SPACE JAM
劇場公開日:1997年4月26日
解説
NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンとアニメの人気者バッグス・バニーら“ルーニー・テューンズ”の面々が、一致団結してバスケットボールの試合に臨むというファンタジー・コメディ。アニメと実写の合成による、両者の“共演”が見もの。監督はジョーダンが出演したCMを手掛け、全世界にナイキ・ブームを起こしたCM演出家ジョー・ピトカで、劇場用映画は「のるかそるか」に続いて2本目。脚本は「サンタクローズ」や、実写とアニメを合成した「秘密兵器リンペット」のレオ・ベンヴェヌーティ&スティーヴ・ラドニック組と、「ツインズ」「キンダガートン・コップ」のティモシー・ハリス&ハーシェル・ワイングロッド組の共同。製作は「ジュニア」のアイヴァン・ライトマン、ジョー・メジャック、ダニエル・ゴールドバーグのトリオ。撮影は「真実の行方」のマイケル・チャップマン。音楽は「恋の闇 愛の光」のジェームズ・ニュートン・ハワードがスコアを書き、ヒップホップ系アーティストの挿入曲が全編に流れる。アニメーション・パートの監督は「ロジャー・ラビット」にも参加したブルース・スミスとトニー・セルヴォーン。出演は、自分自身の役で登場するマイケル・ジョーダンをはじめ、「誘う女」のウェイン・ナイト、「ガール6」のテレサ・ランドル、「小さな贈りもの」のビル・マーレイのほか、現役NBAブレイヤーが続々登場。また、声の出演で「マーズ・アタック!」の俳優ダニー・デヴィートが参加している。
1996年製作/87分/アメリカ
原題または英題:Space Jam
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1997年4月26日
ストーリー
宇宙の果てのアミューズメント・パークでは、重役のスワックハンマー(声/ダニー・デヴィート)が不人気による閉園の危機を回避するため、バッグス・バニーをはじめとする地球のアイドル“ルーニー・テューンズ”を誘拐して見せ物小屋を作ることを計画。その頃、地球では世界的なスーパースター、マイケル・ジョーダン(本人)がバスケットボールを引退して野球選手になることを宣言、スポーツ界に大混乱を巻き起こしていた。彼はマイナー・リーグのミンガム・バロンズに入団したが、成績は全く振るわない。おまけにチームの宣伝担当のポドラック(ウェイン・ナイト)が世話をするために常につきまとい、彼のイライラは募る一方だ。一方、宇宙から来た“ナードラックス”の5人は、ルーニー・テューンズを誘拐するが、バックスの提案でバスケットボールの試合で勝負をつけることに。ところが、ナードラックスたちはNBAのトップ選手たちの能力を吸い取り、2メートルを超す長身プレイヤー集団“モンスターズ”に変身。このままでは負けてしまい、宇宙の果てのテーマパークで永遠に働き続けなければならない。バッグスはゴルフ中のジョーダンをアニメの世界に誘い込み、協力を要請。これを快諾したジョーダン率いるテューンズとモンスターズの試合が始まった。モンスターズの猛攻にテューンズの運命も風前の灯火。だが、助っ人を買って出たビル・マーレイ(本人)の奮戦もあって、ジョーダンはここぞと大活躍、ついに勝利をもぎ取った。やがて元の世界に戻ったジョーダンは、NBAの世界に復帰した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョー・ピトカ
- アニメーション監督
- ブルース・スミス
- トニー・セルヴォーン
- 脚本
- レオ・ベンベヌーティ
- スティーブ・ルドニック
- ティモシー・ハリス
- ハーシェル・ワイングロッド
- エグゼクティブプロデューサー
- デイヴィッド・フォーク
- ケン・ロス
- 製作
- アイバン・ライトマン
- ジョー・メジャック
- ダニエル・ゴールドバーグ
- アニメーション・プロデューサー
- ロン・ティップ
- 撮影
- マイケル・チャップマン
- 美術
- ジェフリー・カークランド
- アニメーション美術監督
- ビル・パーキンス
- 音楽
- ジェームズ・ニュートン・ハワード
- 編集
- シェルドン・カーン
- 視覚効果監修
- エド・ジョーンズ
- 字幕
- 石田泰子