恋する惑星のレビュー・感想・評価
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4Kレストア版を劇場にて。 一度見たかった映画だが、流石に古さも感...
4Kレストア版を劇場にて。
一度見たかった映画だが、流石に古さも感じたが、映画全体を通して流れる独特の雰囲気、カメラワーク、演出、ストーリー。そしてフェイ・ウォン、トニー・レオン、金城武というキャスティング。94年の公開当時に観ていたら自分も若かっただろうし、全く違う感想になってたと思う。
90年代のアジアにおけるキュート
制服マジックの凄さ
本作が成り立つのは、美男美女が織りなす物語だからだろうか…。
一歩間違えると、ストーカー行為、不法侵入で捕まりますよ。
1994年の香港を舞台に繰り広げられる4人の男女の恋愛群像劇。その4人の1人が金城武だ。ため息が出るほどにかっこいい。
普通であればありえないような描写がむしろ刺激的。
脚本、鏡を使用したカメラワークや、言葉の選び方(翻訳)、物を巧く擬人化したりと、28年経っても学ぶべきことが沢山つまっている。
制服着るだけで全然印象が変わるよね。刑事さんもCAさんも制服脱げば、ただの人。
とはいえ、美しい作品でした。
色とりどりの物語が宝箱に詰まっている感じ。
メイを見たかった…。
あの頃の香港…もう戻ることはないのだろうか…。
1回目は映像に驚かされたが、2回目は驚かないで見ることができた
こんなの見たことない!
そんなにたくさん映画を見るわけではないですが、
映画を観ることは好きな私が、今までとまったく違った感覚に出会えました。
いい映画って、ストーリーがいいとか、役者がいいとか、明確なことは分からないけど、観た後に強烈なインパクトを残す作品なのかなと思いました。
とにかく、すごく、面白かったです。
ウォンカーアイ監督の作品はこれが初めてで、
この映画を観たきっかけも友達に連れられて、と言う感じでしたが、これからもっと監督の作品を観たいと思いました。
香港は一度行ったことがありますが、
いい意味で、色んな人の念が錯綜していて、混沌とした空気を感じていたのですが、
この映画を観てすごく思い出しました。
話の切り替わりも、登場人物のすることも、カメラワークも、色彩の撮り方もどれも斬新で、
その理解できない感じが、
そう簡単には理解できないよねー、と
私には世の中全体のことを重ねてみえました。笑
個人的に、後半の主人公の短髪の女の子が、
ドラマ『ラストフレンズ』の上野樹里さんにどことなく似てて、すごく可愛かったです。
アメリカ文化への憧憬
ウォン・カーウァイの出世作を初見。金城武とトニー・レオンが若い!フェイ・ウォンがかわいい!
ハードボイルドな前編と、ポップでカラフルな後編の二本立てだったんだね。最後は両編が交錯するのかと思ったけど。
劇映画としてはどうかという気もするが、当時のミュージックビデオのように、スタイリッシュな映像と音楽、さらには様々なガジェット類を楽しむだけで十分という感じ。
「カリフォルニア・ドリーミン」などの音楽引用や、「グロリア」といった犯罪映画へのオマージュなど、アメリカ文化への憧憬がストレートに表現されているけど、このような映画は、これからの香港で作られることはないだろうなと思うと、この作品の歴史的価値といったことまで考えてしまう。
懐かしくも物悲しい
4K版で初観賞。ロードショー時に盛り上がっていたのを覚えているがWKW作品は未見だった。当時はワールドミュージックやエスニック料理など、無国籍・マルチカルチャーなアジア再発見的な潮流があったと記憶している(自身もディック・リーにはまったり、返還前の香港に行ったりもした)。
そういう時代の空気を今も引きずっているからか、映画がスタイリッシュに切り取る猥雑で混沌とした感じがとてもしっくりきて楽しめた(前半の方が好み)。と同時に、一瞬、もはやそれはノスタルジアとして追想することしかできないのかと悲しくなった。
だがそれは、余所者の政治的なバイアスかもしれない。今の警官だって食事もすれば恋もするし、そこにはドラマがあるだろう。新たな表現が制約をかいくぐって現れることを待ち望みたい。
制帽を脱いだトニー・レオンの端整な顔つきに惚れぼれした(金城武は日本語の台詞まで彼と気づかなかった。)ホイルにくるまれた「サラダ」の中身が知りたい。
オシャレでカッコいい新しい伝説
ひとつは、気のふれた女の話、、、? ストーリー重視の私には納得でき...
ひとつは、気のふれた女の話、、、?
ストーリー重視の私には納得できない作品。
逆にストーリー以外はどれも良かった。
この作品が作られた当時、私がいた頃の香港の経済状況も
作品自体に反映されているのかもしれない。
よく言えば前衛的?
でも現代なら何かしらの罪に当てはまりそうな
PG12くらいにされてもおかしくない印象。
自由だった香港の香りが漂ってくる
スタイリッシュな映像と流れる曲のコンビネーションが抜群にいい。説明セリフも一切なく、観客は想像しながら物語を完成させる。
ひとつ目のエピソードは、サングラスを外さない闇稼業の女と刑事の恋の話なのに、背徳感が感じられない。仲間に裏切られた女が行う報復は、結構なハードボイルドだが、どこか無機的で不思議な感じがする。
ふたつ目にエピソードは、チャーミングでツンデレなフェイ・ウォンを追いかけているだけで、楽しい。ママス&パパスのカルフォルニア・ドリーミンのMVと思うくらい何度もかかるが、ボリュームの強弱を絶妙に駆使して恋物語をドライブさせる。
予約した時は、けっこう余裕があったのに、劇場に到着してみると、ソールドアウトになっていて熱気ムンムンでございました。
香港発、スタイリッシュラブストーリー
ストカー女も白ブリーフもWKWにかかれば、スタイリッシュでファッショナブル。そうね、今見ても色褪せない感はあるかな。
あと、金髪のサングラス女性がIKKOに見えて仕方がなかった。実は男性ってオチなのかとさえ考えましたわ。
金城武の若いこと若いこと。でも、かっこいいなぁー
映像と音楽が美しい香港映画。 本年度ベスト!
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