袖にするオマケつきだ。この自己満足な結末には驚いた。

ニューヨークの醜い一面を成敗する、ベトナム帰還兵の病的ながら正義感ある想いと、実行に移す衝撃的過激さを描いたスコシージ監督の力作だと思う。孤独な男の姿を強烈に映像に焼き付けた演出は見事と云いたい。ロバート・デ・ニーロの演技も素晴らしい。ただし、予測不可能なストーリーの面白さを最後まで味わっての最後に、作者(脚本・演出)の自惚れも一寸感じる。それを感じなかったらもっと絶賛した思う。

 1978年 5月18日  池袋文芸坐

この当時はスコセッシ監督の呼び方は、スコシージだった。今回そのままで敢えて再録しました。淀川長治さんの本の中にも、スターや監督へのインタビュウーで名前の発音を尋ねる場面があります。直接本人に確認すればいいだけの話ですが、昔はある意味いい加減でした。外国の監督にも俳優にも、日本表記が修正されたものが結構あります。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
Gustav

4.0何をやらかすのか目がくぎ付けに

2022年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 あのR・デ・ニーロが、細く、若いです。普通の人から狂気に変わるベトナム帰還兵を演じます。モヒカン頭に豹変し、拳銃数丁で無言のまま悪党を成敗する場面は、かなり衝撃的です。
 大統領候補を狙う意図はなんだったのか、選挙サポータのS・シェパードには当時こんないい役があったのか、J・フォスターはこれでオスカーか、H・カイテルは若い時も相変わらずクセモノか、とか、あちこちにいろいろありますが、何といってもデ・ニーロ氏が、一体次に何をやらかすのか目が釘付けになってしまう映画です。
 そんな強烈な演出のM・スコセッシ監督ですが、この映画を観るまでは監督の映画を意識してあまり観ていませんでした。この強烈さにしびれ、これまでの作品を拝見したくなります。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
yostakkaz

3.0昔の映画

2022年3月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

苦手な古い映画で、何度か中断しながらやっと観終えた。その当時はすごい作品だったんだろうな。あの少女がジョディフォスターということに途中で気付いた。内容的にはよく理解出来なかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
bigsuke

4.5【マーティン・スコセッシ監督がベトナム帰還兵に対する当時のアメリカ政府の処遇及び風潮に対し、強烈な怒りを叩きつけた作品。シニカルな、デ・ニーロスマイルが炸裂した作品でもある。】

2022年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、VOD

悲しい

知的

難しい

ー 若き娼婦アイリス(ジョディ・フォスター)の姿。ベトナム帰りのタクシー運転手・トラヴィス(ロバート・デニーロ)は自身の境遇も踏まえ、”この国はオカシイ”と思って行く様が、彼の狂気性を煽って行く過程と共に、見事に描かれている。-

◆感想

 ・ベトナム戦争で、命を懸けて戦って来た男、トラヴィスが久方ぶりに戻って来たアメリカ。だが、そこは腐りきった社会であった。
 - タクシー運転手になったトラヴィが乗せた数々の乗客の愚かしき姿。
   ある日、少女の娼婦・アイリスがトラヴィスのタクシーに逃げ込んでくるが、ポン引きに連れ戻されてしまう。ー

 ・トラヴィスが精神的に戦争のダメージを受けている事は、バランタイン上院議員の選挙事務所で働くベッツィー(シビル・シェパード)をデートに誘った際に、ポルノ映画館に連れていく事で、垣間見える。

 ・だが、彼の正義感は狂気性を帯びながらも、着実に遂行される。
 - 身体を鍛え、モヒカンになった彼が、バランタイン上院議員の演説会場に現れる姿。
  そして、アイリスがいる娼館での発砲シーン。-

<今作での、ヴァイオレンスシーンは観るのはキツイが、私は全面的に肯定する。
 何故ならば、トラヴィスの行為はベトナム戦争で多大なる犠牲を払った米国の下層階級及びベトナムの人民への鎮魂歌であると思ったからである。
 更に言えば、今作はロバート・デ・ニーロの万民を魅了する不可思議な笑顔(口角は上がっているが、冷たい目は笑っていない・・。)が印象的な作品である。
 今作は、マーティン・スコセッシ監督がベトナム帰還兵に対する当時のアメリカ政府の処遇及び堕落し切ったアメリカの風潮に対し、強烈な怒りを叩きつけた作品でもある。>

■その他
 ・30代後半、仕事で居住区の大都会で飲む機会が良く有った。
  終電がない事も多く、良くタクシーを利用させて頂いたが、同乗させた部下の言動でその人物の品性が良く分かった。
  特に、年配の運転手さんに対しての言葉遣い・・。
  人間の品性は、タクシーの中でも伺い知れる事を学んだモノである。

コメントする (0件)
共感した! 19件)
NOBU

4.5デニーロとフォスター

2022年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

タクシー運転手(ロバート・デ・ニーロ)は世の中に不満を持っていた。
あるきっかけから暴走するのだが・・・。
大人の美女はシビル・シェパード、美少女はジョディ・フォスターでとても魅力的。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
いやよセブン

4.0男気!

2022年1月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

観よう観ようとやっと観た映画。

平凡なタクシードライバーが振られたことによって変貌していくさまは、
正義の味方と思いながらもデ・ニーロさんのオーラは恐怖(・・;)

最後ヒーロー扱いされるとは想像つかなかった。
彼女も戻ってきたし一応ハッピーエンド(^_^;)

コメントする (0件)
共感した! 9件)
yuu

5.0振り上げた拳

2021年12月29日
スマートフォンから投稿

悲しい

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
傘

5.0名作は色褪せない。

2021年12月20日
iPhoneアプリから投稿

令和である今みても全く古臭く感じない。

タクシードライバーが好きという共通点だけで
盛り上がって男の子とご飯デートに行ったことある
くらいには好きな作品。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ユリ

5.0アンニュイなカタルシス

2021年12月7日
Androidアプリから投稿

予想よりも暗くは無いし、ドロドロもしていない。かと言って、明るくもカラッともしていないが、なぜか何度も観たくなる。

トラヴィスの勝手な思い込みが一途に見える錯覚によって、歪んだ形ながら報われる展開を産む。

少なくとも、同僚からは阻害されてないあたり、朝の来ない夜と止まない雨が彼のこれからを暗示していて切ない。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
K・M

2.0つまらないわけではないが…

2021年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

・主人公に対して共感性羞恥心が沸いてくる。

・内容と所要時間が釣り合わない。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
くそさいと

2.5ストーカーにも五分の魂ってこと?

2021年11月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ラストシーンはどう解釈すれば良いのか。ホントの話なら、いくら英雄好きのアメリカでも法治国家で無罪放免てことはないでしょうトンデモ映画じゃんとなるし、夢オチ的なものだとすると、もう少し手がかり残さんかい観客に放り投げ過ぎ、となりいずれにしても高評価はつけ難い印象。ともあれ、ニューシネマにありがちな「全ては社会のせい」みたいな姿勢は、近年起きるストーカー殺人や無差別殺人で犯人が語る動機と重なり合ってしまってあまり共感できない。終始流れる同じメロディも虚無感ばかり増幅させられて疲れてしまった。まあこれが70年代映画の味わい方なのかもしれないが。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
あっきゃん

4.0狂気と親近感

2021年10月22日
iPhoneアプリから投稿

なんだこいつやべーやつじゃん
あれ?このSNS社会で表面化してきた加害者像に近くないか?
44マグナムの威力をグロすぎない程度で伝えてきたのも粋だなと

コメントする (0件)
共感した! 1件)
TORAJIRO777

4.0ロバート・デ・ニーロは若い頃からすごい

2021年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この作品も社会の闇が描かれていました
狂気のロバート・デ・ニーロ作品としか知らず観ましたが内容はかなり濃いものでした
孤独が社会の闇に繋がっていく
振られた腹いせに見えるけどもっと深いところにある社会の問題
ストーカーからヒーローへ、そうなる事によって彼は立ち直ったのでしょうか
それともまたひねくれた復讐を企てているのか
とにかくロバート・デ・ニーロの演技はすごいの一言です

コメントする 1件)
共感した! 6件)
小町

5.0トラヴィスへの共感

2021年9月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

共感できない人間は幸せなのかもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
亮太郎

3.5社会に爪痕を残す芸術的な作品

2021年8月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

街を知り尽くすタクシードライバーという視点で社会の悪を排除していく。しかしそんなトラビスは正義か悪なのか。

冷静ながら狂気に満ち暴走していくロバート・デ・ニーロの演技はすごい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
もの語りたがり屋

4.0昔に観ていると思うがトム・スコットのサックスしか記憶がなく...。...

2021年8月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

昔に観ていると思うがトム・スコットのサックスしか記憶がなく...。
今見ても面白かった。ロバート・デニーロが素晴らしいのはもちろんだが、ジョディ・フォスターが13歳とは思えない妖艶な雰囲気で存在感を放っていた。いろいろといわく付きの映画ではあるが紛れもない名作。そしてトム・スコットのサックスは見事に映画を盛り立てていた。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Yoshi K

3.5またやらかすぞコイツ

2021年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
二茂

5.0いつかモヒカンにして会社に向かいそう

2021年6月22日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
あつし
PR U-NEXTで本編を観る