新・13日の金曜日
劇場公開日:1985年11月2日
解説
80年に登場した「13日の金曜日」シリーズの5作目で前作(「13日の金曜日 完結編」)で殺人鬼ジェイソンの息を止めたトミー少年が、事件以来ジェイソンの幻覚に怯えているという設定で、さらに出現するジェイソンとトミー少年の対決を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはフランク・マンクーノ・ジュニア、製作はティモシー・シルヴァー、監督はダニー・スタインマン、脚本はマーティン・キトローザー、デイヴィッド・コーエンとダニー・スタインマン、撮影はスティーブン・レポジー、音楽はハリー・マンフレディーニ、編集はブルース・グリーンが担当。出演はジョン・シェパードほか。
1985年製作/92分/アメリカ
原題または英題:Friday the 13th Part 5 A New Begining
配給:パラマウント映画=UIP
劇場公開日:1985年11月2日
ストーリー
トミー(ジョン・シェパード)は、幼年期に殺人鬼ジェイソンをナタで殺したのだが、そんな殺人鬼が生き返る妄想に悩まされ続け、精神病院で治療をうけていた。森の中にある自由な雰囲気の病院に移り治療中だったトミーの身辺で、残虐な殺人事件が続発する。森を通りかかった若者や病院の院長たちが、アイスホッケーのマスクをつけた何者かに続けて殺されたのだ。そんなある日、自室の鏡の前に立っていたトミーは、後ろにジェイソンが肉切り包丁を片手に持って立っているのを見て驚愕する。しかし、部屋には誰の姿もなかった。保安官は、残忍な殺人の手口を見て、犯人は死んだはずのジェイソンに違いないと確信する。病院の副院長ラム(メラニー・キナマン)は、トミーと病院の世話人であるジョージ(バーノン・ワシントン)の孫のレジー少年を連れて、レジーの兄デモンを尋ねようとする途中、暴走狂の男に出会う。その男を殴ってしまったトミーは、ショックのあまり姿を消した。ラムがレジーと病院に戻ると、続発する殺人事件で院内はパニック状態になっていた。ラムは彼らを落ち着かせると、トミーを探しに出かけるが、見つけられずに帰る。そんなラムの目に飛び込んできたのは、むごい手口で殺された死体の山だった。ラムはレジーを連れて逃げるが殺人鬼に追いつめられる。その時、どこからともなく現れたトミーがトラクターの鉄のスパイクで殺人鬼を串刺しにして絶命させた。マスクをして次々と殺人を犯していたのは救急車の助手ロイ(ディック・ウィアンド)だった。病院に入院していた子供同士のけんかがもとで息子を殺されたロイは発狂し、ジェイソンのマスクを利用して殺人を重ねていたのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ダニー・スタインマン
- 脚本
- マーティン・キトローザー
- デビッド・コーエン
- ダニー・スタインマン
- 製作総指揮
- フランク・マンキューソ・Jr.
- 製作
- ティモシー・シルヴァー
- 撮影
- スティーブン・L・ポジー
- 美術
- Robert Howland
- 音楽
- ハリー・マンフレディーニ
- 編集
- ブルース・グリーン
- 特殊メイク
- マーティン・ベッカー
- 字幕
- 菊地浩司