告発のレビュー・感想・評価
全26件中、1~20件目を表示
僕はただ友だちが欲しかった
ヘンリー•ヤング。
10才で両親と死別、妹と二人。
どうやって暮らしていたかわからないが、
17才で店から妹の為に5💲盗んで刑務所送り。
定員増やす為に軽犯罪ながらアルカトラズに送られた。
脱走、マッケインにチクられ失敗。
独房送り、素っ裸にされバケツで水をぶちまけられ、
1回目は規定通り19日で出されたが、
副所長の意固地な嫌がらせか、
再び真っ暗闇の岩がゴツゴツする独房3年間。
素っ裸で両手を括られ水をぶっかけられたり、
思いっきり殴られたり糞便にまみれ悲惨な状況。
気づいていなかった所長が副所長に問い詰め、
やっと出された。
シャワーを浴び衣服を身に付け散髪され食堂へ。
食堂での食事の際、
チクったマッケインをスプーンで刺し殺し第一級殺人罪。
1941年6月17日、
ディマジオが32試合連続安打達成。
なかなか喋らないヘンリーに
スタンフィル弁護士はあの手この手で
喋らそうとし審理延期を申し出るが、1週間だけ。
この頃の処刑方法はガス室で、
イヤミな副所長はヘンリーに新しいガス室を試すと言う。
第二次世界大戦はまだ。
検事が早く死刑にせよと言わんばかりの陳述。
スタンフィル弁護士は、
ヘンリーの罪は5💲の盗みだけであること。
誰にも暴力を振るったことが無い。
3年間の独房生活でマッケインを殺す事だけ考え、
以前とは精神的に別人のようになり、マッケイン殺害。
ヘンリー一人だけの罪ではない。
独房に3年間も入れた所長副所長並びにアルカトラズを
共犯者とみなし告発する、と。
被告人ヘンリーへの虐待罪とマッケインの殺人罪で
告発する、と。
アルカトラズは南北戦争時に軍が建設。
1933年陸軍省は刑務所閉鎖。
1934年ハムソン所長の現刑務所となりグレン副所長など
も招集された。
退職したデレク•シンプソン看守を証人によべたら。
上司からも圧力をかけられるスタンフィル弁護士。
囚人たちに聞いても口止めされているように
何も聞けない。
渋る副所長に令状を出し独房を視察することができ、
その酷さに驚く。
独房の囚人3名を証人として確保。
がしかし、担当を外されたスタンフィル弁護士。
面会室でヘンリーと会う。
スタンフィル弁護士は事務所を辞め個人で活動。
戻って来てくれと懇願するヘンリー。
7才で両親と死別し兄と寄宿学校に入れられた
スタンフィル弁護士。
施設に入れられたであろう妹の世話をしたかった、
と言うヘンリー。
お互いの身の上を話し合う。
スタンフィル弁護士の兄にも圧力がかかり
弟の説得に。行政批判は国の沽券に関わるからと。
シンプソン元看守から独房での虐待の証人になる、
という連絡を受け自宅に行くと、
男から暴行を受けシンプソンさんも倒れていた。
揺るがないシンプソンさんの意思。
あろうことかスタンフィルは
性的な初体験をさせてやろうと女性を連れ
ヘンリーの元へ。
副所長を証人に呼び問いかけるスタンフィル弁護士。
独房の写真、光が入らないこと、
運動は3年2ヶ月の間に1回だけ。
32人もの囚人がアルカトラズに入所後精神科へ。
看守に階段から突き落とさせ、
カミソリで足首を切りつけ、
棍棒で殴らせ、‥‥
逆上する副所長。
暴力は精神に異常を来す、暗闇も同じ、とスタンフィル
証人元看守シンプソンさん、
殴ったことも階段から突き落としたことも認め、
副所長の指示だと証言。
しかし、
検事がシンプソンさんが飲酒で停職になったことを
写真でバラす。
検事に証拠提供したのは、
スタンフィル弁護士の兄だった。
スタンフィル弁護士を殴らせたのも兄。
ヘンリーが珍しく喋る。
年が近く両親がいないのも同じ、
5💲盗んだことあるかい?とスタンフィルに聞く。
小さい頃兄の財布から、とスタンフィル。
二度とするな、と言われた。
ヘンリーはなぜ俺だけ3年も穴蔵に?と嘆く。
ハムソン所長を証人に。
所長は刑務所に殆ど姿を見せず副所長に一任。
ヘンリーと会うのもこの時が初めて。
あなた所長が人殺しを作り出した、とスタンフィル。
勝利❗️死刑を免れる、と確信。
しかし、ヘンリーは覆してくれ、
有罪にしてくれ、と言う。
10年の刑期だとスタンフィルが言うと、
アルカトラズにはもう我慢できないからイヤだと。
妹が面会。子供の写真を見せ名前はヘンリーと言う。
アルカトラズが怖いとロゼッタに打ち明けるヘンリー。
自分で証言しろ、とヘンリーを証言台へ。
行き詰まるスタンフィルに
今度やったら法廷侮辱罪で刑務所に入れるぞ、と裁判長。
ヘンリーはアルカトラズに戻るくらいなら
死んだ方がマシだ、と言う。
あそこに戻るのがとても怖い、と。
陪審員、第一級殺人では無罪、過失致死で有罪、と。
更にはアルカトラズ刑務所を捜査して欲しいとの
全陪審員の嘆願書も提出。
勝利の気分に酔いしれる二人だが、
その時が最後だった。
勝った気分のままヘンリーは独房にまた入れられ、
亡くなった。
副所長は虐待罪。
1963年アルカトラズ刑務所永久閉鎖。
しかし、今年2025年5月、
トランプ大統領が再開する意思表明。
若い弁護人の法廷での熱い尋問は見応えがあった。 ただ、過失致死とい...
脚色強め
見てから1.2ヶ月ほど経ってしまったので少し記憶が薄れているけど、そこそこ覚えている。
実話のようだが、めっちゃ脚色しているらしい。見終わったあとに知ってちょっとショックだった、、。
ケヴィン・ベーコンは囚人役。ゲイリーオールドマンはケヴィン・ベーコンをいじめる看守役。
3年間独房に閉じ込められ、1年に1度30分だけ外に出られる。縛り上げて足首を髭剃りで切られる。拷問としか思えない。しかも、収監されたのは妹のために5ドルを盗んだことが原因。可愛そすぎる。
青年の頃から収監されてたから色々な経験なし。ケヴィン・ベーコンとそれよりも若い弁護士の関係がよかった。
弁護士役の人認知してなかったけどカッコよかった。
裁判のシーンとか惹き付けられた。兄弟とも弁護士とか仲悪くなるのお決まりだよね。(ベターコールソウルしかり)
アルカトラズ島からの脱出も気になってきた。LA旅行の時アルカトラズ島行きたかったけど、遠くて無理そう、、。トランプが刑務所復活させるって言ってたから行く機会がないかな、、。いつか行ってみたい。
念のため、ネタバレにクリック
禁酒法時代のアメリカ。アルカトラズ連邦刑務所の闇を暴く弁護士と、その刑務所に苦しめられた囚人の、友情と苦悩の闘いを描く物語。
クリスチャン・スレーターとケヴィン・ベーコンが共演する、史実に基づく物語。極めて私好みの作品です。
物語は二本立て。
一本目は二人の友情譚。法曹界の一族に生まれ、当たり前のように弁護士となったスレーター演じるジェームス。
不幸な生まれ、そして悪運に取りつかれたような人生を送るベーコン演じるヘンリー。
人生を諦め死を受け入れるヘンリーと、裁判に勝つことを優先してしまうジェームス。生き方も目的も違う二人が、特に激しくぶつかりながらも、友情を育む過程がしっかりと描かれています。
もう一本は、本筋であるアルカトラズに対する告発。有力者に阿る人々、連邦政府に忖度する弁護士協会。そして、裁判に興味を示さないヘンリー。裁判自体の難しさも含めて緊迫感を醸成します。
映画は、この二つの柱を密接に絡ませながら進み、完成度の高さを感じさせます。
残念なのは、史実に基づくことを、上手に消化出来なかったところ。
ラスト。カタルシスを感じ難い結末のはずなのに、それでもカタルシスを感じるような結末にしてしまっています。正直、少々戸惑いを覚えてしまいました。
この終わり方なら「悲劇」で終わらせた方が、矛盾はなかったかもしれません。
私的評価は4.5にしました。
実話に基づくが実話ではないこと
証人席に立って本音を話せたことが被告の意識を変えた
自分の人生に絶望し、減刑による懲役よりも死刑によって楽になるのを望んでいた被告のヘンリー。光も届かない懲罰房のような独房で3年以上も過ごし、拷問を受け続ければそのような気持ちにもなるだろう。しかしそんな彼が、最後には懲役を受け入れる気持ちに変化していた。それは、証人席で自分の本音を吐露した結果であった。つまり、人生を諦めて弁護士に裁判の行方を全て委ねるのではなく、自分がどう思うかを自分の言葉で話せた結果、再び主体的に人生に向き合う気持ちになったのだろう。
アルカトラズ刑務所を題材にした映画といえばクリント・イーストウッド主演の『アルカトラズからの脱出』がある。こちらは刑務所の悪名高さの割にはあまり過酷そうに見えず、むしろ楽しそうな雰囲気さえあった。しかし今作は独房や拷問の残酷な実態を容赦なく描いていた。そのため今作の方が実態を忠実に描けていたのかもしれない。
アルカトラズからの合法的脱出。 事実を歪曲しすぎた御涙頂戴展開に、現実世界のヘンリー・ヤングは何を思うのか?
アルカトラズ刑務所の非人道的な刑罰により精神に異常を来し殺人を犯してしまった囚人ヘンリーと、彼の無罪を証明するためアルカトラズを告発した若き弁護士ジェームズの友情と闘いを描いた、実話を基にした法廷ドラマ。
アルカトラズ刑務所で虐待を受けていた受刑者、ヘンリー・ヤングを演じるのは『13日の金曜日』『トレマーズ』の、名優ケヴィン・ベーコン。
残忍な副刑務所長、ミルトン・グレンを演じるのは『トゥルー・ロマンス』『レオン』の、名優ゲイリー・オールドマン。
第1回 放送映画批評家協会賞において、主演男優賞(ケヴィン・ベーコン)を受賞!
「ザ・ロック」の愛称で知られる難攻不落の要塞アルカトラズ刑務所。暗黒街の帝王アル・カポネが収容されていたこの刑務所は数々の伝説を生み出し、それを基にした数多の映画が今日に至るまで作られ続けている。
本作の舞台はアルカトラズが連邦刑務所として機能し始めてから7年後の1941年。正義に燃える新米弁護士がアルカトラズの残虐な仕打ちを知り、それにより心を病んだ囚人ヘンリーを救うために刑務所側を告発する。いやはや、これが実話とは凄い!…と、思っていたのだが、調べてみるとどうやらこれはかなり事実とは異なるようだ。
まず本作の主人公、ヘンリー・ヤング。映画での彼はたった5ドルの窃盗によりアルカトラズに収容されてしまう。たった5ドル、しかも妹を養うための犯罪でこんな目に…。許せんっ!と大方の観客は思う事だろう。
しかし、史実のヤングはなかなかの曲者である。1933年に殺人強盗の罪で終身刑を求刑されたヤングは、いくつかの刑務所に服役した後、アルカトラズ刑務所へと送られる。1939年、アルカトラズからの脱獄を図るが失敗、隔離監房へと送られる。1940年に脱獄仲間であったルーファス・マッケインを殺害。これはアルカトラズの劣悪な環境により引き起こされた精神疾患が原因であるとし、弁護士と共に訴えを起こすも判決は有罪。その後1948年までアルカトラズに収監。その後は1957年までミズーリ州スプリングフィールドにある連邦刑務所収容者医療センターに収容され、さらにワシントン州立刑務所へと移送される。1972年、仮釈放中に失踪。その後の行方はわかっていない。
とまぁこのように、本作で描かれているヘンリー・ヤングの生涯は全くのフィクションである。独居房もあそこまで劣悪なものではなかったこともわかっているし、実はその懲罰自体も数ヶ月で済んでおり、独房からの解放からマッケイン殺害まで、1年以上は一般房で過ごしていることも明らかになっている。
何より、彼は獄中で死亡するどころか最終的にはシャバへと逃れている訳です。1911年生まれのヤングは、本作の公開年(1995年)にはまだ生きていた可能性だってある。映画館で「おいおいこの映画出鱈目すぎるだろッ🤣🤣」なんて笑いながら鑑賞していたりして…。
「史実に基づいたフィクション」なんて、そりゃあまぁ大体が誇張されたり脚色されたりしている。それはこの映画に限ったことではない。
ただ、本作のように安易な御涙頂戴のために過度に善人にしたり獄中死したように改変するというのは、なんだかちょっと座りが悪い。この出来事自体はとても興味深い一件なのだから、無理にトラジディとして描く必要はない。むしろ、色々あったが最終的には脱走を成し遂げるというコメディにしてしまった方が、ありきたりな監獄映画の枠を超える面白い物語になっていたのではないだろうか。
事実の歪曲でいうともう一点。本作は「この一件がアルカトラズを閉鎖に追い込んだ」とか宣伝されていたようだけど、この裁判から実際に閉鎖されるまで20年くらい間が空いてる訳で。こんなん、今回の一件と刑務所の閉鎖にはなんの関係もないことくらい猿でもわかるぞ。ウキーッ!
内容はまぁありきたりな囚人悲劇。弁護士と無実の囚人が次第に心を通じ合せてどうのこうの。
確かに感動はするのだが、まぁ何度も観たことあるような映画だな、という思いが先に立ってしまい特に深く感じ入るようなことはなかった。
ただ、ケヴィン・ベーコンの演技力には流石の一言。長年暗黒の地下房に閉じ込められ、心身ともに痩せ衰えてしまった哀れな男を見事に演じきっている。本作はまさにベーコン劇場とでも言った具合の、ベーコンパワーでほとんどが成り立っている作品である。彼の好演を観られるというだけでも、本作を鑑賞する意味は十分にあると言えよう。…まぁちょっと『ノートルダムのせむし男』のカジモドっぽすぎる気はするんだけどね。
面白いのは、本作公開の翌年、『スリーパーズ』(1996)という作品でベーコンは残虐非道な少年院の看守を演じているということ。虐げられる囚人を演じた翌年に虐げる看守を演じるって、いったいこの人のペルソナは何枚あるんだ!?
是非ともこの両作品を見比べて、ベーコンの演技巧者っぷりを堪能していただきたい。その変貌ぶりにマジで驚きます。
恋人である女性弁護士や、思想の違いにより敵対する実兄など、興味深いキャラクターはいるのだがその掘り下げが不足しており、なんとなく不完全燃焼な感じがするのもいただけない。特に本作最大の悪役であるグレン副所長はもっと出番があっても良かった。せっかくゲイリー・オールドマンが嫌ーな役で出演しているのに、これっぽっちの役回りというのはなんとも勿体無い。それこそ『スリーパーズ』のベーコンくらい、残虐ファイトを見せて欲しかったものである。
グレン副所長の存在は「システムが人を残酷なものに変えてしまう」という、現実世界でもまま見られる真実を我々に思い知らせてくれる。ブラック企業に学校のいじめ、移民排斥デモ、ネットリンチなど、我々は日々このような理不尽な残虐性を目にしているわけだが、気をつけたいのはそのような環境に置かれれば誰もがグレン副所長の側に立つ可能性があるということ。あの所長が特別に邪悪な存在ではなく、無味乾燥なシステムこそが諸悪の根元なのだ。
そんなシステムに、ヘンリーやジェームズのように立ち向かうことが出来るのか。本作を鑑賞する際にはその点を心に留めていただきたい。
…まぁ現実のヘンリーはそんなシステムからするりと抜け出したわけなのだが。そういうのも一つの戦い方だよね。
…にしても、この邦題はなんとかならんのか。『告発』ってあんた。ほとんどの法廷劇は告発だろうに。
『告発の彼方』『告発の行方』『告発のとき』etc…。「告発」を冠する映画だけでトーナメント戦が出来そうだ。
もうちょっと頭を捻って邦題を考えていただきたい。
ヘンリーにとってのVICTORY
アルカトラス刑務所での実話、とても重い作品でした
アルカトラス刑務所が今は観光地になってるのは知っていたけど、そうなった理由がこんな理由とは衝撃でした
虐待シーンが本当にひどくて観るのが辛かったです
妹のためにたった5ドル盗んだだけ、それで副所長の実験台になって精神が壊れる程追い詰められて
これは本当の事、あまりにもひどすぎる
でもこの作品が伝えたかったのはそういう事実より、囚人のヘンリーと新米弁護士のジェームズの友情、真実のために大きな壁に向かっていく勇気、それがテーマかなと思います
弁護士になったのがジェームズで良かった
だんだん2人が友達になっていく様子、2人がカードを飛ばすシーンと、判決後のヘンリーが副所長に自分の勝利を告げて背筋を伸ばして力強く歩く後ろ姿、これには涙です
VICTORYなんだけど、ハッピーではないVICTORY
受刑者への待遇が改善されてヘンリーの犠牲が無駄にはならなかったけど、ヘンリーには野球を楽しく観れる普通の世界に戻ってほしかったと思わずにはいられませんでした
元々好きな俳優さんのケビン・ベーコンが今作ではすごすぎる演技、改めて素晴らしい俳優さんと思いました
ステキなご夫婦のキーラ・セジウィックとはこの作品が出会いなのかなとか思ってしまいました
【”アルカトラズに戻るなら、死ぬ方がましだ!と被告の男は法廷で涙を流しながら叫んだ。”今作はアルカトラズ刑務所で行われてい恐ろしき事を白昼の元に晒し、アルカトラズを廃止に追い込んだ物語である。】
■若き弁護士・ジェームス・スタンフィル(クリスチャン・スレーター)は、死刑確実と言われていたアルカトラズ刑務所内で起こった殺人事件を担当することになる。
犯人の囚人、ヘンリー・ヤング(ケヴィン・ベーコン)を調べていくうち、ジェームスは彼が脱走を企てた男マッケインが密告し、通常の囚人と同じ扱いを受けていた事に対し、精神を病んだヘンリー・ヤングが彼をスプーンで殺害するに至った【刑務所の暗部】による有罪に疑問を持つ。
そして、彼はアルカトラズ刑務所のグレン副所長(ゲイリー・オールドマン)が、ヘンリー・ヤングを3年2カ月もの長き間、光も刺さない地下牢に閉じこめ、精神的に追い込み、心身を病ませた事実を掴み、彼は、それを野放しにしていたアメリカ合衆国の司法当局に法廷で真っ向から闘いを挑んでいくのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作が実話ベースであることに驚く、が日本でも時折似たような事件が起きている事は周知の事実である。
・アルカトラズ刑務所の実質的な権限を握っていたグレン副所長を演じたゲイリー・オールドマンの冷酷な姿が恐ろしい。
ー 彼は”これは、実験だ。”と言い、ヘンリー・ヤングを3年2カ月もの間、地下牢に閉じこめる。彼が脱走を企てた者であるとして。そして、彼はヘンリー・ヤングのアキレス腱を自らの剃刀で切るのである。彼には、年に一度、30分だけ外に出て”体操”する時間を与えるだけ・・。-
・ハリソン所長は、年に数回アルカトラズ刑務所に来るだけである。
■そのような事情を、精神的に病んでいるヘンリー・ヤングの弁護をする事になった新米弁護士のジェームス・スタンフィルを演じたクリスチャン・スレーターと、名演と言っても良いケヴィン・ベーコン演じる野球好き、カード好きのヘンリー・ヤングが、徐々に距離を深めていく様が心に沁みる。
ヘンリー・ヤングは初めて出来た友人ジェームス・スタンフィルと会話することで、徐々に人間性を取り戻して行くのである。
■ジェームス・スタンフィルが、”有罪で良い。”と主張するヘンリー・ヤングに、自身の部下の振りをして娼婦に相手をさせようとしたり、ヘンリー・ヤングが貧しさ故にたった5ドルを取ったために生き別れになっていた妹ロゼッタと再会させるシーンも、心に響く。
■今作の一番の見所は、重厚な法廷シーンである。悪辣なグレン副所長は白を切り通すが、ハリソン所長はジェームス・スタンフィルの鋭い【彼がアルカトラズの実情を全く把握していなかった】事をハリソン所長のアルカトラズに来た記録を目の前に突き付けるシーン。
所長が、オロオロしながらそれを認める姿と、その姿を見る陪審員達。
■ジェームス・スタンフィルは、最後にヘンリー・ヤングを証言台に立たせる。そして、彼が涙ながらに”アルカトラズに戻るなら、死ぬ方がましだ!”と叫ぶシーン。
■陪審員たちが下した結果と、提出した嘆願書。
<今作は、実話ベースであることも恐ろしいが、若き弁護士が司法の瑕疵を見事に暴く法廷劇シーンと、再びアルカトラズに戻されたヘンリー・ヤングが、待っていたグレン副所長に対し、”俺の勝ちだ。”と彼の目を見て呟き、再び地下牢に連れていかれるシーンで、アルカトラズに収容された罪人たちが、一斉に鉄格子を叩くシーンも心に沁みた作品である。>
"Alcatraz"
人の喉の奥から出した声は思いは 届く。 自分も変えて、 勝ったのに...
毎日を一生懸命に生きることの大切さを学ぶ
映画よりも
映画を観た人たちの感想に感動。
これほど観客側に感動をもらったことはないかも。
人間捨てたもんじゃないかも。
正直、見てはいけない事実を見て、後味の悪さ気持ち悪さに
深く残った。
ひどすぎるとかそういうレベルではないだろう・・・
でもこういうものを真正面から見て、素晴らしいと思える人たちがたくさんいるんだと思って
映画よりも人間の「反応」に感動。
この「告発」による『行動』に対して
観客が見せた『反応』が私の心を、、略
映画そのものの感想
・カメラワークが最初の方若干多すぎて目が痛い
・弁護士、囚人、副所長の演技がすごすぎる
(心が持って行かれるレベル)
・セリフが早すぎて頭が付いていけない場所が少しある
・虐待シーンなどが多すぎるが、ありのままのことが脚色なく
描かれているらしい。
→ぼかしてる訳でもなく、逆に大袈裟に描いてる訳でもない部分が素晴らしい
彼が求めたのはなんだったのか
ケビン・ベーコンの演技には感服です。
正常な人間を精神崩壊状態になるまで閉じ込めて置いておくと、
こういう風になってしまうんですかね・・・。
ハッキリ言ってほぼ救いがありません。あるとすれば、
「妹に会えたこと」「苦しみから解放された事」「友ができた事」
これぐらいです。
昔あった刑務所の実話を元に作られた映画なのですが、
今でもこんな事が行われている刑務所があったりするのでしょうか。
あったとしたら大問題ですね。
当時も問題になったらしく、大分前に使われなくなった、と
映画内の最後に字幕で流れていました。
演技力は素晴らしく、無駄のないストーリー、虚しいラスト。
無慈悲というしかありません。見てよかったです。
最初はゲイリー・オールドマンあまり出番は無かったような
気がしました。
全26件中、1~20件目を表示












