ロード・オブ・ウォー

劇場公開日:

解説

史上最大の武器商人と呼ばれた男の半生をニコラス・ケイジが演じる風刺アクション。ウクライナで生まれて家族といっしょにアメリカに渡ったユーリーは、やがて武器の売買に目をつけ、世界有数の武器商人に成り上がっていくが。監督は「ガタカ」「シモーヌ」のアンドリュー・ニコル。ユーリーの逮捕を狙うインターポールの刑事役でイーサン・ホーク、ユーリーが仕事に引き入れる弟役でジャレッド・レト、ベテラン武器商人役でイアン・ホルムらが共演。

2005年製作/122分/R15+/アメリカ
原題:Lord of War
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2005年12月17日

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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

4.0【”例え合法でも間違っている!”今作は、世界各地で戦争を起こしている真なる要因を見事に喝破した作品である。】

2023年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

■ユーリー・オルロフ(ニコラス・ケイジ)はある日、ロシアンギャングの銃撃戦を目撃し、武器売買をビジネスにしようと思い付く。
 商才を発揮し、ソ連崩壊という運も味方に付けた彼は、違法な武器売買を追うインターポールの捜査官バレンタイン(イーサン・ホーク)の目を掻い潜り、紛争が続くアフリカへ市場を展開していく。

◆感想

・申し訳ないが、私にとってのニコラス・ケイジは過去の名声に縋っている俳優だと思っていたが、今作の様な社会派映画で堂々と主演を演じている姿を見ると、”参りました・・、”と思ってしまう。

・超絶美人な女性(エヴァ・フォンテーン)と結婚したいがために、武器商人への道を選んだユーリー・オルロフ。だが、結果的には弟(ジャレッド・レト)を薬中にしてしまい、挙句の果ては戦地で弟の命を失ってしまう。

・インターポールの捜査官バレンティンを演じたイーサンホークも、引き締まった身体で存在感を示している。

<エンドロールで流れる言葉が強烈である。
 ”最大の武器輸出国は、米・英・中・仏・露であり、各国は常任理事国である。”と言うコメントは非常に重い。>

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NOBU

4.0隠れた名作と呼ぶにふさわしい

2023年1月1日
スマートフォンから投稿

悲しい

知的

まずはやはり実話を基にしているところが高評価。そしてニコラスケイジの安定の演技力。

ストーリーは主人公が、武器商人の才能に目覚めて、ビジネスで成り上がる話ですが、
ダメダメな弟への愛情や、恋愛も重なり、重厚感のある内容となってます。

アメリカとロシアの冷戦がメインの時系列ですので、背景を抑えて見て頂ければ世界の縮図が見えるかと。

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吾輩の猫である

4.5何年でも通用する痛烈な皮肉と批判

2022年10月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

難しい

淡々と語られる才能ある人物のサクセスストーリーに、今現在に通用する批判を織り交ぜてクールに世のプロパガンダの裏側を紹介してくれる。悪は正義の反対じゃないってことを。

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B級

3.0暴れないケイジでも魅力的

2022年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。
オープニング素晴らしい。
コミックの『ヨルムンガンド』より先か。
何がどうしてどうなってこんなことになっているのかが垣間見える。
あばれないケイジの方が好き。

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なお
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