荒野の七人のレビュー・感想・評価
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『七人の侍』を見たあとだと…
『七人の侍』の西部劇リメイク。
設定やストーリー、エピソードなどは、ほぼそのままだけど、だいぶシンプルに見やすく作った印象。
ただ、やっぱり作り込まれて3時間半の超大作となった『七人の侍』と比べると、物足りなさを感じる(^_^;)
今までは、凄く面白かったイメージだったんだけど(^_^;)
まぁ、元が良いだけに面白いのは間違いない(^^)b
テーマ曲がとにかく良いし♪
オリジナルのオリジナルが見たくなる
先にマグニフィセント・セブンを見てから鑑賞。馬が走り抜けた後の砂埃、敵から守ろうと村に網を張ったり、奇襲を仕掛けたりと、よりリアルに感じる。ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーンの二人が格好いい!チャールズ・ブロンソンの若い頃を初めて見たがガタイ良い。思いの外、古く感じず、長くも感じなかった。メキシコが舞台だったとは。オリジナルの七人の侍が見たくなった。
すまん!パクリにしか見えん。
つい最近七人の侍を観た。
七人の侍は、とても面白く興奮したのだが、荒野の七人は正直面白くなかった。
西部劇があまり好きじゃないのもあるけど、オリジナルのパクリに見えてしょうがない。
荒野の七人を先に観てたら面白かっただろう…
BSテレ東版を字幕鑑賞。 聞いてはいた。が、これは聞きしに勝るまる...
BSテレ東版を字幕鑑賞。
聞いてはいた。が、これは聞きしに勝るまるパクリではないか(笑)
俳優の粒は揃っている、豪華だ。しかし三船敏郎のパクリにアクがない。
さすがに完全まるパクリはまずいと思ったか、終盤変えてきた。しかしこれが全然だ。あんなん即皆殺しですやん、なんでご丁寧に銃まで返却?アホ?それに、そんな村もうどうなってもええやん。話が崩壊している。
「七人の侍」に及ぶべくもなし。
オリジナルより好きだったりする(笑)
小学生の頃、何度もTVで見たものだ。これが『七人の侍』のリメイクなどということは知らず、事実を知った時にはかなりショックを受けた。逆に黒澤明の映画を観たくてしょうがなくなってきた。なので、このアメリカ版の方が思い入れがある。
インディアンを差別する国境近くの町。葬儀屋の代理で墓まで棺を運んだクリス(ブリンナー)とヴィン(マックィーン)。ちょっとした銃撃を見ていた村人たちはクリスに声をかけ、村を救ってくれるように頼む。勝気な若者チコ(ホルスト・ブッフホルツ)もその現場を見ていて仲間に入れてほしいと頼むが、早撃ちできないと見抜いたため彼は一旦去ってゆく。旧知のハリー(ブラッド・デクスター)も強引に仲間に入り、そしてギャンブラーのヴィンを引き入れ、ハリーから聞いて薪割をしていた文無しのオライリー(ブロンソン)にも20ドルで頼む。貨物列車の停車場で決闘していたブリット(ジェームズ・コバーン)にも声をかけるが脈なし。酒場で暴れた若者とのやりとりを見て、気が変わり変わり参加することになった。そして賞金稼ぎのリー(ロバート・ヴォーン)もホテル代が払えなくなったので前払いで仲間になった。これで6人となったが、若者もこっそり跡を着いてきた。
一緒に戦うことを確認して、村人たちに銃の扱いを教え、共同で穴を掘り、石垣を作り、網を張る。カルヴェラ(イーライ・ウォラック)を誘い込み囲んでしまう作戦だ。偵察の3人がやってきたとき、3人とも殺してしまったが、しばらくして本部隊約40人が襲ってきた。まさか用心棒を雇ってるとは思わないカルヴェラたちは手勢を10人ほど失い逃走する。しかし、村人の中にカルヴェラに従いさえすれば命だけは取られまいと主張する者が現れ、逃走した悪党たちを手引きして交渉し、用心棒7人を帰してしまったのだ。村人たちに戦う意志がないのなら自分たちも戦う意味がなくなったのだ。帰り際、話し合ううちにカルヴェラを殺さねば落ち着かなくなり、今度は逆に村へと奇襲に出る。遅れてきたハリーが銃弾に倒れ、リー、ブリット、そしてオライリーが殺されてしまう。村に平和が戻った・・・娘と恋に落ちたチコだけは村に留まった。長老が言った「農民だけが勝つ!」なんてのは大人にならないとわかんないことだったのね・・・
懐かしくて涙が出そうになる。TVではかなりカットされていたこともわかった。そして、7人各々の性格などが改めてよく理解できた。「金鉱があるはずだ。そうじゃなければ安い報酬で請け負うはずがない」と死ぬまで信じていたハリー。「俺よりも早い撃ち手が現れるはずだ」と亡霊に悩まされていたリー。そして子供達を庇って撃たれたベルナルド・オライリー等々。子ども心に胸を熱くさせてくれた映画の一本。
気高きガンマンたち
"荒野の七人" シリーズ第1作。
DVDで3回目の鑑賞(吹替)。
「七人の侍」のハリウッド・リメイク版ですが、「所詮リメイクだろう」と侮ることなかれ。オリジナル版を真摯に換骨奪胎し、見事な西部劇に仕上げているなと思いました。
当時すでにスターだったユル・ブリンナーを筆頭に、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンなど、錚々たる顔触れが揃っていました。
…とは言っても、マックィーンらは当時まだ無名の俳優でした。本作が大ヒットしたことがきっかけでブレイクし、一躍スターダムを駆け上がっていくこととなりました。
武士と農民の関係性が本作では民族の違いにまで拡大され、濃密なドラマが展開されました。7人のガンマンが抱える事情も明かされて、クライマックスへの高まりは最高潮に。
オリジナル版ではクライマックスまでに2人の侍が命を落としますが、本作では7人全員で最終決戦に挑みました。
突き抜けるように晴れ渡った空模様の下(オリジナル版は土砂降りの大雨だった)、盗賊たちとの間で繰り広げられた壮絶なガン・ファイトが圧巻で、手に汗握りっぱなしでした。
[以降の鑑賞記録]
2024/03/31:DVD(吹替)
※修正(2024/03/31)
死に方がわざとらしいのよ
黒澤明監督の『七人の侍』のアメリカ版リメイク。めちゃくそスタイルのいいカウボーイで演技も立ち居振る舞いも完璧なのに、死ぬのだけがアカン。
.
なんで皆が皆死ぬ直前に喋って大げさにコテってなる?(笑)あと撃たれてから倒れるまでも無駄な動作が多い(笑).
リメイクの成功例
単なる真似ではなく、オリジナルを大切にしつつ、オリジナリティを出す。
「七人の侍」で冗長に感じた部分はあっさりさせていて面白かったです。
武士と農民という階級の差が、白人ガンマンとメキシカン農民という、職種だけでなく人種の差に。
正義感とボランティア精神?溢れるChrisとガンマンに憧れるChico以外、大半の動機はかなり金目当て。6週間でたったの20ドルという激安給料に、面白半分・興味半分で乗っかる者、莫大な報酬を勘繰る者、とにかく20ドルでも良いから欲しい男達。ガンマンとしてのプライドと良心・良識を明確にしなければ、Calvera一族との差別化が難しかったでしょう。都合良く手の平を返す農民達の裏切り行為が、この村に対する立ち位置として、7人組と盗賊の差を若干微妙にさせてしまうような気もします。
しかし、家族に責任を持ち、地に足をつけた生活をしている農民こそ勇敢な勝者だというテーマは本家とほぼ変わらずでしょうか。
やたら子供に懐かれるO’Reilly(^^)。
あと、ほとんど血が流れない(^_^;)。
その後に続く数々の映画を考えると、本当豪華な顔ぶれなんですね。みんな格好良かったです。
“Running a farm, working like a mule everyday with no guarantee anything will ever come of it. This is bravery. “
懐かしいスターたちの競演! 家族全員で「金曜ロードショー」で見たあの頃を思い出す。
ネットで視聴(英語字幕)
言わずと知れた西部劇の傑作。
2016年版「The Magnificent Seven」を見て、こちらも見たくなった。
昔、テレビの映画番組でよく放送されていたので、何回も見ているのだが、細かいところはやはり忘れている。
ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、ロバート・ヴォーン、ジェームズ・コバーンが出ていることまで覚えていたが、チャールズ・ブロンソンは忘れていた。
それぞれの人物の描き方は、2016年版に比べると、やはりこちらのほうが濃い。
ダンディだがアル中で手が震える賞金稼ぎを演じたロバート・ヴォーンが目立つ。死に方も美しい。
●映画の英語
The Wild Bunchもそうだったが、この映画も英語字幕なし。リンク先のサイトでは、西部劇にはあまり英語字幕をつけてないようだ。昔の映画の方が英語がきちんとしていて聞き取りやすいけれども、それでも難しかった。
西部劇の楽しさを満喫できるラストシーン。オールスター競演だが結局2...
西部劇の楽しさを満喫できるラストシーン。オールスター競演だが結局2代スターは死なず、、。ジェームス・コバーンが一番好きなキャラでした。
セブンセブンセブーンマァグゥニィフィセェントセブゥン
時は西部劇(ワンパターン)
メキシコの片田舎の村に盗賊が襲来。
食べ物や金品はおろか、ついには村人の命までをも奪う傍若無人な振る舞いを見せる盗賊たちに怒り心頭の村人たち。
せめてものの抵抗と銃を買いに出かけた街で出会った凄腕のガンマン、クリスに救いを求め盗賊をやっつけてもらおうことに。
報酬1人たったの20ドルの戦いに集まった7人のガンマンvs馬を操り駆け回る盗賊40人超を描いた黒澤明監督「七人の侍」へのリスペクトが詰まった作品。
舞台を戦国時代から西部劇へ、武器を刀から銃へ、登場人物を侍からガンマンへとメインビジュアルを米国ならではのオリジナリティ溢れたものにしつつもオマージュをうかがわせる演出たっぷりの原作へのリスペクトも忘れていないバランスの良い印象。
冷静沈着で切れ者のハゲ、クリス。
クリスに惚れ込んだ右腕的存在、ヴィン。
薪割り子守お手の物、オライリー。
ナイフと昼寝の達人、ブリット。
お金大好き、ハリー。
誰かに似てる、リー。
そして元気一杯力一杯の若造、チコ。
のほぼ後半うろ覚えな7人が大活躍。
チコが鐘を鳴らして村人をざわつかせたり、村の娘といい感じになったりと勝四郎菊千代オマージュを披露し、オライリーは子供にやたら懐かれる笑。
西部劇の作品をそれほど観ていないため詳しくはないが王道な西部劇的作品でイメージと寸分違わないガンアクションや騎馬アクションが楽しめる。
ユルブリンナーのキリッとした佇まいやスティーブマックィーンの彫りの深い顔も古臭さを感じさせない。
ラストの感じは意外とこっちのが好きかも。エンターテイメント性は七人の侍よりこちらの方が高いかもしれない。
西部劇も今後観るジャンルに追加ですね!
正に王道。西部劇ならこれを観ろ!
自分が生まれる数年前に作成された作品って
あまり興味は無いのが普通だが、この作品は別。
若い人にはわからないかもしれないがユル・ブリンナー、
スティーブ・マックイーン、ジェームズ・コバーン、
チャールズ・ブロンソン、ロバート・ボーン等々
そうそうたる(後の)主役級が登場って贅沢過ぎる。
ある意味今で言うアベンジャーズみたいなものです。
他にもアウトサイダーって青春スター勢揃いって
作品もあったな。
まあ、前フリは、さておき、後の主役級はさすがに
一癖も二癖もある荒くれどもをきらりと光って
演じてくれています。
お気に入りはジェームズ・コバーン。
電撃フリントシリーズは、面白かったなあ。
ナイフ使いの寡黙なブリットを演じている。
マンダムでお馴染み(若い人は知らないだろうな)
チャールズ・ブロンソンの子供達とのやりとりが
ホロリとさせてくれし、ユル・ブリンナーの
キャプテン・アメリカバリのリーダーシップも
見所としてあり。
そして有名すぎるテーマ曲。
軽快なリズムに乗って七人の用心棒がやってくる。
まさしくジ・エンターテイメント。
西部劇ならこれを観ろ!
We always lose. 意外と面白かった「七人の侍」のリメイク
本家「七人の侍」がキャラクターの造形が深かったのに対して、エンターテイメントに思いっきり舵を切っているアメリカ版リメイクです。時間が短くなっている分仕方ないですが、でも、これはこれで面白かったですね。きっと作った人は本家が大好きだったのでしょう。
農民が裏切る設定はいかにもアメリカっぽくリアルでした。逆に落とし前付けに行く所はアメリカ人っぽくないかも?
当時の俳優さんは正直誰も知らないですが、その分、誰が犠牲になるか読めなくて楽しめました。半世紀前の作品でも意外と面白い一作でした。
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