タイタニック(1997)

劇場公開日:

解説

北大西洋上で氷山に衝突し、20世紀最大の海難事故となった豪華客船タイタニック号の悲劇を、ラヴ・ストーリーの要素を交じえて描いたスペクタクル超大作。ほぼ原寸大に再現されたタイタニック号をはじめ、総製作費2億ドルという巨費を投じたゴージャスな雰囲気が見どころ。監督・脚本は「ターミネーター2」「トゥルーライズ」のジェームズ・キャメロン。SFXはキャメロン自身が設立した特撮工房のデジタル・ドメインがあたった。製作はキャメロンと「トゥルーライズ」のジョン・ランドー。製作総指揮のレイ・サンチーニ、撮影のラッセル・カーペンター、美術のピーター・ラモント、編集(キャメロンも参加)のコンラッド・バフ(「ダンテズ・ピーク」)とリチャード・A・ハリス、特殊効果コーディネーターのトーマス・L・フィッシャーは「トゥルーライズ」に続いての参加。共同製作はアル・ギディングス、グラント・ヒル、シャロン・マン。音楽は「身代金」「デビル」のジェームズ・ホーナー。衣裳は「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のデボラ・L・スコット。スタント・コーディネーターは「ゴールデンアイ」のサイモン・クレーン。海洋部門コーディネーターは「ウォーターワールド」のランス・ジュリアン。主演は「ロミオ&ジュリエット」のレオナルド・ディカプリオと「日蔭のふたり」のケイト・ウィンスレット。共演は「トゥルーライズ」のビル・パクストン、「真夏の出来事」のビリー・ゼーン、「悪魔のような女」のキャシー・ベイツ、「許されざる者」のフランシス・フィッシャー、「ユージュアル・サスペクツ」のスージー・エイミス、「ファースト・ワイフ・クラブ」のヴィクター・ガーバー、「ゴースト&ダークネス」のバーナード・ヒル、「アナコンダ」のジョナサン・ハイド、「マウス・オブ・マッドネス」のデイヴィッド・ワーナー、「透明人間」(33)の老女優グロリア・スチュワートほか。

1997年製作/189分/アメリカ
原題または英題:Titanic
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1997年12月20日

あらすじ

現代。1500人の乗客とともに北大西洋3773メートルの深海に眠るタイタニック号の引き上げ作業が行われていた。作業を指揮しているのは行方不明となった宝石「碧洋のハート」を発見し、一攫千金を狙うラベット(ビル・パクストン)。船内の金庫から見つかったのは、若い女性を描いた一枚の絵だけだった。その女性の裸の胸に身につけていたのが「碧洋のハート」。この模様をテレビで見た100歳の女性ローズ・カルバート(グロリア・スチュアート)が孫娘のリジー(スージー・エイミス)とともにラベットに会いに来る。彼女はタイタニック号事故の生存者で、問題の絵のモデルだという。悲劇の航海の模様が、ローズの口から語られていく。1912年。イギリスのサウサンプトン港から処女航海に出ようとするタイタニック号に、賭けで勝ってチケットを手に入れて三等に乗り込んだ画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)がいた。17歳のローズ(ケイト・ウィンスレット)は上流階級のアメリカ人で、大資産家で婚約者のキャル(ビリー・ゼーン)、ローズの結婚を強引に決めた母親ルース(フランシス・フィッシャー)、コロラドの富豪夫人モリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)と一緒に一等船室に乗る。ローズがキャルとの婚約に疑問を挟んで、船の舳先から飛び降りようとしたのを助けたのがジャックだった。ジャックはローズの家族から食事の招待を受け、上流階級の生活を垣間見る。同時に二人は激しい恋に落ちた。4月14日、ローズは家族から逃れてジャックと二人だけで過ごし、ジャックはローズをモデルにデッサン画を描く。その後追手から逃れながら船の中で二人は結ばれた。ローズの心が自分から離れたのを知ったキャルは、ジャックに「碧洋のハート」を盗んだと濡れ衣を着せ、彼に手錠をかけて船室に閉じこめる。深夜、船は氷山に船体を傷つけられ、停止する。浸水が始まり、沈没が確実となり、救命ボートが降ろされるが、ボートは全乗客分はなかった。女と子供が優先してボートに乗せられるが、ローズは船底のジャック救出を優先し、結局ジャックや多くの乗客、乗員とともに最後まで船に取り残される。船は沈み多くの乗客が海に投げ出された。二人は船の残骸の木切れにつかまったまま冷たい海の中、救出を待つ。しばらくして救助のためボートが戻ってきたが、既にジャックは凍死していた。ローズは最後の力を振絞り救助を求めた。ルース、モリー、キャル、タイタニック号を建造したホワイト・スター・ライン社の社長J・ブルース・イスメイ(ジョナサン・ハイド)は助かったが、船長のE・J・スミス(バーナード・ヒル)、設計者トーマス・アンドリュース(ヴィクター・ガーバー)らは海に消えた。現代。老いたローズはラベットには言わずに隠し持っていた「碧洋のハート」を海に沈める。彼女の心はあの絢爛なタイタニックの船内に戻り、再会した二人を船員と乗客たちが祝福するのだった…。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第70回 アカデミー賞(1998年)

受賞

作品賞  
監督賞 ジェームズ・キャメロン
撮影賞 ラッセル・カーペンター
編集賞 コンラッド・バフ ジェームズ・キャメロン リチャード・A・ハリス
作曲賞(ドラマ) ジェームズ・ホーナー
衣装デザイン賞 デボラ・L・スコット
美術賞  
視覚効果賞  
音響賞  
音響効果編集賞  
主題歌賞

ノミネート

主演女優賞 ケイト・ウィンスレット
助演女優賞 グロリア・スチュアート
メイクアップ賞  

第55回 ゴールデングローブ賞(1998年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀監督賞 ジェームズ・キャメロン
最優秀作曲賞 ジェームズ・ホーナー
最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) レオナルド・ディカプリオ
最優秀主演女優賞(ドラマ) ケイト・ウィンスレット
最優秀助演女優賞 グロリア・スチュアート
最優秀脚本賞 ジェームズ・キャメロン
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映画レビュー

2.0こういうのが話題作なのか

2023年2月18日
スマートフォンから投稿

若い頃、話題作だったので期待して映画館に観に行きました。曲はすごく良かったです。しかしながら、話自体は火遊びっぽくてあまり自分には刺さりませんでした。
船の沈む所は、息苦しくなり、映画館から出たくなりました。

コメントする 8件)
共感した! 5件)
ホビット

5.0タイタニックの凄さを、どう言語化するのか問題

2025年3月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

この作品が凄い映画なのは、誰でも知っているが、
「その凄さをどう言語化するのか問題」は、まだ検討の余地がある。
タイタニックの凄さ、それは私が思うに、
「セクシー映画の邦題に『パイパニック』が誕生するぐらいの凄さ」
に集約されていると思う。

『タイタニック』も凄かったが、『パイパニック』も、どえらいインパクトだった。
我々オジサン世代の脳裏に、一生こびりついて離れない、
忘れないであろう、このパロディタイトル。

当時学生だった我々は、目を輝かせながら、これをイジリまくった。
夕暮れの船首にローズが羽ばたく、あの名シーンの模倣遊びをする時は、
必ずジャック役はローズ役の胸を、モミモミしなければならない。

不文律の誕生であり、暗黙の了解、という大人達のルールを、
我々はパイパニック、もとい、タイタニックから学んだのだ。

正直、私はパイパニックを観たことは無いが、
パイパニックを妄想する上でタイタニックは、
必要不可欠な教科書であり、本家は何度も観た。

そして、これはかなり重要な指摘になるが、
本家のローズ、つまり、ケイン・ウィンスレットは、
なかなかの豊満ムチムチボディで、魅惑の乳房の持ち主で、
その存在自体が、まさに、パイパニックそのものだったのだ!!!

ぶっちゃけ、40〜50代のオジサン世代で、
のちに、ムチムチ異性に魅了されてしまったオジサンの65%は、
ケイン・ウィンスレットに調教されているという、調査報告もある(嘘)。

いずれにしても、タイタニックの凄さは、パイパニックが形成している説は、
あながち間違いではないだろう。

王道の恋愛映画であり、
王道の青春映画であり、
王道のパニックアクション映画であり、
あっという間の3時間であり、
鑑賞して90分に差し掛かると、そろそろだな、、、
と胸が高鳴り、ラストの回想シーンから現在シーンに戻る時には、
出演者らと同じように、観客や視聴者も号泣しているのだ。

面白い映画ってこういう事なんですよ〜と教えられ、
そして思い知らされ、下手に異論を唱えようものなら、

「はいはい、逆張りご苦労さん」

と嘲笑われる覚悟も必要。
だって、面白くないわけないんだから。
人間だったら面白くないわけがない。

でも、有名過ぎるから、映画のマイベスト10に入れるには、ちょっと恥ずかしい。
だから「殿堂入り」という逃げ道を用意したくなる。

そういう不朽の名作だと思う。

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ソビエト蓮舫

5.0誰もが知る大傑作映画。

2025年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

萌える

観たことがなくても名前は知っているであろう映画。

ジェームズ・キャメロン監督が、実際に起きたタイタニック号沈没を元に、創作を加えて脚本を書き、時代考証を重ねて、拘り抜いて制作したあまりに、とんでもない額の制作費となり、上演時間にも拘り完成した、超大傑作映画。

公開当時の1997年、映画館で鑑賞しました。
圧倒的な映像とスケール感、全てが美しい豪華客船と登場人物達、もの凄い迫力と悲劇、出来過ぎな位の結末。
もう、お腹いっぱい胸いっぱい、茫然自失でした。

今回は、あれから30年近く経っているし、自室のテレビ画面で鑑賞だから、気楽に楽しもうと思い、鑑賞しました。

いやいや、とんでも無かったです。
やっぱり超大傑作は変わらないです。
美しかった、面白かった、凄かった。

レオナルド・ディカプリオ、上手い。
ケイト・ウィンスレット、美しい。
衣装がどれも素敵。
配役が最高。
とにかく映像が美しい。
豪華客船が本当に豪華。
極限状態の人間模様。
沈没の迫力と悲惨な情景。

名曲の流れるエンドロールを眺めながら、凄いと呟いてしまいました。

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naomi

5.0主題歌と十字ポーズしか知らなかったけど見てよかった

2025年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

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わか

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