ジャンヌ・ダルク裁判

劇場公開日

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解説

史上名高いジャンヌ・ダルク裁判の正確な再現を通して、ジャンヌの苦悩と、心の葛藤を描写した作品。監督と台詞は「スリ」のロベール・ブレッソン、撮影はレオンス・H・ビュレル、音楽はフランシス・セイリグ、美術はピエール・シャルボニエ。出演はフロランス・カレ、ジャン・クロード・フールノー、ロジェ・オノラ、マルク・ジャッキエ、ミシェル・エリュベルなどほとんどが素人の俳優である。

1962年製作/75分/フランス
原題:Proces de Jeanne D'Arc
配給:ATG

ストーリー

この作品は、ジャンヌ・ダルク(F・カレ)の裁判の、第一回論告から始まる。宗教裁判につきものの、執拗かつ冷酷な訊問がつづき、彼女の答は何一つとり上げられない。やがて、裁判の当初から決っていたかのごとく、火刑が言いわたされる。その時から、ジャンヌ・ダルクの内部に、次第に高まってくる苦悩。われわれにはとうてい理解できない心の葛藤が彼女を苛む。いわゆる、理性や正義の名のもとに行われる不正に対する不信が、彼女の精神を支配する。そして、最後に、魔女の汚名をきせられたまま火刑に処されるジャンヌ・ダルクをとらえて、この映画は終る。

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映画レビュー

4.0省略的な芸術美

2020年12月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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萌える

ロベール・ブレッソン監督がシネマトグラフで描いたジャンヌ・ダルク。カール・TH・ドライヤー監督の「裁かるるジャンヌ」と同じくジャンヌ・ダルク処刑裁判が描かれている。

「裁かるるジャンヌ」が顔のクローズアップなら、こちらは足のクローズアップ。この関係でも分かるように、本作には「裁かるるジャンヌ」のような訴えかけてくるような強烈なインパクトは無いが、ブレッソン監督らしい切り詰めた省略美に溢れている。鑑賞者へ大きくアピールすることは一切無く、あくまでもあるがまま。シネマトグラフの自然体でささやかな魅力を味わうことが出来る。

このように両作の魅力は対照的。心に強く訴えかけてくるような強烈なインパクトの前衛的手法で魅せる「裁かるるジャンヌ」。余計なものを自然体まで削ぎ落とした省略的な手法で魅せる本作。どちらも素晴らしくて優劣はつけられないが、やはりブレッソン監督の省略的な芸術美は大好きだ。いつかまた観比べたい。

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バンデラス
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