劇場公開日 1961年5月3日

「どうしても」荒野の七人 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0どうしても

2020年7月27日
iPhoneアプリから投稿

見方が原作との比較になってしまう。足りない部分は色々とあるが、原作のテーマ性を汲み取った形で完成しているのは、この時代にして意外なことかと思う。むしろ社会や文化的な違いがありながら、ここまで無理もしながら寄せてくれた感すらある。
原作にない魅力としては、チャールズブロンソンと3人の子供のくだり。子供を愛しみ叱り慕われる。実はヒスパニックというのは、菊千代設定の応用と思われる。百姓出身も別に出てくるが、彼の国では人種とした方が正解かもしれぬ。

Kj