ゴッドファーザーPARTIIのレビュー・感想・評価
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序盤からの現代パートが難しい。誰と何をどう争っているのかよく分から...
序盤からの現代パートが難しい。誰と何をどう争っているのかよく分からない。昔パートの話、こちらは理解がしやすい。デ・ニーロの演技、本当に前作のドンそのものです。
分からないながらも我慢して見ていると話の骨格が見えてきます。
前作のドンとの比較なんですね。世間でよく言われる「2代目はあかん」の秘密がここにあるかも。それにしてもなんとも重厚な雰囲気。これ味わうだけで価値ある作品です。長いけど(笑)
ゴッドファーザーの前後
ビトーが子供のとき家族を殺され、アメリカに渡りニューヨークで顔役となるまでが半分で、ビトーはロバート・デニーロが演じている。
一方、競合するギャングのボスを皆殺しにしたマイケルは、新たなビジネスを立ち上げるためキューバに行く。
キューバ革命や議会証言などを交えながら、フレドの裏切りやケイとの別れがドラマを厚くしている。
3時間半近くの長尺ものだが飽きさせない。
暗殺で尊敬を集めた父、軽蔑しかされない三男
パート2
モーグリーンを殺して、ラスベガスの利権をとり、さらにキューバへ進出した三男マイケル率いるコルレオーネ一家。
兄のフレドと、父と昔馴染みのフランクがマイケルのことをよく思っていなく、マイケルは罠にかけられる。FBIの罠なのか、ユダヤ人ギャングの罠なのか。マイケルとトムは上院委員会で告訴される。これはコルレオーネ一家の終わりの始まりなのか。
コルレオーネ一家の始まりが描かれる。シシリア島のコルレオーネ村で父と兄と母を殺された少年ビトは単身ニューヨークへ出る。言葉も分からず、頼るものもなく。
20世紀初頭のニューヨークのイタリア人ファミリーの中で頭角を現して行く。仲間を作り家族を作る。
ビトの三男マイケルは、ずっと避け続けてきた父の跡を継ぐ。ファミリーのボスであろうとする。本来は尊敬を集めなければならない存在がいまや軽蔑される存在に。そこは、兄、妹、古くからの仲間からの妬みが増幅された場所。妻からさえも裏切られる。
ハイマンロスという引退したビジネスマンと、気のいい老いぼれフランク、フレドという自分の分身にして唯一の理解者を消す。コニーというおなじ血を分けた妹、そして最愛の息子を産んだ妻にさえも辛く当たるマイケルはどんどん孤独に陥ってゆく。
映画を観る至福の時間を3時間以上も体験できる
ゴッドファーザーが1972年公開
それを観たスコセッシが翌年ミーンストリートを公開する
それを観たコッポラはその翌年本作を公開する
このこだまのような映画の呼応が凄まじい高みに本作を押し上げた
ミーンストリートで名を上げたロバート・デ・ニーロは本作で大スターの座を不動のものにした
3時間を超える超大作にも関わらず、一切ダレることはなく、私達を最後までラストシーンまで連れて行ってくれる
終盤には終わってしまうのが惜しいくらいに没入してしまうのだ
ロバート・デ・ニーロはもちろんのこと、アル・パチーノの凄まじい迫力と演技力に酔いしれる
正に映画を観る至福の時間を体験できる
素晴らしい傑作だ
それ以上付け加えようとも蛇足になる
相変わらずの傑作
ロバートデニーロにしてやられた。
シリーズ中一番人気が高いのも頷ける…でも長い
父親、マフィアとしての苦しみ
今作はマイケルの家族の始まりと崩壊か描かれていく。
フレドの裏切り、仲間の反発、妻との関係。
全てやりきれない気持ちでいっぱいになる。
前作よりさらに心が締めつけられる悲しい物語。
若い頃のビトコリオーネ役のロバート デ ニーロの美貌とオーラが漂う演技は見る価値があり、楽しめた。
過去と現在が交互になっていて、ソニーもまたでてくる。
あの頃とはすっかり変わってしまったのだと感じさせるような作りになっていた。
若き日のアル・パチーノ・・
とにかくデニーロ
ロバート・デ・ニーロは声までかすれさせて、ビトの貧しい時代ということでかなり減量したんだろう。
とにかく徹底している。
正直言って三部作ではあんま好きじゃない。とにかく暗いんだよな〜
終止表情が硬く、不機嫌そうでしかも何度かかんしゃく起こすマイケルも好きになれない。
ただ、今でこそ時系列があっちこっちいく映画などたくさんあるから新鮮味ないだろうけど、むかしはうまい構成だと思ったなあ。
何十年もまえだけど深夜にパート1とごっちゃにした特別版がやっててやっぱいいわと思ったですよ。
そこではマイケルの奥さんが離婚したあと、修道院みたいなとこでろうそくをいくつもたてながら、何か贖罪というかそんなシーンで終わりますが、
後にも先にもこのバージョンみてない。パッケージ化してないのかな。
ビトの青年期も長かったりする、時間が
ちなみにパート3が公開される何年も前の話だけど
やっぱりでも、パート2はフレドとの確執が無視できない。ぶっちゃけビトの青年期とかどうでもいいもんなあ(笑)
本来自分が二代目なはずなのに弟に継がれる。
なぜならだってお前ダメな奴じゃん、ボスなんか務まらないじゃん?と
実際ダメな兄貴なんだが、そりゃおもしろくないよな…
で、この確執がパート3
にもかなりつながる。
やりきれないよねえ。
三作目は劇場でみたので結構ひいきしてしまうが、二作目も悪くはないです、ただ三部作のなかでは評価は落ちますね。
駄作と傑作は紙一重
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