ジュラシック・パークのレビュー・感想・評価
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特撮がCGで一皮むけた
恐竜を現代に蘇らせる方法が、琥珀に閉じ込められた蚊、というのがいかしている。
公開時、劇場で観たときには圧倒され、スピルバーグの演出に翻弄された記憶がある。
日本の着ぐるみ怪獣も愛嬌があったのだが、今は絶滅してしまった。
恐竜ブームが到来93年。日本でもREX恐竜物語が・・・
恐竜は爬虫類というより鳥類に近い。琥珀によってDNA操作ができるようになった。等々の専門知識も話題となり、大ヒットした映画。もちろん公開当時に映画館で鑑賞。メイキング映像も何度となく見たけど、ティラノザウルスの足音にコップの水が共振するシーンにあれほどまでのこだわりがあるということにも感動。また、女の子のアクションシーンではCGにより顔が挿げ替えられていることも驚きでした。マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)の説明するカオス理論もウンチクとして興味深かった。
人間は神じゃない!勝手に遺伝子操作して自然界の摂理を変えようとするのも人間のエゴであるに違いない。科学技術の発達と自然はどうバランスをとればいいのかも考えさせてくれる内容でした。
CGの素晴らしさは当時としては画期的で映画の革命とも言えるかもしれない。もちろん無名の子役を上手く使うスピルバーグの手腕は素晴らしく、オタクぶりが面白い。
【1993年7月映画館にて】
今見ても迫力すごい。まさに手に汗握る。そして、あのテーマ曲が流れる...
久しぶりにシリーズ1作目を観たくなった。 やはり迫力と緊迫感が飛び...
原作既読。娯楽路線まっしぐらになっていたので
1993年のアカデミー賞 スピルバーク監督ジュラシック・パーク見ま...
最先端CGを駆使して恐竜復活☆セレブスタッフによるスリル映画
~ポケモントレーナーみゆきは、87点の経験値をもらった!~
1993年に上映されたシリーズ第一作。
セレブ俳優や監督陣が勢ぞろいの超豪華な映画です。
当初最先端のCGを駆使して、生きているかのような恐竜をリアルに描いています。
ポケモンの世界で見ると、リザードはこのような感じなのでしょうか。
そう思うとポケモントレーナーって凄いと思ってしまいます。
人間の探究心でDNAから蘇らせた恐竜たち。
ジュラシックパークと聞くとテーマパークのように思えますが、太古の昔に地球の強者として君臨していた恐竜を相手にしては脅威でしかありません。
いざ自分がこの場に居合わせたらどう行動するでしょうか。
追い込まれたときに人間の素が現れるような場面も上手く描いています。
人気シリーズとなり後に作品が続きますが、その第一作として世の中に衝撃を与えた映画です。
今観ても古き良き感覚を味わえるので、ぜひ観直してみてくださいね。
★大好きなポケモンに例えると★
カブトプス
興味本位で太古の生物を蘇らせると自然の脅威に触れるかもしれません。
お話の流れと演出がモンスターパニック映画としてとにかく完璧!そこに...
映画史上初めてCGで恐竜を生き生きと蘇らせた事以外は、スピルバーグ監督作としては案外凡作。
(原作既読)①最初に断っておきます。わたしは恐竜が大好きです。小学生4年(9歳)で初めて夢中になってから59歳になった今でも I ❤️恐竜です。恐竜像も50年間で大分変わってしまったけれど今でも最新の恐竜学には何とか追いついて行っております。②マイケル・クライトンの『ジュラシック・パーク』は傑作でした。大怪我を負った男が「ラブトル…」という言葉を残して事切れる冒頭シーンのミステリアスさ、そして何よりグランド博士たちがイスタ・ヌブラを初めて訪れた時にジャングルのあちこちからヌッと首を起こして現れたものーそれに続く『それは恐竜だった。』の一言にどれ程心が弾み感動した事だろう。そのあと人災でコントロール不能になったイスタ・ヌブラからの脱出劇の息をつかせぬスリリングさと怖さ。映画化は残念ながらその10分の1も伝えておりません。③映画で唯一胸が一杯になったのは、イスタ・ヌブラに到着してグラント博士たち一行がはじめてブラキオサウルスを観たところ。CGとは言え初めてスクリーンで観た実物大の勇姿に胸が一杯になったものでした。良く考えたらあんな大きなものならもっと早く目に止まっただろうという矛盾や、その前にエリー博士が途中で採集したシダを鑑定して「ここのシダは恐竜時代に絶滅した筈」という台詞があって、恐竜はともかく有史前の植物をどうやって生き返らせたのか、という違和感は初観のときからずっと頭を離れません。その後の展開もスリリングではあるが『ジョーズ』からすると数段落ちるし、後半のヴゥロキラプトルに襲われるシーンも原作より生ぬるい。エリーが変電所で先に入ったスタッフの手首だけ見つけるというのも考えてみればへんな話。何よりこんなに大惨事を起こした一番の責任者なのに、『ここは危ない脱出しよう』というグラント博士の言葉にホイホイと乗って一緒にヘリに乗り込むハモンドの無神経さ・厚かましさ。「ジジィてめえの責任だろうが、何とかせい!」と心の中で罵倒しておりました。⑤この映画が変に恐竜映画の金字塔みたいに扱われてしまったため、後続の映画は最早最新の恐竜学を取り入れようせず相変わらず20年以上前の恐竜像にしがみついて金儲け目的のほぼ怪獣映画に堕ちてしまいました(良くできた怪獣映画は大好きです、誤解無きよう)⑥本来SF映画が忘れてはならない『sense of wonder 』を置いてきて金儲け主義への道を開いてしまったのが、この作品の功罪でしょうか?
現実もしっかり表現している
25年前観た興奮は
CG全盛の時代にCGに頼り切らない映画を見るのもイイモノだ。
世間ではジュラシック・ワールド3部作の第2部
「ジュラシック・ワールド 炎の王国」が上映されているとき
初代「ジュラシック・パーク」をAmazonプライムにて視聴した。
最新の遺伝子工学により現代に恐竜をよみがえらせ
一大テーマパークの開園を試みるところから物語は始まる。
映画の冒頭で開園準備のため恐竜の搬入を担当していたスタッフが
事故により恐竜に食べられてしまう。
作業員が檻の中に引きずり込まれ
上半身だけが外に出た状態で上下に体を揺さぶられ
徐々に体が中に引きずり込まれていく。
最後は手のアップが映り
その手も檻の中に引きずり込まれる。
襲われている苦しさやパニックさがよく伝わってくる演出だった。
ちなみにこの一連のやりとりの中で恐竜は一切映されていない。
姿を見せずに勿体付けているところがいかにもハリウッドらしい。
この事故を受けてパークの投資家たちは
「開園は時期尚早では?」と懐疑的な考えを持ち始める。
パークの責任者であるジョン・ハモンド(リチャード・
アッテンボロー)はパークを無事開演させるため
各分野の有識者をモニターとして招待し
安全であることのお墨付きを得ようとした。
そこで招待されたのが主人公アラン・グラント(サム・ニール)や
エリー・サトラー(ローラ・ダーン)など。
主人公たちが恐竜たちを初めて見たときのシーンは
今見ても鳥肌もので感動する。
特にブラキオサウルスが
背の高い木の葉を食べているシーンは印象的だった。
パークはシステムでしっかり管理されており安全に見えた
しかし、研究員の裏切り行為によって危険に陥ることに。
研究員の一人がパーク内の電源を落とし
恐竜の胚を盗もうとしたのだ。
これにより電流が流れる有刺鉄線やゲートなど
すべての制御装置が無効になってしまった。
これがきっかけで檻から恐竜たちが抜け出しパニックになる。
主人公たちは無事このパークから抜け出すことができるのか。
というお話。
演出のすべてをCGに託すのではなく
(当時は託せなかった?)
小道具や美術やカメラワークを駆使して
見せ方を工夫しているのが味わい深い。
どうすれば臨場感が出せるのかを追求しているような気がした。
すぐそこに恐竜がいるという恐怖心を伝えるため
恐竜の姿を見せずに草木を揺らしたり
近づいてきたらより強く揺れたり。
恐竜の鼻っ面だけ写し鼻息で白く窓ガラスを曇らせるとか、
カーテンに恐竜のシルエットだけ映して恐ろしさを倍増させたり。
作り手が見せ方を工夫している点が面白かった。
CG映画に見慣れた分、新鮮だった。
やっぱり名作。
今見ても色褪せていないと感じた。
この映画を見ると蚊から恐竜の血液を採取して
同じように復活させられないのだろうかといつも思う。
結果的には、今の技術では難しいらしいが……。
夢のある話は、やはり映画の中だからこそ叶うのかもしれない。
だから映画は何度見ても面白いのだろう。
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