こねこ
劇場公開日:1999年7月17日
解説
子猫と家族の触れ合いをさわやかに描いたドラマ。監督は60年生まれの新鋭イワン・ポポフで、モスフィルムの技術スタッフだった両親か参加したほか、息子と娘も作品に出演。脚本はポポフとアレクサンドル・マリヤモフ。撮影はウラジミール・ファステンコ。音楽はマルク・ミンコフ。美術はイリーナ・マルツ。編集はワレリーヤ・ベロワ。出演はアンドレイ・クズネツォフ、リュドミラ・アリニナほか。
1996年製作/84分/ロシア
原題または英題:Kotehok/The Kitten
配給:パンドラ(配給協力*映像文化振興会=IVC=ビームエンタテインメント)
劇場公開日:1999年7月17日
ストーリー
モスクワ。音楽家一家のクズネツォフ家の子供たちマーニャとサーニャ(マーシャ・ポポフ、サーシャ・ポポプ)がある日、一匹の子猫をもらってきた。誕生日パーティでチグラーシャ(トラちゃん)と名付けられた子猫だが、カーテンは引き裂く、花瓶は割る、あげくはパパ(アレクセイ・ヴォイチェーク)の楽器ケースにフンをするとトラブルを巻き起こす。トイレの世語を子供たちが引き受けたことで事なきを得たが、その矢先、チグラーシャは窓辺からトラックの荷台へ落ちて見知らぬ通りまで運ばれてしまった。一家は総出で子猫を探すが見つからない。チグラーシャは元の住処を探して町をさまよううち、ドーベルマンに襲われ、そこをワーシャという猫に助けられた。ワーシャはチグラーシャを古アパートの屋根裏に住む雑役夫のフージェン(アンドレイ・クズネツォフ)の元に連れて行く。そこには迷い猫が大勢いた。だが、フージェンはアパートの追い立て屋と争い、病院に運ばれてしまう。残された猫たちは助け合ってなんとか生き延びた。大晦日。チグラーシャは町でなつかしいフルートの響きを聞く。それはなつかしのわが家でパパが吹いていたのと同じだった。チグラーシャはステージで演奏中のパパの背中に駆け登った。いっぽう、病院から帰って来たフェージンの元にも猫たちが再び帰って来た、
スタッフ・キャスト
- 監督
- イワン・ポポフ
- 脚本
- イワン・ポポフ
- アレクサンドル・マリヤモフ
- 撮影
- ウラジミール・ファステンコ
- 美術
- イリーナ・マルツ
- 音楽
- マルク・ミンコフ
- 編集
- ワレリーヤ・ベロワ
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フェージンアンドレイ・クズネツォフ
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おばあさんリュミドラ・アリニナ
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パパアレクセイ・ヴォイチェーク
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ママタチアナ・グラウズ
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マーニャマーシャ・ポポフ
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サーニャサーシャ・ポポフ
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指揮者アレクサンダー・カーギン