告発のレビュー・感想・評価
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牡蠣をスロットマシンに突っ込んでいるみたいよ
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映画「告発」(マーク・ロッコ監督)から。
ズシリと心に重くのしかかるテーマの映画なのに、
こんな台詞を選ぶのは不謹慎かと考えたが、
観終わったあとに残されたメモを眺めたら、
このフレーズが一番インパクトがあり、気になった。
約3年2ヵ月(1,000日間)、独房に入れられて、
人生の大半を刑務所で過ごした受刑者が、
「女とつきあったことがない」という台詞を耳にしてか、
主人公の弁護士が、ある女性を法廷速記者と偽り、面会中に、
セックスをさせようと試みたが、上手くいかない。
彼女は「まず、立たせなきゃだめ。」と優しく手招きするが、
その時「牡蠣をスロットマシンに突っ込んでいるみたいよ」と
意味不明の例えを口にする。
これが、気になって気になって、仕方がなかった。
監督や、製作スタッフには、本当に申し訳ない。(汗)
しかし、私の好奇心は膨らむばかり。
アメリカでは、あの時の例えを、こんな表現をするのだろうか。
それも、上手くいかなかった時のことを。
う~ん、あとで、ちょっと調べてみようっと。
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渾身の演技力
ケビンベーコンの天才的な演技力に、ラストのこうなって欲しいと願う感懐を抱く気持ちが強く入りすぎてしまい、結末に何とも言えない感慨深い想いを持たせてくれる…とても悲しくとても素晴らしい、どうしても心に残る大好きな作品の一つです。
重くて痛い
重くて痛い映画でした。でも、だからこそ鑑賞した後に残る一縷の清々しさに救われる。
立場の違い、環境の違い、それらを乗り越えて生まれる友情。
そして明暗の別れる結末。
痛いからこそ観てよかったと思える映画でした。
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