コーンヘッズ
劇場公開日:1994年3月5日
解説
米NBCテレビの人気バラエティー番組『サタデー・ナイト・ライブ』中のコーナーの映画化。地球征服の使命を帯びて地球にやって来た宇宙人夫妻が、なぜか現代のアメリカで平和な家庭を築いているさまを、ユーモア豊かに描いたSFホームドラマ。監督は「ミュータント・タートルズ」のスティーヴ・バロン。製作は「ウェインズ・ワールド」のローン・マイケルズ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ボディ・ターゲット」のマイケル・ラクミル。脚本はTV版のオリジナル・キャスト兼脚本家で、本作でも主演を務めるダン・エイクロイドと、トム・デイヴィス、ボニー・ターナー、テリー・ターナーの共同。撮影は「ニュー・ジャック・シティ」のフランシス・ケニー、音楽はオリジナル・スコアを「ホッファ」のデイヴィッド・ニューマンが書き、ポール・サイモン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどのアーティストの曲を挿入歌として使用。主演は「チャーリー」のダン・エイクロイド、TV版のオリジナル・キャストのジェーン・カーティン、ミシェル・バーク。
1993年製作/アメリカ
原題または英題:Coneheads
配給:アスミック=パルコ
劇場公開日:1994年3月5日
ストーリー
地球から26光年離れたコーン星雲にあるレミュラク星から、地球征服のために飛来したベルダー(ダン・エイクロイド)とプライマート(ジェーン・カーティン)夫婦を乗せた宇宙船は、ニューヨークのイーストリヴァーの真ん中に不時着した。オットー(シンバッド)の下で電気修理工の職を得たベルダーは、彼の世話でヤミの米国籍を入手する。だが、移民局のシードリング(マイケル・マッキーン)らに目を付けられ、2人はある夜、インド人が住む地域に逃げ込む。ベルダーはタクシー運転手に転職し、プライマートは長女コニーを出産する。移民局はインド人地域にあるコーンヘッド家へ2度目の逮補に向かうが、一家はすでに引っ越していた。すくすくと成長したコニーは思春期を迎え、両親にもやや反抗的。おまけに地球人の恋人までできてしまい、近いうちに故郷に帰るつもりのベルダは頭を抱える。一方、執念の人であるシードリングは3度目の逮補の機会をうかがっていた。母星から救助に向かうと連絡が入った夜、移民局が急襲した。コーンヘッド一家は逃げだすが、とうとうシードリングに追い詰められてしまう。その時、レミュラク星からの宇宙船が彼らの前に現われ、シードリングらも連れて帰還する。皇帝はベルダーが地球で歯を直したことを知ると怒り、彼は罰として伝説の怪物ガーソックと戦うはめになるが地球で覚えたゴルフで倒す。さらに、征服すると偽って地球に戻ったコーンヘッド一家はシードリングにグリーンカードを作らせるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- スティーブ・バロン
- 脚本
- トム・デイヴィス
- ダン・エイクロイド
- ボニー・ターナー
- テリー・ターナー
- 製作総指揮
- マイケル・ラックミル
- 製作
- ローン・マイケルズ
- 撮影
- フランシス・ケニー
- 美術
- グレッグ・フォンセカ
- 音楽
- デビッド・ニューマン
- 衣装デザイン
- マリー・フランス
- 字幕
- 石田泰子