太陽が知っている

劇場公開日:2022年8月5日

解説・あらすじ

「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンとモーリス・ロネが再共演した心理サスペンス。

南仏サントロペの豪華な別荘でバカンスを楽しむジャン・ポールとマリアンヌ。そこへ、マリアンヌが招待したハリーと年頃の娘ペネロープがやって来る。ハリーはマリアンヌの元恋人で、ジャン・ポールは音楽業界の成功者である彼に劣等感を抱いていた。4人の男女の思惑は不穏に交錯していき、やがて事件が起きる。

ドロン扮するジャン・ポールの恋人マリアンヌを実生活でも婚約者だったロミー・シュナイダー、ロネ扮するハリーの娘ペネロープをジェーン・バーキンが演じた。監督は「ボルサリーノ」のジャック・ドレー。2015年にはルカ・グァダニーノ監督によって「胸騒ぎのシチリア」のタイトルでリメイクされた。「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」(2022年8月5~25日/Bunkamuraル・シネマ)上映作品。

1969年製作/123分/PG12/フランス
原題または英題:La Piscine
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2022年8月5日

その他の公開日:1969年4月26日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1969 SNC (Groupe M6)

映画レビュー

3.5 "ある事件" が起こるまでが映画の前半。 それまでの、のんびりした...

2025年8月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

"ある事件" が起こるまでが映画の前半。
それまでの、のんびりした前半をのんびりと楽しむ映画。「初見かなぁ」と思いながら観たが、植物で背中をペシペシするシーンで「かなり昔に観た」と思い出した。男女4人の微妙な関係を、暑く美しい別荘で淡々と見せる。
映画の後半は、決して "派手" で無い方向へ、、、、
原作小説がそうなのだろう。

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ナイン・わんわん

3.5 【ムッチャ地味な”太陽がいっぱい”カスタマイズバージョン。ラスト別荘の窓から犯罪者二人が、沈んだ顔を寄せ合って外を見るシーンもその後の暗澹たる未来を暗示するかの如き作品である。】

2025年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

■南フランスの別荘でバカンスを楽しんでいたジャン・ポール(アラン・ドロン)とマリアンヌ(ロミー・シュナイダー)。
 だが、マリアンヌが招待したハリー(モーリス・ロネ)と娘のペネロープ(ジェーン・バーキン)が超高級スポーツカーで現れ、男女4人の雰囲気は表面上は和気藹々だが、妖しい雰囲気に包まれる。
 ハリーはマリアンヌの元恋人で、ジャン・ポールは富豪のハリーに劣等感を抱いており、その美しい娘を複雑な表情で観ている。
 ペネロープも娘と紹介されるが、何故か笑顔を見せない。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・パトリシア・ハイスミスの「The Talented Mr.Ripley」を「太陽がいっぱい」と邦題を付けた人達のセンスが際立っており、且つ映画自体も若きアラン・ドロンの魅力に溢れており、彼が演じたリプリーが目的を果たし、”太陽が一杯だ・・。”と陽光降り注ぐ中、呟くシーンとニーノ・ロータの名劇伴により、「太陽がいっぱい」は大ヒットしたそうである。

・今作は、上記作品の地味バージョンに見えた作品である。アラン・ドロンは上記作品から8年が過ぎ、ややくたびれているし、設定も似ている。
 途中までは冗長感もあるが、ジャン・ポールが酔ったハリーに対し、鬱屈した想いをプールに叩き落とすシーンから、ドロドロ感が出て来て良いのである。
 プールから這い上がろうとするハリーを何度も執拗にプールに落とし、果ては頭を掴んで水中に沈め溺死させるシーンは、ナカナカである。

・ペネロープを演じた若きジェーン・バーキンのアンニュイな雰囲気も良く、彼女は父が”事故死”したのに、涙も見せない。本当に娘なのだろうか・・。

<そして、レヴェック刑事(ポール・クローシェ)が事故死を怪しむ中、マリアンヌはジャン・ポールの犯罪と見抜き、彼も否定しないが、マリアンヌはその事を警察には告げずに巴里に帰る準備をするのである。
 但し、ジャン・ポールと一緒にではなく、自分は列車で帰ると言って・・。
 ラスト、二人が別荘の窓から沈んだ顔を寄せ合って外を見るシーンも、二人のその後の暗澹たる未来を暗示するかの如き作品である。>

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NOBU

3.0 二番煎じ  初めて見た作品かな、覚えて無い

2024年7月31日
iPhoneアプリから投稿

内容は殆どなし。ドロンととロミーシュナイダー、若き頃のジェーンバーキン出演。

太陽がいっぱいを似合わす脚本も一部あり、内容ないながらドロンはいつも輝いている。

確か二人は付き合ってたんだよね。それと娘役バーキンでなくても誰でもよかった役。

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ken

3.5 男っぷりが際立ってるアランドロン

2024年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アランドロン扮するジャンポールは、ロミーシュナイダー扮する恋人マリアンヌとともにプールで泳ぎながら過ごしていた。

アランドロンとロミーシュナイダーは実生活でも婚約者だったそうな。アランドロンの男っぷりが際立ってるね。海パン姿がほとんどだったね。

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重