「伝説はここから始まった!💫✨リアルタイムに映画館で鑑賞した人の意見が聞きたーい!」スター・ウォーズ たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
伝説はここから始まった!💫✨リアルタイムに映画館で鑑賞した人の意見が聞きたーい!
“光“と“闇“のバランスを巡る壮大なスペースオペラ『スター・ウォーズ』シリーズの第1作にして、銀河系を支配する帝国軍に対抗すべく立ち上がったルーク・スカイウォーカーとその仲間たちの活躍を描く「オリジナル・トリロジー」の第1作。
遠い昔、遥か彼方の銀河系で…。
銀河帝国が保有する巨大宇宙要塞「デス・スター」の設計図を盗み出す事に成功した反乱軍。しかし、指導者のひとりレイア姫が“シスの暗黒卿“ダース・ベイダーに捕えられてしまう。レイアは捕えられる直前、オビ=ワン・ケノービという人物へ渡す様、ドロイドのR2-D2にその設計図を託す。
R2は相棒のC-3POと共にオビ=ワンの住むという砂の惑星「タトゥイーン」へとたどり着く。そして、パイロットを夢見る青年、ルーク・スカイウォーカーもまたその星で養父母と共に暮らしていた…。
監督/脚本/製作総指揮は『THX-1138』『アメリカン・グラフィティ』の、巨匠ジョージ・ルーカス。
銀河をさすらうアウトロー、ハン・ソロを演じるのは『アメリカン・グラフィティ』『カンバセーション…盗聴…』の、レジェンド俳優ハリソン・フォード。
主人公ルーク・スカイウォーカーを演じるのはマーク・ハミル。当時はまだ駆け出しの俳優だった。
音楽は『タワーリング・インフェルノ』の、巨匠ジョン・ウィリアムズ。
👑受賞歴👑
第50回 アカデミー賞…美術賞、音響賞、作曲賞、編集賞、視覚効果賞、衣装デザイン賞、音響編集賞!✨✨✨✨✨✨
第35回 ゴールデングローブ賞…作曲賞!
第3回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…作品賞、作曲賞!✨
ジャーンジャーンジャジャジャジャーンジャンジャジャジャジャージャンジャジャジャジャーンジャン🎼♪♪という訳で、言わずと知れた永遠の名作『スター・ウォーズ』を観ていきます。
この第1作(第4作?)は以前に鑑賞済み。ただ久しぶりの鑑賞なので、こんな話だったっけ?というところが結構ありました。今回は吹き替え版をチョイス。
まず言いたいのが、恐るべきビジュアル面の先進性。
今でこそ当たり前に受け入れられているが、この宇宙船やドロイド、クリーチャーのデザインが後世に与えた影響は凄まじい。ストームトルーパーやミレニアム・ファルコン号なんて今見てもカッコいいっすもんね。何十年時代を先取りしてんだっ!?
砂漠の惑星タトゥイーンや、デス・スターの内部の描写も凄く良い。本当にこんな星や基地がどこかにあるのではないかと思わせる、絶妙なリアリティのある世界観こそ本作最大の見どころなのかも知れません。
オープニングで流れるメインテーマを聞いただけで全人類のテンションがブチ上がるというのもこれまた凄い!
音楽とデザインだけでもうこの映画の勝ちは決まった様なもの。こんなんもう白旗を揚げるしかないですやん。はい降参降参🏳️
魅力的なキャラクターは多数登場しますが、やはり一番良いのはハン・ソロ!信じるのは金とチューバッカとミレニアム・ファルコン号だけの、銀河を流離うアウトローという設定が男心をくすぐります!ハリソン・フォードのギラついた感じがキャラクターにマッチしていて、いやーカッコいい🎉
しかし、改めて考えるてみるとこの映画の構造の歪さもまた凄いですよね。1作目にもかかわらず物語の途中からポンっと始まってるんだもん。
いきなりわけのわからない世界観を文章で説明されて、なんとなく悪そうな見た目をした軍団が味方っぽい軍隊を襲うところから始まるわけだから、リアルタイムで観ていた観客はポカンとしたのでは?
だれが主役かも最初はよくわからないし。やっぱ変な映画だわこれ。
そもそもフォースって何だ?最後まで観ても結局よくわからんぞ?
今回の再鑑賞で驚いたのは、全然ライトセーバーが活躍しないという点。主人公が最後までほとんど伝説の武器を振るわないなんて、今の映画じゃ絶対にあり得ない。クライマックスくらいはベイダーとルークのライトセーバー戦が観たいと、当時の観客は思わなかったのだろうか?
唯一のライトセーバー戦はオビワン対ベイダーなのですが、この緊張感の無さっ💦この剣戟は当時の基準からしても相当しょぼいような気がします。
クライマックスのデス・スター戦もいまいち盛り上がりに欠ける。
という訳で、映画のシナリオ自体は正直そこまで褒められたものではないと思う。やはり本作はヴィジュアルや音楽など、直接的なインパクトで魅せる作品なのですね。
その後エンタメをガラリと変えた、世界最大のカルト映画。普段はSFなんて観ないという人でも、これだけは観ておいた方が良いんじゃない?
※2011年 ブルーレイ・ディスク版で鑑賞。『スター・ウォーズ』はバージョンが色々ありすぎて訳わからん…。
『特別編』の頁に書き込むべきか迷いましたが、とりあえずこちらに書いておきます。
共感ありがとうございます。本作最後のデススター戦のXwingは現在の究極のCGI技術と比べるとスピードやトーンがかなり落ちて見えますが、当時としては画期的なスピードと自由で複雑な動きに初見時は心臓が止まる程の衝撃と感動を受けました。ILMの課題はスピード感のある画面を創造する事でありそれはPCの日進月歩で進化するCPUの処理速度向上とメモリ容量の巨大化とのイタチごっこだったと言われてます。