「隠しきれないリーダーとしての才」グラディエーター ゆーすけさんの映画レビュー(感想・評価)
隠しきれないリーダーとしての才
マキシマスは将軍としても、剣闘士としても人々を魅了するリーダーとして活躍する事が出来ていて、真に能力のある者は場所を問わずそれを発揮するんだなと思いました。剣闘士達が陣営を組んだときは胸熱でした。
死んだ後、来世で待つというような言動やラストのマキシマスの行動から、生の延長線上に死があって、その境目はそれほどはっきりと区切られているものではないのかなと新しい価値観が芽生えました。
ドラマ、スペクタクル、哲学。これほどにしっかりと描いた作品も無いのではと。
それにしても、ジャイモン・フンスーはいい仕事するなあ。
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momokichiさんのコメント
2022年3月14日
> 隠しきれないリーダーとしての才
> 生の延長線上に死があって、その境目はそれほどはっきりと区切られているものではないのかなと新しい価値観が芽生えました。
正に!感じていたのはこれです。
うまく言語化していただき感謝します!