劇場公開日 1995年4月22日

「ヘンリーにとってのVICTORY」告発 小町さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ヘンリーにとってのVICTORY

2024年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アルカトラス刑務所での実話、とても重い作品でした
アルカトラス刑務所が今は観光地になってるのは知っていたけど、そうなった理由がこんな理由とは衝撃でした
虐待シーンが本当にひどくて観るのが辛かったです
妹のためにたった5ドル盗んだだけ、それで副所長の実験台になって精神が壊れる程追い詰められて
これは本当の事、あまりにもひどすぎる
でもこの作品が伝えたかったのはそういう事実より、囚人のヘンリーと新米弁護士のジェームズの友情、真実のために大きな壁に向かっていく勇気、それがテーマかなと思います
弁護士になったのがジェームズで良かった
だんだん2人が友達になっていく様子、2人がカードを飛ばすシーンと、判決後のヘンリーが副所長に自分の勝利を告げて背筋を伸ばして力強く歩く後ろ姿、これには涙です
VICTORYなんだけど、ハッピーではないVICTORY
受刑者への待遇が改善されてヘンリーの犠牲が無駄にはならなかったけど、ヘンリーには野球を楽しく観れる普通の世界に戻ってほしかったと思わずにはいられませんでした
元々好きな俳優さんのケビン・ベーコンが今作ではすごすぎる演技、改めて素晴らしい俳優さんと思いました
ステキなご夫婦のキーラ・セジウィックとはこの作品が出会いなのかなとか思ってしまいました

小町
NOBUさんのコメント
2024年2月18日

今晩は
 今作はキツカッタですが、公権力の濫用を見事に描いた作品でありました。でね、余り関係ないのですが警察のパトロールカーがサイレンを鳴らしながら猛スピードで走ったり(運転が下手な奴ほど、乱暴で危ない。)、どーでも良いようなところで一時停止違反取締をしていて、数年前に私は捕まり(止まった積りがほんの僅か動いていた。)猛抗議をしたのですが”これ以上、抗議するなら公務執行妨害で逮捕しますよ。”と言われ憤懣やるかたないまま罰金を払ったNOBUです。
 更に数年前に100キロオーバーでオービスで捕まった(これは、キツカッタ。立場上散々だったし、簡易裁判で”貴方の様な人がこれはイケマセンね。”と言われ即免停3カ月、その間は部下が運転)で罰金10万は良いとして毎週末の講習はキツカッタなあ。
 で、300キロ出る車を変えて今は、最速200キロしか出ない車でちんたら走ってます。安全運転が第一です。もう、オジサンなんだから・・。では。

NOBU