ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
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絶望の中で、生まれる希望と友情。
この作品は、脱獄劇でもあり、友情劇でもあります。この作品の良いところは、刑務所(看守と看守長と囚人も最悪な)という最悪の絶望てきな所で、希望と友情劇が、育まれてゆくところが、素晴らしいです。罪を犯した囚人の成れの果ても上手く、演出されていて、罪を犯したものは、どこまでも裁かれるのかとおもわされる部分もちらほらみえます。
ラストの主人公が、最悪の状況に立たされ、もうおしまいなのか、と思わされると最後にものすごい、どんでん返しが、まっています。そのあと、あの名シーンが、表されます。
落ち込んだ時や、勇気付けられたい時、前向きになりたいひとには、最適な作品です。
モーガンフリーマンさんが、長年刑務所にいて、哀愁をおびた老囚人を上手く演じてくれています。
どうでもいいことですが、主人公の妻とその愛人のプルゴルファーを殺害した犯人は、スタンドバイミーという作品の主人公の親友を殺害した犯人と同一人物らしいです。
刑務所という精神的に抑圧されている状況で 人として大切なこと 知性...
刑務所という精神的に抑圧されている状況で
人として大切なこと
知性
芸術的なセンス
希望は持ち続ける
人間の心、魂の尊さ貴さ
を見せつけられる
自由を求めて希望を捨てずに生き抜く大切さを教えてくれた
名作と聞いてましたが、比較的重い内容のまじめな映画でした。自由を求めて希望を捨てずに生き抜く大切さを教えてくれてます。無実の罪で刑務所に送られて、慣れない厳しい日常を送ることになるわけですが、少しばかり、デュマの「モンテ・クリスト伯」を連想しました。モーガン・フリーマンがいい味を出していました。ティム・ロビンスも適役でした。最後に自由の身となった二人が再会する海岸の海と空の青さは将来の自由と良き人生を暗示しているようでした。なお、減点1は、ちょっと脱獄方法やルートに無理があるのでは、と思った次第です。
アンディ
先日、同作の舞台を観てからの鑑賞。
アンディという人物の魅力はすごい。二時間でこんなにも魅了させられてしまうのだから。いつだって希望を捨てずに、ひたすら耐えたアンディ、自らだけでなく仲間をも救いだすアンディ。
下水管から這い出し、拳を掲げる姿がとても印象的だった。とても良い映画。
涙は出ないけど心の中で投げる
無駄なシーンが1つもなく、
140分間ずっと映画の中に引き込まれた。
エンドロールが終わった後にこの映画の素晴らしさは分かる。
心が浄化されるような映画だった。
モーガン・フリーマンはやはり凄い俳優だ。
涙は出ないけど心の中で泣ける!
プリズンブレイク
小学生の時に観て以来、15年経ち記憶がだいぶ薄れてきていたので久しぶりに鑑賞した。
観た後のこれからがんばろう、という気持ちにさせてくれる雰囲気が良い。
後味の良い心地良い作品。
モーガンフリーマンがいてくれると、安心するなぁ。どの作品においてもw
いつも役が一緒の様な感じがするのにやっぱり名優という貫禄がある。
主役のティムロビンスはこれ以外知らないので是非観てみたい。
好きなシーンは屋上でビール飲むところ。あれでみんなとの仲が一気に縮まった重要なシーン。
頭良くないとおそらく一生ホモにカマほられ、一生牢獄・・・
元銀行マンでよかった。
絶望がなければ希望もない!
ただ希望を感じさせてくれる映画ならいくらでもある。
この映画も同様に希望を感じさせてくれる。ただ他とは少し違う点が一つある…それは絶望を、強烈な絶望を描いていること。
現実、絶望に浸ること、思い通りにならないことばかりある。だからこそ希望がより一層輝く。
そんな気づいているようで気づけないことをこの映画は教えてくれました。
「必死に生きるか。必死に死ぬか。」どちらも中途半端では達成できないこと。
名作は色褪せない
監獄の中のサクセスストーリー
名作映画と行ったら必ず上位に来る傑作
モーガンフリーマンはさすが
ティム・ロビンスのはにかむ演技は素晴らしい
サブキャラクターの描写も非常に秀逸
何度見ても「ああいい映画だな」と言える
シナリオ、音楽、役者、ケチが付けられない
とにかくいい映画だとしか言えない
自由な空へ
陰謀渦巻くのは人間の性。どこでも変わりません。
学校でも国会でも刑務所でも。
彼の頭の良さにメロメロです。今後の生活に困らないだけの金を得て、自力で脱獄してしまいます。
かしこい!
だけど、反面、
誰も頼りにできない環境、身内にも裏切られた結果、ひとりに追い込まれたとも言えます。
彼の周りの人間は自己利益の為にしか動かなかった。
脱獄後、どのような生活を送ったのか気になります。
湯水のように金だけあっても仕方がない。人間は心の交流が必要です。
信頼できる人を見つけられるような幸せな生活だったらいいのですが。
絶対おすすめの1本!
映画に対してこんなにも衝撃を受けたのは初めて。
そしてなんと言ってもラストが素晴らしい!
爽やかな感動に包まれます。
みんなにおすすめしたい1本です!
アンディがレッドに贈る玉手箱
評価の高い作品として気になっていたが、なかなか見る機会がなく、やっとBlu-rayで鑑賞した。
20年もの投獄生活を、いくつかのエピソードを紡ぎながら描いていく。
それぞれのエピソードに適したカメラワークと編集が上手い。
また、アンディと交流を深めていく調達屋のレッド(モーガン・フリーマン)によるナレーションが効果的だ。
物語の軸としては、アンディとレッドの友情物語だが、終盤まではそれぞれが独立したエピソードが多い。これは語り手のレッドにとってアンディは、ほかの服役囚とは異質の不思議な存在であり、最後までアンディの真意が掴めなかったからだ。
レッドからみて『今にして思えば』という語り口なのだ。
アンディは、刑務所の中で図書館を開設したり、刑務官のために減税の便宜を図ったりしながら、徐々に仲間からも刑務官からも信頼を得ていく。
暴れることもなく口答えすることもない日々を淡々とこなすアンディ。
目はいつも遠くを見つめ、ものを言うときは静かに口を開く。その目は知的で、唇の端に意志の強さを滲ませるアンディにティム・ロビンスがぴったりハマる。あまりのハマり具合に、この人はこの役を演じるためだけに生まれてきたのではないか、そう思ってしまうほどだ。
物静かに獄中生活を送るアンディだが、内に秘めた闘志と決意は並大抵のものではない。冤罪で投獄され、どんなに模範囚であろうと、生きているうちに出られる保証などどこにも無い。それでも希望を捨てず、自由を勝ち取ろうとする意志の強さを彼は持ち続けていたのだ。誰がどう判断しようが、身の潔白は自分にしか分からない。いわば人間の尊厳を掛けた小さなひとつひとつの積み重ねが顕わになったとき、その信念の凄さに感服する。
年上のレッドは、10年毎に仮出所の審査を受ける。審査官に対して、出たい一心のアピールに終始してきたレッドの答弁が変化する。長い服役の中で、自分が犯した罪を考え続け、自身の存在価値を問うようになる。
やっと仮出所可のスタンプを得たとしても、数十年の間にまるで変わってしまった社会に馴染めず、自らの命を断ってしまう仲間もいる。
40年服役して仮出所となったレッドも社会に馴染めず、そんな仲間と同じ道を歩みそうになるが、もし仮出所になったら行ってみろというアンディの言葉を思い出す。
その地、バクストンにはいったい何が隠されているのか。本当はアンディがやはり真犯人で、その証拠でも隠していたのではないかなどと思いを巡らす。
目的の場所を探し当てたレッドが、伸び上がってあたりを警戒しながら箱を開ける仕草が印象的だ。
小箱はレッドにとってどんな玉手箱になるのか、アンディの友人への想いが溢れたいいラストだ。
名作…名作…と言われるほどに…
2010/08/23 00:35
他レビューサイト含め皆さんが高い評価の中、このような低評価で少し空気読めてない感じもしますが…☆ゎこれくらいかなと。
皆が高い評価をしてて凄く期待しすぎていた部分もあるかもしれないですm(__)m
物語を簡単に表現すれば、
可哀想→へぇ→すげ〜→なるほど→やったね→?
ってな具合に済んでしまいました。
サラッと見えすぎてしまったし、見すぎてしまったか…。
どうも腑に落ちない所もあるし、悪者退治、ヒーロー生還?(笑)な感じが普通に感じとれて…
名作!とあるからどこをどう名作と讃えるべきか考えれば考えるほど評価が下がっていった。
正直、また見たい!とか、どうもそこまで好きにゎなれない作品だったm(__)m
誰もが納得する傑作
本作をつまらないという人はなかなかいないんじゃないかというくらい無駄のない作品。ティム・ロビンスやモーガン・フリーマンは本当に無駄のない演技をしていて素晴らしい。
でももっと素晴らしいのは、物語の構成とそれが訴えかけてくるものである。冒頭からラストにかけて細部まで脚本が練られていて隙がない。冤罪が判明する部分とか脱獄は本当に虚をつかれた。散りばめられている伏線がそうとは思わせないように構成されているので、観ていて本当に驚かされ面白かった。要所でのイベント毎に物語に変化が付けられているから全体のテンポとしてはゆったりなんだけど飽きない。そして物語全体が伝えるメッセージに引っ張られるように進むラストの脱獄は虚をつかれたのと同時にアンディの達成感が画面の奥から伝わってきて心地良かった。ラストシーンの雄大な太平洋は、アンディの自由な生き方を表現するかのようで締めには最高のカットだったと思う。この映画は、深い高揚感とともに希望を持つ事の大切さを教えてくれる。
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