コレット 水瓶座の女

劇場公開日:

解説

女流作家シドニー・ガブリエル・コレットの、最初の夫との結婚前後の出来事を綴った愛欲メロドラマ。監督はジョン・ヒューストンの息子で「ミスター・ノース 風をはこんだ男」のダニー・ヒューストン。エグゼクティヴ・プロデューサーはトッド・ブラックとキャスリン・ギャランとジョー・ワイザン、脚本はルース・グラハム、撮影はヴォルフガング・トロイ、音楽は「グレイストーク ターザンの伝説」のジョン・スコットが担当。

1991年製作/93分/ドイツ・フランス・アメリカ合作
原題または英題:Becoming Colette
配給:松竹富士
劇場公開日:1992年4月18日

ストーリー

20世紀初頭のパリ。田舎育ちのガブリエル(マチルダ・メイ)は、父(ジャン・ピエール・オーモン)を訪れた都会の出版者ウィリー(クラウス・マリア・ブランダウアー)と恋におち、結婚する。やがて、社交界にデビューしたガブリエルは、女優のポラール・ソーレル(ヴァージニア・マドセン)に引き合わされる。実は、ポラールとウィリーは以前からの深い仲。彼は妻に、3人で暮らそうと相談を持ちかける。動転して夜の街をさまよう彼女を暴漢が襲った。ショックが続いたその日の出来事を、ガブリエルは日記に書き綴り、それを盗み見たウィリーにより『学校のクローディーヌ』と題して出版される。しかも、ウィリーの署名で。3年後、相変わらずの生活を続けていたガブリエルだったが、重ねて夫の裏切りにあい、自分も夫を裏切ることを決意。新しい原塙として白紙の日記帳をウィリーに渡した・・・。ガブリエルは夫と別れ、今度は本物の作家として、女性初のレジォン・ドヌール勲章を受けるまでになった。

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