「優秀な娯楽アクション」ダイ・ハード Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
優秀な娯楽アクション
総合:90点
ストーリー: 90
キャスト: 90
演出: 95
ビジュアル: 75
音楽: 75
アクション映画の優秀作。その後多数のシリーズ物が作られた。しかしシリーズ物は第一作が一番いいことが多いと思うが、これもその1つ。
正義の味方というにはやたらと人間臭いブルース・ウイリス演じるジョン・マクレーンに加えて、冷静で平気で嘘つく悪賢いリーダーのハンスや冗談を言いながら軽い態度で着々と計画を進める部下のテオをはじめとしてテロリストたちも一癖あるやつらで、それぞれが良いキャラクター付けを与えられている。罪悪感など感じている様子もない彼らだからこそ憎たらしくて倒しがいがあるというもの。そして彼らの息つく暇もないアクションの連続でまったく退屈しない。
サブマシンガン撃ちまくられても爆発物仕掛けられても高いところから飛び降りてもしぶとい主人公は不死身。そんなことされれば普通何度も死ぬだろうと思っても、映画の題名がダイハード(なかなか死なない)なのだからと思うと許せてしまう。
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