サンタ・サングレ 聖なる血

劇場公開日:

解説

連続殺人に手を染める青年の異常心理をオカルト・タッチで描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはアンゲロ・イアコノとルネ・カルドナ・ジュニア、製作はクラウディオ・アルジェント、監督は「ホーリー・マウンテン」のアレハンドロ・ホドロフスキー、原案・脚本はA・ホドロフスキーとロベルト・レオーニ、共同脚本はアルジェント、撮影はダニエレ・ナヌッツィ、音楽はサイモン・ボスウェルが担当。出演はアクセル・ホドロフスキー、ガイ・ストックウェルほか。

1989年製作/イタリア
原題または英題:Santa Sangre
配給:ケイブルホーグ
劇場公開日:1990年1月27日

ストーリー

メキシコ・シティのグリンゴ・サーカスの団長オルゴ(ガイ・ストックウェル)と妻コンチャ(ブランカ・グエッラ)の一人息子フェニックス(アダン・ホドロフスキー)は、感受性の豊かな少年だった。彼は、刺青の女(セルマ・ティゾー)が連れている聾唖の少女アルマに好意をよせていたが、ある夜オルゴと刺青の女との浮気を目撃したコンチャは、夫の下腹部に硫酸をかけ、激怒した彼は妻の両腕をナイフで切り落とし、自らも喉をかききって自殺して果てる、という事件が起きた。刺青の女はアルマを連れて逃げ、現場に残されたフェニックスはショックのあまり精神病院に送り込まれた。やがて成長したフェニックス(アクセル・ホドロフスキー)は、母に呼び出されるまま脱走するように施設を抜け出し、コンチャの心とフェニックスの腕が一体となって動く奇妙な一心同体芸を身につけ舞台に立つようになる。ある夜、フェニックスはカーニヴァルであの刺青女を見つけ、彼女を殺害する。しかしそれはコンチャの意志によるもので、以後フェリックスは心ならずも、自分に近づく女たちを母の意志の下、殺してゆくようになる。そんなある夜、フェニックスの前に美しく成長したアルマ(サブリナ・デニスン)が姿を現わし、母の呪縛を解くことに成功したフェリックスはコンチャを殺す。しかし我に返った時、そこに横たわっていたのは、一体の腕のない人形だった。フェリックスはアルマに守られ、屋敷を囲む警官の前に足を踏み出すのだった。

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映画レビュー

4.5凄い面白い。こんな映画だったのか。 ラストも良い。途中で気付くか。...

2021年1月16日
スマートフォンから投稿

凄い面白い。こんな映画だったのか。
ラストも良い。途中で気付くか。

自分が学生の時に映画紹介のTV番組にハガキ応募したら当たって映画館に観に行って気持ち悪くなってしまい途中で何度か席をたってしまったのを思い出した。
ショックを受けて帰って、次の日の学校でも映画をひきずって知恵熱みたいになって具合悪かった。早退した。中学生だった。

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collectible

4.5母を愛し過ぎると

2020年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

運命、定めというものはあるのかな?
母が狂信者となった事。
父がサーカスの団長で浮気症な事
そんな中で起こった悲劇。
施設で鳥?ケモノ?のように生きる。
施設を出て母の腕となって生きる。
ある時聖なるものはもう死んでいることに気がつく。
強烈なイメージが美しい。

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Momoko

4.0美男子♡

2020年4月30日
iPhoneアプリから投稿

いやーーーーーとっても良かった…
感動すらしたホドロフスキーで(初めて)

美しいシーンがいくつもあって
心に残ります…
血の吹き出し加減が絶妙!
ぞうさんが哀れで…
美男子の息子も哀れだった

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mamagamasako

3.5話が理解できる

2020年4月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

サーカス団の団長の息子フェニックスは、心優しい少年だったが父親の不倫が彼の精神を狂わせ…。
ホドロフスキー監督作。相変わらずシュールすぎる画が多いが、ホーリーマウンテンよりは物語のメッセージが分かりやすく幼少期の体験の重要さが染みる作品でした。

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shotgun

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