ドラゴン特攻隊

劇場公開日:

解説

第二次大戦下の緊迫した社会情勢を背景に、日本軍に拉致された高級将校救出を目指す特攻隊とそれを助ける謎の人物の活躍を描くクンフー映画。製作は王羽と林栄豊、製作指揮は江文雄と沈暁印、企画は徐再来、監督は朱延平、撮影は廖慶松、音楽は陶大偉、編集は韋辛が担当。出演はジャッキー・チェン(成龍)、ジミー・ウォング(王羽)ブリジット・リン(林青霞)、チェン・シアウ・チァウ(鄭少秋)、チェウン・チャン(孫越)、トウ・タイ・ウェイ(陶大偉)、フォン・シン(方正)、チャン・リン(張玲)、シュー・ピー・リァウ(許不了)、コン・タク・ムン(高凌風)など。

1982年製作/90分/香港
原題または英題:The Dragon Attack!!
配給:東映
劇場公開日:1983年12月17日

ストーリー

第二次大戦の最中、連合軍の高級将校が軍費50万ドルと共に何処ヘとなく消えてしまった。敵の捕虜として拉致されてしまったらしい。早速、救出部隊が編成されることになった。数々の世界的な名スパイたちの候補者の中から段渾(王羽)が選ばれ、彼は早速チームを組み始めた。ビリー・ザ・キッド(陶大偉)、その恋人リリー(林青霞)、オマツ(方正)とB子(許不了)のホモ兄弟、チョビヒゲ(孫越)などが次々に集められ、“ドラゴン特攻隊”として行動を開始した。途中、半裸のアマゾネス軍団に襲われ段渾は行方不明となりメンバーの者たちも捕えられてしまった。アマゾネス軍団の女王(鄭少秋)がリリーを標的に狙うが、リリーは街の風来坊で勝手気ままに生きている小覇王(成龍)に助け出された。やっとアマゾネス集落から逃げ出した特攻隊の面々はほっとしたのもつかの間、今度は怪奇な化物屋敷にまぎれ込んでしまった。そこは入ったら二度と出られないという恐ろしい屋敷で彼らは再び窮地に立たされた。と、その時小覇王に助けられていたリリーが花火を持って現われ、幽霊たちを火で攻めた。やっと目的地に着いた“ドラゴン特攻隊”は最後の大決戦を迎える。途中で小覇王も加わるが敵軍の猛攻撃でメンバーは次々に倒れていった。全てが終わった時、生き残っていたのは小覇王と消えたと思っていた段渾だった。彼こそ、敵軍を指揮しメンバーを死に至らしめ軍費50万ドルを一人占めしようとしていた悪の主謀者だったのだ。怒りに燃えた小覇王は、凄腕で段渾をやっつけると何処ヘとなく去っていった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0迷你特攻隊〜思い出のジャッキー映画〜

2024年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

楽しい

単純

ジャッキーの大ファンだった小学生時代にTV放送にて鑑賞、あまりのジャッキーの出番のなさにガッカリした作品‼️第二次大戦下、日本軍に拉致された将軍を救出する特攻隊の物語‼️もちろん戦争ものだし、カンフー映画だし、なんかホラーっぽい描写もあって香港映画らしいゴッタ煮、ジャンル不明な映画‼️片腕ドラゴンことジミー・ウォングが主役で、大スター同士、ジャッキーとのラストバトルはかなり貴重ですね‼️ジャッキーの攻撃はまったく当たらないけど‼️

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活動写真愛好家

3.5謎のアマゾネス軍団

2023年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 日本軍に連合国4将軍が拉致されたというのに、ドラゴン特攻隊の道中に現われる日本軍はいない。ジミー・ウォング演ずるドン中尉が次々と仲間を増やしていく過程は面白かったけど、一体何をしているのか・・・途中まではコメディ路線が強すぎてのめり込めない。

 終盤にはようやく敵の基地に到着するが、そこはハーケンクロイツを掲げたナチスの巣窟。しかもナチスたち(?)は全員死んでいた。そこへ将軍を拉致した敵が現われるが、これが何者なのかさっぱりわからない。ハーケンクロイツを飾った日本車の暴走族とコマツのブルトーザー。中には侍も数人。そして指揮を執っていたのは死んだと思われていたドン中尉だった・・・

 ジャッキー・チェン演ずる盗人のシャオリーと、ジミー・ウォング演ずるドン中尉との決戦はカンフーを駆使した闘い。途中まで目立たない存在だったのに、さすがにアクションはお手の物。滅多に見られないジャッキー対ジミーなだけに盛り上がったなぁ。

 かなり死人が出てしまうし、コメディーベースなのにシリアス。戦争反対!と叫ぶジャッキーにほれぼれ。

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kossy

3.0懐かしい!

2022年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

いつ頃観たのかさえ覚えてないが、それこそ何十年振りだと思う。
意外に評価は低いが、当時ジャッキーに狂っていた中学生のガキんちょファンとしては、むしろジャッキーの出演シーンが少ない本作はレア作品として重宝がられていたと思う。
キャスティングも当時の香港の有名俳優を集めているし、ポリスストーリーのブリジット・リンが実はここでジャッキーと共演してたのは感慨深い。
そして、ジャッキーをこの程度でキャスティング出来るジミー・ウォングがいかに大物だったかが計り知れる作品でもある。

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ヒックス伍長

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