サンセバスチャンの攻防

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解説

イエズス会の神父ウィリアム・バービー・ファハティの小説『サンセバスチャンの防壁』を「大いなる西部」「シャイアン」など西部劇大作を数多く手がけているジェームズ・R・ウェッブが脚色、「25時」のアンリ・ヴェルヌイユが監督したアクション篇。撮影は「マルコ・ポーロ大冒険」のアルマン・ティラール、音楽はイタリア音楽界の名匠エンニオ・モリコーネが担当した。出演は「25時」のアンソニー・クイン、「シェラマドレの決斗」のアンジャネット・カマー、「特攻大作戦」のチャールズ・ブロンソン、「野性のエルザ」のサム・ジャッフェほか。製作は「泥棒を消せ」のジャック・バール。

1968年製作/アメリカ
原題:Guns for San Sebastian
配給:MGM

ストーリー

スペイン支配下にあったメキシコ。アラストレー(アンソニー・クイン)は砂漠の中で、駐屯軍から激しく追跡されていた。スペインに対する反逆者として彼には賞金さえかかっていたのだ。重傷を負ったアラストレーは近くの教会に逃げ込んだ。追っ手の軍隊が教会に来た時、教会を預かるジョセフ神父は軍隊の申し出を断り、アラストレーを看護した。だが軍隊のアラストレー引き渡し要求は強硬だった。数日後、神父とアラストレーは、まんまと軍を出し抜き、サンセバスチャンの旅に出た。だが砂漠の旅は死の苦しみ。サンセバスチャンに着いてまもなくジョセフ神父は死んでいった。アラストレーも飢えと疲労で失神したが村娘キニタ(アンジャネット・カマー)の介抱で元気を取り戻した。ところでサンセバスチャンはヤキ・インディアンの襲撃にあい、無人の廃墟と化していた。もともと行動的なアラストレーは村の再建を呼びかけ、ダムの建設や、インディアンから村を守るための城壁を築くことにした。彼は死んだジョセフ神父の僧衣を身につけていたことから、村民の尊敬を一身に受け、キニタの説得もあって、神父になりすますことにした。そして彼はインディアンとの和平を望み、一度は成功したかに見えたが、結局インディアンと盗賊テクロ一味の大襲撃を受けることになってしまった。やっと出来上がった防壁も彼らの猛攻に、あえなく崩壊。最後の手段として、ダムの爆破を試みた。爆破工作は成功。敵は一気に壊滅。自分たちの力でサンセバスチャンを守り通した勝利の喜びの中に、司教代理と若い神父ルーカスが軍隊とともに到着し、ここ数年間なかったミサが行われた。しかし、そのミサの最中、軍隊の1人がアラストレーの正体を見破った。彼はミサの途中で逃げ出し、新しい生活を求めて、キニタと一緒にサンセバスチャンを去っていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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