思春期

劇場公開日:

思春期

解説

フランスを代表する名優で映画作家としても活躍したジャンヌ・モローの長編監督第2作で、思春期の少女が大人への一歩を踏み出す姿をみずみずしくつづったドラマ。

第2次世界大戦の足音が迫る1939年7月。12歳のマリーは両親と一緒に、父の出身地であるフランス中部の小さな村で夏休みを過ごすことに。大好きな祖母に甘え、同年代の友人たちと遊びまわっていたある日、マリーはパリからやって来た若き医師アレクサンドルと出会う。ハンサムで優しいアレクサンドルに恋心を抱くマリーだったが、全く相手にされず……。

「年上の女」などの名優シモーヌ・シニョレが主人公マリーを見守る優しい祖母を演じ、製作も担当。作家アンリエット・ジェネリックが共同脚本を手がけた。日本では1986年に「ジャンヌ・モローの思春期」のタイトルで劇場公開。特集上映「映画作家 ジャンヌ・モロー」(2024年10月11日~/新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか)で「思春期」のタイトルに改めて上映。

1979年製作/94分/G/フランス
原題または英題:L'Adolescente
配給:エスパース・サロウ
劇場公開日:2024年10月11日

その他の公開日:1986年9月6日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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L’ADOLESCENTE (C) 1979 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THEATRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RESERVES

映画レビュー

4.0三猿

2024年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

見ざる、言わざる、聞かざる

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m m

5.0南仏プロヴァンス好きにおすすめ

2017年7月30日
スマートフォンから投稿

もう27年も前でしょうか。ある日たまたまテレビをつけたらNHKBSでこの映画が放送されていました。
可愛い思春期の女の子マリーが夏休みにおばあちゃんの住む南仏に家族で里帰りします。
マリーのおばあちゃんの役が何とあの大女優シモーヌ・シニョレなのです。彼女はとても温かくて太っ腹な田舎のおばあちゃん役を見事に演じていて、物語に深い趣を加えているのです。

映画はヴァカンスの出来事がマリーの視点で赤裸々に描かれています。マリーにとってこのヴァカンスは少女から女性になる転換期と言ってもいいでしょう。美しい南仏の風景と美しい少女マリー、優しいおばあちゃん、厳格な父、美しい母、森の魔女、優しい村人。。。
この一本でフランスの古き良き田舎暮らしが味わえます。
おすすめのフランス映画です。

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Bradley

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