シークレット・オブ・ウーマン

劇場公開日:

解説

ストックホルム郊外の小島の別荘に集まった4人の妻たちと一組の若い恋人の、ある夏の夕べを描く。製作はアラン・エーケルンド、監督・脚本は「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマン、撮影はグンナール・フィッシャー、音楽はエリク・ノルドグレンが担当。出演はアニタ・ビョルク、カール・アーネ・ホルムステーンほか。

1952年製作/スウェーデン
原題:Kvinnors Vantan
配給:エンボディメント・フィルムズ
劇場公開日:1988年4月30日

ストーリー

ストックホルム郊外の小島にある別荘の持ち主ロベーリウス家の兄弟たちと結婚した4人の妻たちが、ある夏の週末の夕べにそれぞれの愛の体験を語る--。美術評論家のエウシェン(カール・アーネ・ホルムステーン)の妻ラーケル(アニタ・ビョルク)は、二年前この別荘に来たときに幼なじみのカイ(ヤール・キューレ)と再会し、彼に身を任せてしまう。妻などほったらかしで著作に熱中する夫への反動からの行動であったが、この事件によって夫婦はそれぞれの愛を互いに確かめあうようになる。マッタ(マイ・ブリット・ニルソン)がマッティン(ビルイェル・マルムステーン)と出会ったのはパリでのこと。二人は軽い仲間意識から次第に愛を深めあい、やがてマッタは妊娠した。しかしそんな折、マッテンは父の死の報をうけとり、彼女のもとを去る。失意のうちにストックホルムに帰国したマッタは、ある日偶然マッティンと再会し、愛が再燃した二人は結婚するのだった。仕事熱心で一族の中心人物でもあるフレードリック(グンナール・ビヨルンストランド)と結婚したカーリン(エヴァ・ダールベック)は、自分を始め家庭に関心を示さない夫に不安を募らせていた。ある夜エレヴェーターに乗った夫妻は、故障から一晩閉じこめられてしまう。夜通し二人は語りあい、カーリンは夫の愛を確かめるが、翌朝には彼はもとの仕事人間に戻っていた--。三人の話を聞いたマッタの妹マイ(ヤード・アンデション)は、自分自身の人生を求めて、ポール(ホーカン・ヴェステルグレーン)とアネッテ(アイノ・トーブ)の息子ヘンリック(ビヨルン・ビェルヴヴェンスタム)と共に、家出するために白夜の海を船出するのだった。

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