ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
全119件中、21~40件目を表示
名作は本当に名作だった!
!!ネタバレ含みます!!!
僕はあまり名作だからと言って、必ずしも面白いとは限らないと思う
ヒネくれ野郎です笑
やっぱり人それぞれ、価値観や好きなジャンル違うし
捉え方も違うので、名作=好きな映画ではないのだ。
しかも僕は無類のアクション、SF好き!!!!
この【ショーシャンクの空に】も友達に誘われなければ
見ることもなかった、、笑
しかし
結果的に、ぼくが映画のジャンルの【ドラマ、ヒューマンストーリー】を好きになった
きっかけの映画である。
まさに【名作】!!!!!
本当に面白い!!!!
3回観ました!笑
もちろん派手な演出などはありません。
でも引き込まれる
主人公の想い、葛藤、悩み、
社会の不公平さ、汚さ、醜さ
なぜこんなにも面白いのか?
それは、この映画はまさに【今の社会】を表しており
自分と主人公を重ねてしまうからなのだと思います!!!!!
しかし、【自由】【夢】を持って、そこから脱出する姿は
まさに憧れ!!!
辛口なことを書く僕ですが、この映画にはツッコミ部分はありません!
まず!まず観てください!!!
損はないです!!!
個人的に好きなシーンは
主人公の脱獄を決意した時に、友達のレッドに脱獄後の夢を話すシーンで
その表情はマジですごいと思います。
笑っているが、目が笑っていない
そんな表情ができるのは本当にすごい
名作です!
緻密なストーリーで描く二人の男の友情物語
本作は、高評価作品だが、鑑賞タイミングを見逃した作品だった。ようやく、先日のTV放映時の録画を再生鑑賞した。
本作の舞台は、1940年代~60年代のショーシャンク刑務所。無実の罪で終身刑となった元銀行の副頭取・アンディ(ティム・ロビンス)は、この刑務所に収監される。ここで理不尽極まりない非人道的な仕打ちを受けながらも、次第に囚人たちと打ち解け、何でも調達してくれるレッド(モーガン・フリーマン)と友人になる。そして、ふとした切っ掛けで、銀行でのスキルを活かして看守、刑務所長と親密になっていくが、彼は脱獄を計画し、数十年を費やして遂行していく・・・。
本作は、二面性を持っている。表は、刑務所での二人の囚人・アンディとレッドの友情物語を中心にした群像劇である。裏は、脱獄計画である。無実の罪を背負って刑務所で生涯を終えたくない。自由になりたいという強い執念を感じる。正しく“為せば成る”である。
緻密なストーリー展開、出演者の演技は、非の打ち所がない。完璧である。故に、淡々としたストーリー展開だが、胸が熱くなるシーンは多い。しかし、物足りなさを感じる。
何故か。言語表現主体のシーンが多いからだと推察する。本作は、計算され尽した緻密なストーリー展開で、適材適所に巧みに布石を打っている。それを台詞、ナレーションという言語表現で丁寧に説明しているので、目を閉じても理解できるくらいだ。映像表現主体なのは、暴力シーン、脱獄決行シーン、ラストシーンくらいである。
映画は映像表現と言語表現が合体したものであり、視覚と聴覚で楽しむものである。言語表現主体のシーンが多く、目を閉じても作品を理解できるくらいになると、映像表現は活きてこない。映像表現と言語表現のバランスが取れている作品は、観客の視覚と聴覚を刺激するので観客は強く感動する。本作は、名作であることに揺るぎないが、映画における映像表現と言語表現の在り方について考えさせられる作品である。
重要なのは希望を持って行動すること。
平日に家内と。現代はShawshank Redemption。僕の知っているredemptionとい単語の意味は解約、という意味だが当然違う。辞書を見たが恐らく贖罪という意味なのだろう。90年代の傑作の1つと言われているが初めて観た。80%が刑務所内でのストーリー。見るのが辛い場面も多いが、希望を持って行動することが重要であることを教えてくれる。サプライズはあまり無いが、後味の良い映画。時代設定が1950-1960年代なので成り立つストーリーではあるが。
ニューシネマ的だから
随分前に自宅で鑑賞し、評判通りの忘れられない作品になったので、今回劇場まで足を運びました。
ショーシャンク刑務所は、まるで私達の社会そのものでした。社会の中では序列がつけられ、様々な役割が与えられています。肉体労働をする者、商売をする者、知的労働をする者、管理する者、搾取する者。
例え社会(刑務所)が自由のない管理された環境であっても、管理され続けた人間は、その環境を好み、どんどん自由を恐れる人間になっていきます。アンディの様に自由を欲して脱獄を企て実行に移す人間はほとんどいないのではないでしょうか。だからこそ、アンディはカリスマ性があり、観ている私達を魅了するのだと思います。
仲間達との友情、目標に向かい努力すること、芸術に触れる素晴らしさ等、沢山のテーマが盛り込まれた作品でした。その中でも私が一番心に残ったテーマは、「あなたは、現実社会の中で本当はどういう人生を生きたいのか?」という自分と向き合う部分でした。このままでいいのか?自由が欲しいのか?大きなチャレンジをする価値はあるのか?
本作は、「暴力脱獄」が元ネタだけあって、90年代の作品でもニューシネマの香りがしてきて、そういうところも好きです。
刑務所の脱獄を達成した時のシーンが泣きそうでした
金曜ロードショーのリクエストでどんな映画なのか初めて観ました。
無罪で投獄された主人公が囚人仲間との交流を深めそして脱獄を決意します。
中でも共感したシーン
1.レコードで流された音楽を刑務所内で流した時の囚人たちの反応
2.刑務所から脱獄を達成した時の雨に打たれるシーン→それは奪われた自由がやっと解放されたんだと思い込めたと思います。
2022年鑑賞
デジタルリマスター版を鑑賞。
今まで何回も見たけど、
映画館で見るのは初めて。
必死に生きるか、必死に死ぬか
自分が年齢を重ねたこともあるのかもしれないけど、
この言葉の意味を改めて考えさせられました。
必死に死ぬのを選択してしまったのはブルックス。
最後の瞬間、彼を思い止まらせるモノは
なかったのかな…
最後の再会のシーンは
何度見てもやはり涙が溢れました。
必死に生きましょう!
ショーシャンクの解放
主演は元空軍整備員のモーガン・フリーマンと、映画トップガンでグースの亡き後にマーヴェリックのレーダー要員に就いたマーリン役のティム・ロビンス。
この映画でも学のないレッドと、銀行員という輝かしき経歴を持つアンディという落差のある配役となってます。
殺人の罪でショーシャンク刑務所に投獄されたアンディ・デュフレーン。
知的で静謐さをかもし、誰とも交わらない彼だったが、ある日同刑務所に収監されている「配達屋」のレッドに、採石用のロックハンマーの購入を依頼する。
アンディは徐々に打ち解け、持ち前の法律と税金の知識で刑務官たちの信頼まで獲得し、ついには所長から帳簿を任される。
陰鬱なばかりだったショーシャンク刑務所が、アンディの地道な活動で囚人たちの更生施設として活気に満ちた場所と変わってゆく。
そんな中、才気煥発な若者トミーが収監された。
皆の人気者の彼に、アンディも何くれと世話をするが、ある時談話中にアンディの犯した罪状の内約を聞くと、トミーが別の刑務所で同室だった最低野郎が、アンディになすりつけた自分の犯罪を楽しそうに話したと言うのだ。
アンディは、その男の言葉が本当なら、自分の無罪を証明できると所長に訴えるのだが……。
原作はスティーヴン・キングの中編集「恐怖の四季」の一編。
「刑務所の中のリタ・ヘイワース」(当映画原作)
「ゴールデン・ボーイ」(同名映画原作)
「ザ・ボディ」(映画「スタンド・バイ・ミー」原作)
と、四編中の三編が映画化され、二編が今なお世界中で愛されている珠玉の一冊です。
さすが数多くのヒットを飛ばし、世界中の作家の尊敬を集めるキング。
物語は冒頭こそ緩やかに始まりますが、レッドを語り手にドラマが始まると、退屈する暇もなく次々と展開。
屋上で皆休んでビールを飲むシーン、独房から戻ったアンディの部屋にリタ・ヘイワースのポスターが貼られていたシーン、看守を閉じこめてフィガロの結婚を流すシーン、そして映画の顔となった雨の中での歓喜のシーン。
一度見れば心から離れない、印象的なシーンが、ストーリーの中で幾つも描かれます。
映画の原題は「ショーシャンクの解放(または贖罪)」。
内容の分かりにくさから、公開当時はまったく集客がなかったとの事。
その後ビデオソフトとして売り出すと、レンタルビデオ店でリピーターが続出し、売上がぐんと伸びたという、有名な逸話も。
キングらしい知的でドラマティックで、そして囚人たちの温かな友情が描かれた本作。
ひとり静かにでも、家族や友達とでも、恋人でも、週末の鑑賞時間をまちがいなく豊かにしてくれる名作です。
ゲイは身をタスク ネバギバ
妻をゴルフ練習場のコーチに寝取られ、妻とその愛人を射殺した罪で1947年にショーシャンク刑務所の新入となった銀行の副頭取のアンディ(ティム・ロビンス)。
調達屋のレッド(モーガン・フリーマン)は新入歓迎の夜、アンディに賭けていた。
刑務所の看守達の暴力も加減を知らないし、荒っぽいゲイの天国だった。囚人達は自分の肛門を守るためには仲間と徒党を組む必要がある。レッドに見込まれたアンディ。2年が経過した5月、レッドの仲間たちは看守達を買収し、刑務所の屋根の防水工事の仕事にそろってつくことができた。作業中、約3万ドルの兄の財産を相続することになった看守長の話を聴き、節税策を指南したことをきっかけにアンディは一目を置かれる存在に。
仲間達のために要求した瓶ビール。ショーシャンク刑務所の屋上の五月晴れの下、午前中から飲むビールは格別の解放感を演出していました。
邦題考えた人は絶対ビール党ですね。
アンディをボコった荒っぽい対立グループのボスともアンディを贔屓する看守長による報復制裁によってオサラバできた。その後、アンディは古参のカラスの雛を飼っているブルックス(のちに仮釈放中に自殺)のいる図書室勤務待遇を受けることに。看守たちの納税書類作成のみならず、利権やワイロで儲けた所長の裏金隠蔽工作(マネーロンダリング)の片棒を担ぐ。
原作はスティーブン・キングの中編、刑務所のリタ・ヘイワース。刑務所の内での上映会のシーンでリタ・ヘイワース主演のギルダ(1946年)が写して出されます。リタ・ヘイワースは1940年代のアメリカのセックスシンボル。
刑務所の図書室の改善を訴えて毎日出す州議会への嘆願書。贈られてきたクラシックのレコードと蓄音機。放送室ジャックシーンからのこころの支えとなる音楽愛も沁みます。レッドにブルースハープを贈る。そのお返しはマリリン・モンローのポスター。新しい図書館はブルックスライブラリーと命名。レッドたちも図書館勤務。
強盗で入ってきた若いトミーの再教育を買って出る。高校卒業検定試験を塀のなかで受けさせる場面では試験監督も。刑務所の環境改善にも大いに尽力。トミーが別の刑務所で一緒になった囚人からアンディの妻とゴルフレッスンコーチ殺しの告白を聞き、真犯人がいることが判明。所長に再審請求の手続きを嘆願するも、重要参考人となるはずのトミーの存在を面倒と思った所長はトミーを夜中に呼び出し、証人となる意志が強いことを確認したあと、守衛長に射殺させてしまう。資格取得して、刑期の短いトミーが脱獄するわけないよね。
これで、アンディもやっと決心することに。
レッドが調達してくれた独房の壁のポスターはリタ・ヘイワース(ギルダ)→マリリン・モンロー(七年目の浮気)→ラクエル・ウェルチ(恐竜100万年)に。
19年毎日コツコツ。
音出ないの?
刑務所の壁は凝灰岩みたいに柔らかいの?
この際、音は出ないことにいたしましょう。
風でポスターがバコバコしないの?
この際、しないことに致します。
大きなバクストンの木の下。
メキシコ、シワタネホの青い海。古い漁船を修理しているアンディと再会するレッド。
いい脚本でした。
痛快!
胸のスカッとする塀の中の会計士(地質学者)と調達屋の友情物語。
ネバギバ。
塀のなかで生涯の友を得る
人を殺めていないのに
無実の罪で刑務所に入ことになる
今の刑務所とは違い透け透けの鉄格子
その中で生涯の友に出会う
塀の内塀の外は
厚い壁で仕切られている
刑で長年塀の中で生きていると
塀の外は慣れなくて不安もあり
生きていく事が困難になって
命を絶ってしまう者も
…頭のいいアンディ
20年の牢獄生活で着々と進めていた
。。脱獄計画
…成功し安住の地で暮らしている
暖かな太平洋の青い海
レッドを待ちながら…
二人の自由な生活がはじまる
信頼できる友がいることは
人生を豊かにしてくれる宝物です
マイベストワン
今回地上波で再鑑賞しました。
現時点でのマイベストワンです。
好きな理由を考えてみました。
最初は、刑務所内で襲われたり、立場が弱く辛いシーンが続きます。そこから、図書館を作るなどいろんな事を成し遂げて周囲に認められていく感じが好きです。
また、塀の中でしか生きられない人間を描くことにより、希望や自由についても考えさせられる内容になっています。
脱獄に関しては、タブーとせずよく話題にしています。しかしながら、ブルックスの死を描くことで、自殺の方へ上手く誘導されます。そのため、見せ場である脱獄の夜も緊張感を持って見れます。また、脱獄の夜の雷鳴や石鹸が残されているなど細かい設定が、脱獄にリアリティを与えていると思います。
レッドが仮釈放された後、少し気持ちが揺れるシーンがあり程良い間があります。その後に続く再会シーンは景色も素晴らしく幸せな気持ちになれました。
強いて言えば、無実を勝ち取って欲しかったとも思いますが、刑務所でワルになったと思えば、このラストでハッピーエンドかと思います。
以上
良い映画は、何度見ても飽きない
何度目か数えていないが、多分7回目か8回目の鑑賞
たしか2~3か月前にもBSで字幕版が放送されたばかりだが
金曜ロードショーで吹き替え版が放送されるので、また録画した
主人公のアンディは、若くして頭取を務める優秀な銀行家だが
妻殺しの冤罪で有罪になり収監される
金融の専門知識があることで所長に一目置かれるが
そのことで、自分の無罪を証明するチャンスをつぶされてしまう
という物語
その報復として
脱獄後に所長の財産を自分のものにし
メキシコで第2の人生を送る
よくある脱獄映画とはテーマが全然違っていて
ものすごい達成感を感じる
図書係のブルックスが仮出所後にシャバの生活になじめず
自殺してしまうシーンが、何度見てもつらい
そして仮出所したレッドも塀の外の生活になじめない
ただレッドは死を選ばず
アンディとの約束を果たすためにメキシコへ向かう
ボートの整備をしているアンディのもとに
レッドがたどり着くラストシーンは何度見ても感動する
やっぱり、目的を達成し、自由を手に入れる物語は感動する
しばらくしたらもう一度見ようと思うので
HDDに残しておこうと思う
笑顔
非道・理不尽・悲惨なことが多い刑務所の中にいても
希望を失わず
自分のできることを実行していくアンディ。
深く愛した妻は不倫の末死別,
協力した所長たちは
罪のないトミーを殺して真実を消し去り
アンディを利用できるだけ利用して,
いずれ使い捨てにするのは目に見えている。
人にも運命にも裏切られ続けたアンディが
ラストシーンでレッドに向ける笑顔。
小さくても希望を持って生き
心の底から信じられる相棒が
人生に一人でもいて
一緒に生きていける。
それが幸せなんだと
私には伝わってきた。
灰色の刑務所の中でもアンディとレッドの笑顔があり
人の笑顔っていいもんだなと感じた。
無冠だけれど
心を打つ名作。
アンディに誇りや希望の在り方を教わった…!
地上波放送でやったのを機に初めて観たのだけど、とても、とても良かった…!
冤罪で刑務所に入れられても誇りと希望を失わないアンディ。
暴力が渦巻く刑務所内で、知識と知性で他の囚人や所長・看守たちとと渡り合っていくのがとても良い。
知識と知性は誇りであり武器なのだとアンディを見ていて思う。
そしてアンディは他の囚人たちにもその誇りを持ってほしいと願う。
彼が看守と交渉してたくさんのビールを持ち込ませたり、行政に要望の手紙を出しまくって図書室の図書を充実させたり、罰則覚悟で大音量で囚人たちにモーツァルトを聴かせるシーンがとても好きだ。
アンディは囚人たちに束の間でも人としての豊かさと尊厳を取り戻す時間を与えたかったんだな。
心の自由はそこから生まれるから。
あとアンディがブルックス記念図書館を作ったところは泣きそうだった…。
モンテ・クリスト伯は教育書!
ラストシーンもとても良かった。
ちゃっかりと早期の段階から脱走計画を進めていたアンディ。所長を出し抜く様やそのタネの数々は痛快だったし、何より「自分は塀の外では生きられない」と諦め、外で生きる希望を見出せなかったレッドの希望になったのが良い。
そう、レッドとアンディの友情もとても良かった。
本作はレッド目線の穏やかで表現豊かなモノローグも素敵なんだよな。
誰にも奪えぬ希望を胸に
Amazon Prime Videoで鑑賞(字幕)。
原作(刑務所のリタ・ヘイワース)は未読。
タイトルだけは知っていた名作、初鑑賞でした。こんなにも素晴らしい映画を、何故今までスルーしていたのだろう。激しく後悔しました。本作を観たことで、映画ファンを名乗って良いと云う許可をようやく与えられた気がしました。
自由を求め、どんな状況でも希望を持ち続けたアンディの姿は、人の真の強さとは何かを訴え掛けて来るようでした。
自由についても考えさせられました。それぞれに個々の自由があり、ひと括りに出来るほど単純な概念ではないな、と…
そこに希望があるか無いかで、自由の意味は一変してしまいました。片や必死に死に、片や必死に生きようとした。
生きるとは心を豊かにして希望を持ち、自分にとっての自由を模索し続けることなのかもしれない、と思いました。
アンディとレッドの間に芽生えた友情が美しく、伏線の効いたアッと驚くラストもとても鮮やかで、爽やかな感動をもたらしてくれました。エンドクレジットが始まり、脳内で様々なシーンを反芻している内に、思わず目頭が熱くなりました。
[以降の鑑賞記録]
2022/05/20:金曜ロードショー
※修正(2024/04/09)
希望を捨てるな!!
今年21本目。
主人公アンディーは最後まで希望を捨てなかった。妻を亡くし、ましてや妻と間男の殺人容疑で牢屋にぶち込まれたのに。老人司書ブルックスが自殺をした時も。高卒資格の面倒をかけた憎めない若造トミーが射殺された時も。トミーの死ではえん罪を免れる可能性が絶たれたにも関わらず。
相棒調達屋レッドは刑務所の中が慣れており安全な場所で、仮釈放された所でシャバでは自分の居場所など無いと考えていた。だが、アンディーによって少しずつ感化されていった。希望の素晴らしさを知っていった。アンディーがもたらしたつかの間のビール、レコード、本は囚人達の癒やしにもなっていた。
勇気を与えてくれる作品だった。どんな状況でも希望を持てば景色は変わるものだと教えてくれた。
素晴らしい。
旦那に面白いよと言われ、やっと鑑賞。
正直、ここまで感動するとは思わなかった。
どんな理不尽なことがあっても、決して諦めることなく
立ち向かう主人公。刑務所の中では多くの制限があるが、そんな中でも楽しさを見つけたり、仲間にいい想いをさせようと体を張ったり。。
物語が進むにつれ、私自身も主人公の人柄に惹かれていった。
名作と言われて、
みんながすごく高く評価し絶賛するこの映画と、自分が見たこの映画と、同じものなのかと思うくらい、この映画のよさ、おもしろさ?、深さ?がわからなかった。
いや、確かによかった、話はわかる、だがしかし、「なんで?」、「そこまで?」というかんじ。
2時間ちょい?のこの映画、そこまで極端に絶賛するほどどう高い評価がされるのか、自分にはわからなかった。
話はわかる、設定もわかる、でも、だからといって、この映画が極端にいいと思えるとか星4つくらいに感じられる作品かというと、自分はとてもそうは思えなかった。
刑務所内であれこれあれど、結局は脱獄の話やん、と。
コツコツ20年もかけて?
主人公もそれだけ時間たっていながらそう見た目も老けてなさそうで。
それで終盤に「どんでん返し」があるのもわかったけど、よくある映画のような展開でもあり、繰り返し書きたいほど、そこまで極端に素晴らしい、名作だとはまったく感じられなかった。
なにゆえに、どこで、そこまでそう高評価なのか不思議。
いい話だけど重い
冤罪でショーシャンク刑務所送りとなった主人公が、周りの囚人や看守から一目置かれ、自分の居場所を確立していく刑務所生活が描かれている。
評価が高いことと、刑務所の囚人の話ということくらいの情報しかないままに視聴。
まさか冤罪だった上に脱獄する話だったとは。
最後はハッピーエンドといえばハッピーエンドだが、接点のあった人たちが何人か死ぬところや、全体的な色彩、時の経過が長い点などが少し重い。
結局冤罪も解決しないままキーパーソンは死ぬし、諸悪の根源みたいな署長も死ぬし、心の底からすっきりした感じはしない。
20年近い経過を描いているため、登場人物が白髪混じりになっていたり、少しシワが増えていたり、見た目にも時の経過が表れているような細かな描写は良い。
よく分からないのが、主人公がショーシャンク刑務所を去る時に、新しいスーツや靴を身につける点。
配管や川の中に入ったら結局汚れるのでは。
あと、一度は吹くのを止めたハーモニカを、きちんと吹くシーンがあっても良かった気がする。
名作は力がある
若い頃に見たのだけれどBSでやっていたので鑑賞。以前見た時よりもぐっとくるものがあった。浮気した妻とその愛人殺しの罪(のちにあることで真犯人がわかり無実であることが明らかになる)で無期懲役に処せられている元銀行家のアンディ。その周りにいる看守・刑務所所長・囚人たちのお話である。
まずアンディと言う主人公の描き方が良い。正しい努力を我慢強く続けられる、とても意志の強い人間。彼の努力で刑務所内に図書館ができたりする。彼がフィガロの結婚を所内に流すシーンも良い。ほんのわずかなご褒美。自由。そのために彼は懲罰房送りになるが、そうなっても構わないという気持ちはよくわかる。アンディと言う人間の在り方を象徴するシーンだと感じた。
ある日、アンディは自分が無実であることの証明ができそうだということをある囚人の情報で知ることになる。しかしその囚人は刑務所長によって殺されてしまう。刑務所長はアンディに裏金作りをさせているので彼を絶対に解放するつもりはないのだ。善人の皮をかぶった奴、そのうえ権力を持っている人間は本当に手に負えない。本当の悪とはこういうことだと、人に対する絶望が胸に迫ってくる。そしてアンディは脱走するのである。そりゃあそうなるよと、めちゃくちゃ納得できるストーリで説得力がある。ともすれば退屈になってもおかしくないような話なのにずっと見ていられる名作。結末がスカッとするのも良い。やはり名作と呼ばれるものには力があるなあと感心した。
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