恋する惑星のレビュー・感想・評価
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制服マジックの凄さ
本作が成り立つのは、美男美女が織りなす物語だからだろうか…。
一歩間違えると、ストーカー行為、不法侵入で捕まりますよ。
1994年の香港を舞台に繰り広げられる4人の男女の恋愛群像劇。その4人の1人が金城武だ。ため息が出るほどにかっこいい。
普通であればありえないような描写がむしろ刺激的。
脚本、鏡を使用したカメラワークや、言葉の選び方(翻訳)、物を巧く擬人化したりと、28年経っても学ぶべきことが沢山つまっている。
制服着るだけで全然印象が変わるよね。刑事さんもCAさんも制服脱げば、ただの人。
とはいえ、美しい作品でした。
色とりどりの物語が宝箱に詰まっている感じ。
メイを見たかった…。
あの頃の香港…もう戻ることはないのだろうか…。
1回目は映像に驚かされたが、2回目は驚かないで見ることができた
こんなの見たことない!
そんなにたくさん映画を見るわけではないですが、
映画を観ることは好きな私が、今までとまったく違った感覚に出会えました。
いい映画って、ストーリーがいいとか、役者がいいとか、明確なことは分からないけど、観た後に強烈なインパクトを残す作品なのかなと思いました。
とにかく、すごく、面白かったです。
ウォンカーアイ監督の作品はこれが初めてで、
この映画を観たきっかけも友達に連れられて、と言う感じでしたが、これからもっと監督の作品を観たいと思いました。
香港は一度行ったことがありますが、
いい意味で、色んな人の念が錯綜していて、混沌とした空気を感じていたのですが、
この映画を観てすごく思い出しました。
話の切り替わりも、登場人物のすることも、カメラワークも、色彩の撮り方もどれも斬新で、
その理解できない感じが、
そう簡単には理解できないよねー、と
私には世の中全体のことを重ねてみえました。笑
個人的に、後半の主人公の短髪の女の子が、
ドラマ『ラストフレンズ』の上野樹里さんにどことなく似てて、すごく可愛かったです。
アメリカ文化への憧憬
ウォン・カーウァイの出世作を初見。金城武とトニー・レオンが若い!フェイ・ウォンがかわいい!
ハードボイルドな前編と、ポップでカラフルな後編の二本立てだったんだね。最後は両編が交錯するのかと思ったけど。
劇映画としてはどうかという気もするが、当時のミュージックビデオのように、スタイリッシュな映像と音楽、さらには様々なガジェット類を楽しむだけで十分という感じ。
「カリフォルニア・ドリーミン」などの音楽引用や、「グロリア」といった犯罪映画へのオマージュなど、アメリカ文化への憧憬がストレートに表現されているけど、このような映画は、これからの香港で作られることはないだろうなと思うと、この作品の歴史的価値といったことまで考えてしまう。
懐かしくも物悲しい
4K版で初観賞。ロードショー時に盛り上がっていたのを覚えているがWKW作品は未見だった。当時はワールドミュージックやエスニック料理など、無国籍・マルチカルチャーなアジア再発見的な潮流があったと記憶している(自身もディック・リーにはまったり、返還前の香港に行ったりもした)。
そういう時代の空気を今も引きずっているからか、映画がスタイリッシュに切り取る猥雑で混沌とした感じがとてもしっくりきて楽しめた(前半の方が好み)。と同時に、一瞬、もはやそれはノスタルジアとして追想することしかできないのかと悲しくなった。
だがそれは、余所者の政治的なバイアスかもしれない。今の警官だって食事もすれば恋もするし、そこにはドラマがあるだろう。新たな表現が制約をかいくぐって現れることを待ち望みたい。
制帽を脱いだトニー・レオンの端整な顔つきに惚れぼれした(金城武は日本語の台詞まで彼と気づかなかった。)ホイルにくるまれた「サラダ」の中身が知りたい。
オシャレでカッコいい新しい伝説
ひとつは、気のふれた女の話、、、? ストーリー重視の私には納得でき...
ひとつは、気のふれた女の話、、、?
ストーリー重視の私には納得できない作品。
逆にストーリー以外はどれも良かった。
この作品が作られた当時、私がいた頃の香港の経済状況も
作品自体に反映されているのかもしれない。
よく言えば前衛的?
でも現代なら何かしらの罪に当てはまりそうな
PG12くらいにされてもおかしくない印象。
自由だった香港の香りが漂ってくる
スタイリッシュな映像と流れる曲のコンビネーションが抜群にいい。説明セリフも一切なく、観客は想像しながら物語を完成させる。
ひとつ目のエピソードは、サングラスを外さない闇稼業の女と刑事の恋の話なのに、背徳感が感じられない。仲間に裏切られた女が行う報復は、結構なハードボイルドだが、どこか無機的で不思議な感じがする。
ふたつ目にエピソードは、チャーミングでツンデレなフェイ・ウォンを追いかけているだけで、楽しい。ママス&パパスのカルフォルニア・ドリーミンのMVと思うくらい何度もかかるが、ボリュームの強弱を絶妙に駆使して恋物語をドライブさせる。
予約した時は、けっこう余裕があったのに、劇場に到着してみると、ソールドアウトになっていて熱気ムンムンでございました。
香港発、スタイリッシュラブストーリー
ストカー女も白ブリーフもWKWにかかれば、スタイリッシュでファッショナブル。そうね、今見ても色褪せない感はあるかな。
あと、金髪のサングラス女性がIKKOに見えて仕方がなかった。実は男性ってオチなのかとさえ考えましたわ。
金城武の若いこと若いこと。でも、かっこいいなぁー
映像と音楽が美しい香港映画。 本年度ベスト!
恋する惑星 この邦題だけで観たくなる
映画ファンなら観ておかないといけない映画なんですが、なんども上映されてるのに縁がなくてやっと観ることができました
蓮舫議員の若い頃みたいな女の子の画像が印象的ですよね
観客が”シャンチー”で貫禄の演技をみせたトニー・レオン目当ての女子が多かったのもさすがです
冒頭、金城武がでてきて、そら日本語上手いやろなんて突っ込んでたんですが、ダブル主演やったんや
はっきりいって金城武のエピソードはいらんね
走るシーンに監督の才能を感じますが
前座の話が終わって、いよいよトニー・レオン
むむむ、シブい
若いのにシブい
現在59歳。1994年作成だから当時32歳か
男前は歳をとっても男前だね
うらやましい
白シャツ白ブリーフなんて、今ではお笑いの定番だけど、まったく違和感がないんだから
ハンバーガーショップの女子店員のフェイ
他人の手紙を勝手に開けるは、鍵が手に入った事をいい事に、人の家に入り浸るは
挙句に、人の恋路まで邪魔するんですね
完全なストーカーです
フェイがかわいいから映画になるし、男も許してしまう
台湾映画の”1秒先の彼女”を思い出してイヤな気分になった
美男美女が得する典型の話だから
これがブスブ男がやると捕まりますし、ホラー映画になります
自分が底辺なんだって改めて思い知らされます
20年以上前の作品ながら古さを全く感じさせない
という事は公開当時は観客がついていけなかったんじゃなかろうか
テンポや切り替えの速さは若いクリエイターに刺激になったろうな
たしかに名作です
邦題がいい
邦題は昔の方が名作が多い
原題、重慶森林より
英題、Chungking Expressより
恋する惑星
この邦題だけで観たくなる
この星には色んな恋の仕方があるみたい…
二組の物語があるのだが、面白いのは断然後のほう。
大胆なのか臆病なのか分からない、ほとんど犯罪レベルかつ回りくどいw好きな気持ちの伝え方がユニーク。「アメリ」に似てると思ったが、こちらの方が7年も前の制作だった。
トニー・レオンさん、金城武さんが魅力的だった。
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