セント・オブ・ウーマン 夢の香りのレビュー・感想・評価
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タイトルが秀逸!
なんと言ってもアルパチーノ
人にオススメされて観たのだけど、
僕的にはそこまで面白いとは思えなかった。
主人公の直面してる問題が地味だったからかな?
振る舞い方でどうにでもなりそうなので、
ラストもぶっちゃけ感動しなかった。
ただ、アルパチーノは誰が観ても凄い。
視力を失って自暴自棄な人生を諦めてる男なのに、
普通ならボソボソ喋る静かな嫌なヤツという演出を
しそうなところを、
声だけはやたら張りがあるという演技にまず驚いた。
というか怖かった。
自分勝手で人を傷つける事を何とも思ってない人かと
思いきや、実は人生を終わらせたいと思うほどに
傷ついてたり、そう思いきやタンゴを踊れるは
鼻はやたら効いて女好き、主人公の良き人生の先生
にもなってくれるし、
とキャラ造形が深みがあって素晴らしかった。
足が絡まっても踊り続け人生を僕も歩みたいと
思えました。
それにしてもフィリップシーモアホフマンは
若い時から変人。
1人だけ異様な空気をまとってました。
完璧
華やかな女優陣が競演する恋の話と思ってました。まさかの男の友情物語...
疾走するフェラーリ
アルパチーノです。
タンゴを踊ります。
画面からフレグランス、香ります。
お洒落度でこれを超える映画を、僕は知りません。
そして思うのは
守るべき人ができると人間はかくも強く成長できるのか、ということ。フランクとチャーリーはお互いにかけがえのないバディーとなり、そして再び別々の人生へと旅立つ。
もしも、もしも学校でのあの演説が失敗に終わったとしても、愛し愛された出逢いの事件は彼らをずっと励まし続ける宝の日々となるだろう。
・・・・・・・
追記 2025.2.3.
ラインナップ
①客室乗務員がつけていたのは「FROLIS/フローリス」。
②義理の姉はゲランの「MITSOUKO/ミツコ」。
③タンゴを躍ったドナは「オグリビー シスターズ」の石鹸。
二人のバックに流れるタンゴはカルロス・ガルデルの優雅な名曲「Por Una CabezⅪa (首の差で) 」。
そしてラスト
④高校の女教師にCARONの「フルール ド ロカイユ」=”岸辺の花”。
あの珠玉のタンゴのシーンは、YouTubeでその部分だけを切り取って観る事が出来ます。
いい映画だなあ
こう言う映画が作れる国だったんだけど
アル・パチーノの、決して老人では無い迫力!
まだまだ色気も、山っ気も溢れているのに
盲目になってしまったが故に
退役しなければならなかった身を持て余す哀しみや、悔しさが
彼をココまで頑固者にしてしまっている事が
観ているうちに伝わって来る。
アル・パチーノが主演男優賞でアカデミーを取ってしまったから
彼の演技が絶賛されるけど
「中佐」の「盲導犬」であり、「息子」であり、
「若い友」となるクリス・オドネルも誠実ないい演技だったと思う。
善き人、良き人生とは?生き方に迷う時、
何のために生きてるのか答えが見つからない時、
ぜひ観て欲しいと思う。
に、しても最近はアメリカ映画と言うと、
どうもスーパーヒーローモノやド派手なスペクタクルモノしか
買い付けられていない事が心配。
この映画のような派手では無いけど
しっかりした人間ドラマも多数作れる国だったはずなのに、
どうしても日本では、それでは客が入らないらしい。
こんな骨太な人間ドラマをリアルタイムでちゃんと評価出来る
良き観客でいたいと思う。
アル・パチーノ 色っぽい
午前十時の映画祭8
いい映画ですね。 何よりアル・パチーノ。彼無しにはこの映画は成り立...
無理に取って付けたような趣旨だとも…
超絶品
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