ジョニーは戦場へ行った

劇場公開日:

ジョニーは戦場へ行った

解説・あらすじ

「ローマの休日」「スパルタカス」などの名脚本家ダルトン・トランボが、自身の反戦小説を原作に、1971年に自ら監督・脚本を兼ねて映画化。第1次世界大戦で身体のほぼすべての身体機能を失った青年兵士の視点から、戦争の本質や非人間性を浮き彫りにした。

第1次世界大戦下のヨーロッパ戦線に出征したアメリカ人兵士ジョーは、砲弾を受けて目、鼻、口、耳を失い、運び込まれた病院で両腕と両脚も切断されてしまう。首と頭はわずかに動き、皮膚感覚だけが残った彼は、姓名不詳の「407号」と呼ばれることになる。鎮痛剤を打たれ意識が朦朧とするなか、出征前に最愛の恋人カリーンと過ごした一夜や、釣り好きだった父との日々を回想するジョーだったが……。

「ラスト・ショー」のティモシー・ボトムズが主演を務め、「M★A★S★H マッシュ」のドナルド・サザーランド、「大統領の陰謀」のジェイソン・ロバーズ、「塵に咲く花」のマーシャ・ハントが共演。1971年・第24回カンヌ国際映画祭にて審査員特別グランプリ、国際映画批評家連盟賞などを受賞。2025年、終戦80年企画として4K版でリバイバル公開。

1971年製作/112分/G/アメリカ
原題または英題:Johnny Got His Gun
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2025年8月1日

その他の公開日:1973年4月7日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第24回 カンヌ国際映画祭(1971年)

受賞

審査員特別グランプリ ダルトン・トランボ
国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞 ダルトン・トランボ

出品

出品作品 ダルトン・トランボ
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映画レビュー

4.0トラウマ映画と聞いて見てみれば

2020年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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猿田猿太郎

2.52度観たくない内容

2025年2月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

秀作なのか問題作なのかはしらないけど観ていても
決して気持ち良くない内容である。

監督は直視しろと脅迫しているような感じすらする。
もちろん戦争はよくないのだけどそれでもメッセージは映画と別だと感じる。小説のほうがまだいいのかもしれない。

実在の話のことか気になって調べてみたけどかなり
違うみたいだ。しかし失明したり両手両足切断なんてたくさんあったし現代も存在している。

同意の上安楽死させないと問題だろ。これ。

強烈だったけどでもなぜこのような映画が現実的には無力なのかなと思うけど。

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四葩

3.5重苦しい内容に白黒シーンがさらに輪を掛ける

2024年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

確かに重い反戦映画だと思う。
ジョニーには他に生きたかった人生があったはず。

戦争に行く行かないの岐路に立ったとき戦争を選んだ。彼女の反対を押し切って。
それが描いていた人生を歩めなくなった原因。

映画には悪いけれど中途半端ではないか?
戦争は悲劇を生むと言うことは伝わってもジョニーがモールス信号でやりとりができるとわかった後、暗い部屋に戻されてしまった後、どう生きたのかが描かれずじまい。

この作品ができて50年以上経ち、他にも一杯、「戦争はあかん」という映画があるのに今日もどこかで戦争で犠牲になる人たちがいる。

かなしいかな其れが現実。

ジョニーは戦場に行ったけれどその後、どこに行ったんや。
この映画は彼を2度殺していないか?

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♪エルトン シン

3.0半世紀前の

2024年7月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ジャーニー