ジュラシック・パークのレビュー・感想・評価
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緊張感MAXの恐竜映画
リアルな恐竜に驚かされた記憶がある。
それは、今見ても十分満足出来るクオリティだ。
CGで何でも出来るようになったのは、この頃からかな?
今は、ちょっとやそっとの映像じゃ驚かなくなっちゃったもんな(^_^;)
さらに凄いのは映像だけじゃない。
ドキドキのストーリー展開も良いし、怖がらせ上手なスピルバーグの演出も良い(^^)b
葉っぱがワサワサなっただけだったり、コップの水か揺れたりするだけなんだけど、それだけで怖い(((;´・ω・`)
おまけに、姉弟のお姉ちゃんの方のビックリ顔。
アカデミー賞級の演技ですわ(^^)b
とにかく後半はほとんど緊張しっぱなしなので、疲れる作品です(^_^;)
語り尽くされた名作!
暫くぶりにテレビで観賞。
いやー、良いですね。(笑)20年以上前の映画とは思えません。今、公開されても全く遜色がない。
(だからジュラシック・ワールドがヒットしたんでしょう。)
当時の、映像革命と言える作品で公開前から話題沸騰、本当に公開が待ち遠しかったのは懐かしい思い出。ネットもなかった時代ですから、情報は、雑誌のみで写真観てワクワクしたものです。(  ̄- ̄)(遠い目)
CGと言う言葉が知れ渡るキッカケとなった一つの作品ではありますが、この頃の作品は、映像革命の連続で、映画が純粋に楽しい頃でした。
(バック・トウ・ザ・フューチャー2の合成、ターミネーター2の液体金属など)
当時劇場で観て、T-レックスの初登場から、何とか主人公達が逃げ切るまでシーンが、物凄く怖かったのを覚えてます。子供達の迫真の演技(と言うか本当にロボットのT-レックス怖がってたんじゃ?)によるものです。
が、公開後、ビデオで観た時「あれ?」
っと。迫力が無いんですよ。既に知ってたとはいえ、あの興奮と恐怖は、映画の大画面と大音量があってこそだと実感し、以後この手の映画は、必ず劇場に足を運ぶようになりました。
最近の映画は、CGが当たり前になってしまい、当時の映像による感動は、もう得られないのですが、(残すは人間の再現ですが、短時間ならもう出始めていますから。スター・ウォーズ/ローグ・ワンとかね。)
来年のジュラシック・ワールド2も劇場で、是非観たいものです。
ちゃんと見てなかったので
歴史に名を残した大傑作!!
2008/07/15 鑑賞
当時、この映画が公開されたとき僕は6才。
僕がこの映画を初めて目にしたのはいくつのときだったかは覚えてないけど、かなり幼いときであったのには間違いない。
そんな幼い自分は本物の恐竜が見れているような興奮と、恐竜の恐ろしさを味わいこの映画を面白いと思っていた。
そして、今この年になって約数年ぶりに観て思ったこと・・・
『間違いなく後世に残る名作だ』
正直、そう思いました。
現在、CGの勉強をしている僕としては本当に衝撃的な作品です。
正直、もっとバリバリCGが使われているかと思っていたのに実際はそうでもなくCGを使用したのは全体で計7分とのこと。
それでこの時代にここまで現実感のある作品を作れているのだからこれだけで評価に値する。
この作品の最大の欠点と言われているストーリーの陳腐さ。
このストーリーの陳腐さのせいでこの作品の評価が多少落ちている面があるようだけど、僕はそうは思わない。
この当時に、リアルな恐竜を再現するという難しさ。
これは計り知れないものだったはずなのに、この作品はそれを実現してしまったのだから。
恐竜という生き物の姿、迫力、恐さ。
これらを伝えることが出来ているだけで、この当時のこの作品に限ってだけは大成功だったと思う。
現代の若い子たちがこの映画を観ても今となってはすごいとは思えないかもしれません。
だけど少なくとも当時を知る世代の僕には何度観ても鳥肌ものの感動を与えてくれるそんな名作です。
2008/07/15
一大恐竜ブームの火付け役
●恐竜たちがリアル。
0%の確率を保つことは、不可能だ。
映画「ジュラシック・パーク」(スティーブン・スピルバーグ監督)から。
パニック映画と考えれば、予想外にメモは多かったが、
特に数学者のイアン・マルカム博士の考え方は、
監督が彼の台詞を借りて、言いたかったことではないだろうか。
「人工的な遺伝子の操作をしているから、繁殖することは絶対にない」
と言い切る研究者に、数学者はこう言い返す。
「0%の確率を保つことは、不可能だ。進化の歴史を振り返れば分かる。
生命を押さえつけることはできない。
生命は、危険をおかしてでも、垣根を壊し、自由な成長を求める。
『生命体は繁殖する道を探す』と言っているのさ」
だから「自然の力を甘くみて思いあがるとこわいぞ」と警告し、
「あなた方は、危険をもてあそんでいる。生命の力は恐ろしい。
オモチャではないんだ。
君らが用いている科学技術や知識は、誰もが手軽に入手できる。
誰かの本を読んで応用するだけ。自分たちの責任を問うこともしない。
天才が考えたことをチャッカリ頂いて、事の重大さも考えず、
手早くパッケージにして売り出す事しか考えていない!」と手厳しい。
しかし視点を変えれば、恐竜に限らず、原子力発電だって同じこと。
確かに、生命体ではないけれど、人間のコントロールが利かない点は、
「恐竜」を「原子力発電」に置き換えてみれば判りやすい。
実際、100%安全だ、と言えば言うほど、怪しいと考えた方がいい。
数学者らしく「確率」を持ち出しながらの説明は、実に端的な台詞だ。
さらに「創造は、意思が生み出す」「命は、道をみつける」
これらは「次に繋がるキーワード」と思いメモをしたのだが・・。
人間って、痛い目にあっても、懲りない生物なんだなぁ。
流石有名な作品だけの事はある。
小学生のときに見て以来、 恐竜がトラウマになった。 最近ジュラシッ...
タブー第一弾
当時私は小学生で、安全で楽しいと思い込んでいるパーク設立者ハモンド爺さんの孫としてパークに招かれる姉弟の姉にどっぷり感情移入し、手で目を覆いながら薄目で観た。
見どころはなんといっても、恐竜大嫌いなお姉ちゃんが、恐怖を殺してスプーンをカンカンしてラプトルの注意を自分に向け、ピンチの弟を救うシーン。
そのあと、姉を気にせずあっさり別室に駆け込もうとする弟と、すんでのところで間に合うお姉ちゃん。弟って可愛げあるけどどうしてこうなんだ。スリルありすぎ!
パソコン得意なお姉ちゃんが、パークの人間も無理だった謎のインターフェースを操作して危機一髪な場面も。
ティラノサウルスがいるのに懐中電灯点けちゃったり、仕草が遅くて感電したり、2人の子供らしい行動が、ひやひやする面白さを増している。
あの恐怖体験を経て、機転が利くお姉ちゃんは勇敢なエリーのようになるのだろうかと思っていたら、いつしか自分がエリーくらいの歳ですが、何回見てもいくつになっても、怖いけど面白い。
恐竜大好きな弟のことは、恐竜を愛しげに研究し続けるグラント博士がジュラシックパーク3で言及していた気がします。3では再びグラント博士とエリーの活躍が見られます。ウー博士はワールドにも出てくるし、シリーズの基礎をしっかり堅める1作目。
お金の欲に駆られる弁護士や、大金と引き換えに安月給の激務を晴らすべく盗みの取引に応じて周りを危険に晒したシステム担当者は早々に餌食になるのは当然として、純粋に幻を蘇らせる魅力に取り憑かれリスクを軽視しパークを開いた老人の尻拭いのために、発電機を上げに行きいつの間にか腕だけになっているサミュエルLジャクソンはかなり衝撃的。
純粋に恐竜という存在を愛してやまないグラント博士と、彼女で植物学者のエリーは、資金繰りして化石を掘り起こしていた恐竜がすぐ目の前で息をし生きている事実に最初こそ感嘆しますが、肉食恐竜まで人間の手で飼育されていて管理下だと言い切る関係者たちにドン引き。本来推薦状を書いてあげるために呼ばれたはずが、命の危機に何度も瀕し、孫達の事まで守り、とんでもない目に遭って本当にお気の毒。
デキる強い女性の先駆けともいう役どころのローラダーンが、本当に近年までスターウォーズなど大作含め様々な作品に出演し続けていて、時代を生きている女性と感じる。今作もすっかりシリーズ化され、続編の作品内では確か赤ちゃんが産まれている描写もあったはず。子供はうるさいしと敬遠していたグラント博士が、今作の終わりではすっかり子供達に頼られる存在に変貌していて、微笑ましい。
予測不可能なガウス関数を研究する数学者の立場ながら、最初から遺伝子操作に疑問を唱えていたマルコム博士をさも変人かのように扱う本作だが、少し先を見る力があればすぐに想定できることの連続。
それでも、シリーズでは四半世紀たった今でも遺伝子操作による警告を続けていて、にもかかわらず、現実には遺伝子組み換えも遺伝子操作も、不妊治療のために人間の遺伝子に人が携わる機会も増えるばかり。なんだかなぁ。
ラストの、命からがら集合し救援ヘリに乗り込んだ人間達の背景に、雄大な空を飛ぶプテラノドンの群れのシーン。人間の思惑など関係なく自然の中で悠然と生きる生命体達に見れば不思議と美しさを感じるし、荘厳な自然を人が操ろうと手を加えたところで、そんなちっぽけの力では操作するどころか、首を突っ込んで余計な事をし、誰も喜ばない小さないたずらを仕掛けるだけ、程度に感じる。あんなに脅かされたラプトルがあっさりT-REXにパクリとされるシーンでも、自然界での人間の弱さちっぽけさを見せつけられる。メスだけにしても両性具有化して繁殖する恐竜にかなうはずなどない。
何十年も続編も見てきたからこそ、久々に観ると、最後に更なる大物が出てくる構成や、木の上に引っかかった車など、続編で数々のオマージュが産まれ引き継がれているのを知って見て、スリル映画の中で浸れる不思議な回顧感。そんな楽しみ方ができるようになると当時の私は知らなかった。今は子供と見ている。映画っていいな。
面白かった〜
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