シビル・アクション

劇場公開日:2000年2月5日

解説

汚染事故の裁判を通じて正義の心を取り戻していく金満弁護士の姿を描く法廷ドラマ。ジョナサン・ハーの同名ベストセラーの映画化。監督・脚本は「ボビー・フィッシャーを探して」のスティーヴン・ザイリアン。撮影は同作のコンラッド・ホール。音楽は「シンプル・プラン」のダニー・エルフマン。出演は「将軍の娘 エリザベス・キャンベル」のジョン・トラヴォルタ、「スリング・ブレイド」のロバート・デュヴァルほか。

1999年製作/115分/アメリカ
原題または英題:A Civil Action
配給:UIP
劇場公開日:2000年2月5日

あらすじ

ボストン。4人のパートナーと法律事務所を経営する民事専門の敏腕弁護士のジョン・シュリクマン(ジョン・トラヴォルタ)は、ある日ラジオの法律相談番組に出演中、電話で大手化学会社による河川汚染事故の話を聞いて、住民側の弁護につき、厄介な裁判に乗り出す。医学的検査と科学的捜査のため260万ドルを自ら負担し、企業から多額の和解金をせしめる目論みだったが、相手側の弁護士ジェローム・フェイチャー(ロバート・デュヴァル)の術策にはまり、裁判に敗訴したばかりか、私財まで使い果たし、パートナーの信頼も失ってしまう。だが、絶望のなかでジョンは人としての信念を取り戻し、自らのプライドと正義を賭けて再び法廷に立つのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

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映画レビュー

4.5 非常にクオリティの高い苦味のあるヒューマンドラマ

2025年9月30日
PCから投稿
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村山章

4.0 くそ忌々しい司法だが、日本よりは弱者にやさしい

2024年9月2日
PCから投稿

法廷ドラマとしてみると、ジョン・トラボルタは最初から完敗だった。
ロバート・デュバルが演じる弁護士の方が1枚も2枚も上手。
一攫千金の裁判を起こした守銭奴の原告側の法律家は、裁判上の技術面で弱かった。
ノンフィクションとしては盛り過ぎのような気がする。

日本では、裁判費用と言えば 弁護士への高い謝礼というイメージがあるが、
この映画では 立証する為の調査・分析費用などが描かれており、
その費用も裁判を請け負った法律事務所で建て替えている。

たとえ勝訴しても、経費の精算で消えてしまうかもしれないが、
被害者がボロボロになって戦う日本の司法制度より
社会を正すには 多少 向いてるのかもしれない。

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ビン棒

3.0 この法廷ものも事実に基づいているとのことだが、この翌年に『エリン・ブロコビッチ』が公開されたことを考えると、関連性があったのだろうかと考えてしまう。

2024年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ポルシェに乗ったトラヴォルタはちょっと嫌味な感じだけど、人の情けを徐々に理解するようになる雰囲気がよかった。最初は「金にならないものは引き受けない」とか言ってましたもんね。意外と面白いのは、財務担当のウィリアム・H・メイシー。長期裁判には金がかかるので、弱小法律事務所を救おうと節約、節約、また節約。被告側弁護士デュヴァルの老獪さも、奥に秘めた恐ろしさを感じさせる。

 3億ドルの要求額に対して、デュヴァルは2千万ドルでの和解を持ちかける。原告側は井戸に流れ込んだ毒を証明するのにてこずっていたこともあり、悩むドラヴォルタ。結果、デュヴァルが顧問するベアトリス社だけ審理が打ち切られた。残るはグレース社のみとなった。個別に示談に持ちこもうとするものの、家族の反応は・・・

 意外な結末となったが、社会派映画としたらこれが正解かもしれない。

【2005年視聴】

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kossy

5.0 えなに?要するに

2023年8月9日
iPhoneアプリから投稿

ノーガード戦法って事?

ジョン・トラボルタって頭良い役もやるんだァ🙆‍♀️!?凄い👏

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ミスター

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