ターボ・クラッシュ

劇場公開日:

解説

スピードに賭ける若者たちの破天荒なレースぶりと彼らを脱落させようと狙う組織とのやりとりを描くアクション映画。製作はジョヴァンニ・ディ・クレメンテ、監督は「惑星からの侵略」のアンソニー・ドーソン。マルコ・トゥリオ・ジョルダーナの原作を基にマッシモ・デ・リタが脚色。撮影はハンス・ブルマン、音楽はマリオ&ジョシー・カプチーノ、美術はクラウディオ・チニーニ、編集はジョルジョ・セッラロンガが各々担当。出演はジョーイ・トラボルタ、アナ・オブレゴン、ジョン・スタイナー、ビットリオ・メッゾジョルノなど。

1981年製作/イタリア
原題または英題:Car Crash
配給:松竹=富士映画
劇場公開日:1981年12月5日

ストーリー

ストックカー・レーサーのポール(ジョーイ・トラボルタ)は、相棒のメカニック、ニック(ジョン・スタイナー)と共に、各地のレースを総ナメにしている無敵のスピード狂だ。しかし、カリフォルニアのレースで、その土地の顔役ロンスキー(ビットリオ・メッゾジョルノ)が大損し、八百長を断ったポール達に仕返しをしようと企んでいた。ロンスキーは、西部最大のデモリション・ダービーであるインペリアル・レースを数日後に控え、自分の呼び寄せたアルというレーサーに優勝させて賭金を稼ぐため、ポールに出場を止めさせようというのだ。彼の手下にレース・カーを破壊された二人は、メキシコで性能のよいレース・カーを手に入れた。たび重なるロンスキー一派の襲撃の合間、ポールは、とあるスタンドでジャニス(アナ・オブレゴン)という民芸品収集家と知り合う。翌日、殺し屋にジャニスが狙われたことから彼女も共に旅することになった。彼らは、アカプルコの大金持ちの収集家カービーを訪れた。カービーはジャニスがロンスキーの手下であることを見破るが、彼女の持っていた石像を壊している間に殺し屋たちがやってきて、その場は大混乱。どさくさにまぎれてジャニスは本物の像を持ってその場を逃げた。三人は再びアメリカへと出発。数度の危機を突破してカリフォルニアに戻った彼らだが車はガタガタ。レースまで一日しかない。しかし、ジャニスがカービーから盗んだ石像を、レース見物の目的で来ていたカービーに売り戻し、その金で車は整備されレースに間に合った。レースが遂に開始され、次々に他の車が脱落してゆく中、ポールとアルだけが残り激しく接戦が展開される。とうとうアルの車を大破して優勝したポールは20万ドルの賞金を手にし、今はポールの味方になっていたジャニスと抱き合うのだった。

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