スター誕生(1976)
劇場公開日:1977年3月12日
解説
トップ歌手を夢見る女性がその座を得、ロック界のスーパースターとの悲劇の愛を描いたリメイク作品。77年ゴールデン・グローブ賞最優秀作品賞、主演女優賞、主演男優賞、作曲賞、主題歌賞を受賞。製作総指揮はバーブラ・ストライサンド、製作はジョン・ピータース、監督は「狼たちの午後」の脚本家でこれがデビューのフランク・R・ピアソン、脚本はジョン・グレゴリー・ダン、ジョーン・ディディオン、フランク・R・ピアソン、音楽及びライブ・レコーディング製作はフィル・ラモン、音楽監修はポール・ウィリアムス、舞踊振付はデイヴィッド・ウィンタース、撮影はロバート・サーティースが各々担当。出演はバーブラ・ストライサンド、クリス・クリストファーソン、ゲイリー・ビジーなど。
1976年製作/アメリカ
原題または英題:A Star is Born
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1977年3月12日
ストーリー
ジョン(クリス・クリストファーソン)は、ロック界のスーパースター。最近うまくいかない彼は、安クラブでエスター(バーブラ・ストライサンド)のすばらしいステージを発見する。翌日、ジョンはコンサートで酔いどれメチャメチャにしてしまい、傷を負い、エスターとははぐれ、財政的危機にも追い込まれてしまった。公演のキャンセルは続き、あの公演の損害賠償をと、関係者はジョンの邸に集まる。そこへ放送局がヘリコプターよりインタビューを求めるが、怒ったジョンは発砲してしまった。後日謝罪に局を訪れたジョンは、エスターと再会する。家財道具も何もないジョンの邸で、愛を確認し合う2人。ジョンは彼女のために曲を作る。そしてある日、ジョンは自分のコンサートで、観客に彼女を紹介し、コンサートは大成功。マスコミは連日、彼女を追い、レコードは売れ、全国巡演も決定した。2人は結婚する。グラミー賞発表の日が来た。受賞するエスター。今や2人の人気は逆転していた。式のステージに酔ったジョンが上がり、彼女をほめたたえ、自分を卑下する。今や大スターのエスターにとってジョンは邪魔な存在だ。人々はそういい、ジョンは気づくが、エスターはわからない。2人は愛し合っているのだ。ある日、ジョンはフェラーリに乗って死ぬ。自殺? そして数日後彼を追悼するコンサートが催され、偉大な歌手ジョンの死を一流ロック・グループが惜しんだ。静かにイントロが流れ、悲しみからまだ立ち上がれないエスターの歌が流れてくる。愛しいジョンのあの想い出の歌が、今満員の聴衆の中にも大きくひろがっていった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フランク・R・ピアソン
- 脚本
- ジョン・グレゴリー・ダン
- ジョーン・ディディオン
- フランク・R・ピアソン
- 原作
- ウィリアム・A・ウェルマン
- ロバート・カーソン
- 製作総指揮
- バーブラ・ストライサンド
- 製作
- ジョン・ピータース
- 撮影
- ロバート・サーティース
- 美術
- ウィリアム・ハイニー・Jr.
- 音楽
- フィル・ラモン
- ロジャー・ウォーターズ
- 音楽監修
- ポール・ウィリアムズ
- 振り付け
- デビッド・ウィンターズ
- 字幕
- 高瀬鎮夫
受賞歴
第34回 ゴールデングローブ賞(1977年)
受賞
最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル) | |
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最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) | クリス・クリストファーソン |
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) | バーブラ・ストライサンド |
最優秀作曲賞 | ポール・ウィリアムズ |
最優秀主題歌賞 |
ノミネート
最優秀作曲賞 | ケニー・アスチャー |
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