告発のレビュー・感想・評価
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映画よりも
映画を観た人たちの感想に感動。
これほど観客側に感動をもらったことはないかも。
人間捨てたもんじゃないかも。
正直、見てはいけない事実を見て、後味の悪さ気持ち悪さに
深く残った。
ひどすぎるとかそういうレベルではないだろう・・・
でもこういうものを真正面から見て、素晴らしいと思える人たちがたくさんいるんだと思って
映画よりも人間の「反応」に感動。
この「告発」による『行動』に対して
観客が見せた『反応』が私の心を、、略
映画そのものの感想
・カメラワークが最初の方若干多すぎて目が痛い
・弁護士、囚人、副所長の演技がすごすぎる
(心が持って行かれるレベル)
・セリフが早すぎて頭が付いていけない場所が少しある
・虐待シーンなどが多すぎるが、ありのままのことが脚色なく
描かれているらしい。
→ぼかしてる訳でもなく、逆に大袈裟に描いてる訳でもない部分が素晴らしい
彼が求めたのはなんだったのか
ケビン・ベーコンの演技には感服です。
正常な人間を精神崩壊状態になるまで閉じ込めて置いておくと、
こういう風になってしまうんですかね・・・。
ハッキリ言ってほぼ救いがありません。あるとすれば、
「妹に会えたこと」「苦しみから解放された事」「友ができた事」
これぐらいです。
昔あった刑務所の実話を元に作られた映画なのですが、
今でもこんな事が行われている刑務所があったりするのでしょうか。
あったとしたら大問題ですね。
当時も問題になったらしく、大分前に使われなくなった、と
映画内の最後に字幕で流れていました。
演技力は素晴らしく、無駄のないストーリー、虚しいラスト。
無慈悲というしかありません。見てよかったです。
最初はゲイリー・オールドマンあまり出番は無かったような
気がしました。
立ち向かう勇気と友情
実話をもとにした、アルカトラズでの話。
自分の力では、とてもじゃないが敵うはずもないような大きなものに立ち向かう勇気。
初めは“仕事”でしかなかった、ヤング(ケビン・ベーコン)への取り調べも、時間が経つにつれ、“心”に寄り添うようになってゆく…
ラストに向かう場面で、トランプを投げているシーンが、大変印象的!!
囚人ヤングも、弁護士スタンフィルも、お互いが気持ちを寄せていくように感じた。
何より、ケビン・ベーコンの演技力がすごい!
牡蠣をスロットマシンに突っ込んでいるみたいよ
映画「告発」(マーク・ロッコ監督)から。
ズシリと心に重くのしかかるテーマの映画なのに、
こんな台詞を選ぶのは不謹慎かと考えたが、
観終わったあとに残されたメモを眺めたら、
このフレーズが一番インパクトがあり、気になった。
約3年2ヵ月(1,000日間)、独房に入れられて、
人生の大半を刑務所で過ごした受刑者が、
「女とつきあったことがない」という台詞を耳にしてか、
主人公の弁護士が、ある女性を法廷速記者と偽り、面会中に、
セックスをさせようと試みたが、上手くいかない。
彼女は「まず、立たせなきゃだめ。」と優しく手招きするが、
その時「牡蠣をスロットマシンに突っ込んでいるみたいよ」と
意味不明の例えを口にする。
これが、気になって気になって、仕方がなかった。
監督や、製作スタッフには、本当に申し訳ない。(汗)
しかし、私の好奇心は膨らむばかり。
アメリカでは、あの時の例えを、こんな表現をするのだろうか。
それも、上手くいかなかった時のことを。
う~ん、あとで、ちょっと調べてみようっと。
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