くたばれ!ダーリン

劇場公開日:

解説

女にかけてはモーレツな既婚男の浮気ぶりを、男の悲哀をこめて描いたコメディー。製作総指揮はデイヴィッド・L・ウォルバー、製作はスタン・マーグリース、監督はメル・スチュアート、脚本はロバート・カウフマン、撮影はヴィリス・ラテニークス、音楽はラロ・シフリン、編集はデイヴィッド・サクソンがそれぞれ担当。出演は「M★A★S★H(マッシュ)」のエリオット・グールド、「真夜中のカーボーイ」のブレンダ・ヴァッカロ、新人のエンジェル・トンプキンス、ダブニー・コールマン、レオナルド・ストーンなど。

1971年製作/アメリカ
原題:I Love My Wife
配給:CIC
劇場公開日:1971年10月23日

ストーリー

リチャード・バロウズ(エリオット・グールド)は典型的なアメリカ既婚男性といえるかもしれない。芝生のある家、美しい妻ジョディ(ブレンダ・ヴァッカロ)、可愛い子供、自動車、冷凍冷蔵庫と電子レンジ、そして家事をきりもりする妻の母、少し肥満ぎみの妻、リチャードはまるで働き蜂のごとし--である。しかしリチャードの場合、ひとつ並み外れた点があった。つまり無類の女好きなのである。そのリチャードが完全に参ったのは、素晴らしい美人の人妻ヘレン(エンジェル・トンプキンス)である。外科部長のリチャードがロスの大病院に移ってから知った、多少いままでとはケタの違う相手である。しかし、リチャードの強烈な押しにヘレンはあっさり夫と別居してしまった。今度はリチャードの妻への工作がバレ、大騒ぎとなった。弱ったリチャードは精神科医と相談し、ヘレンを心身ともに美しくなるという美容農場へ送った。努力がみのり、昔のようにスマートさとクールな頭脳をとり戻したヘレンは、戻ってくるなりリチャードに別居を命じた。しかし離婚の決意ができないリチャードを見て、ヘレンも愛想をつかし、リチャードは1人ぼっちになった。さびしさに耐えかねてジョディに電話をしてみたが、とりつくしまもない。それもそのはず、ジョディの電話のとなりでは、若い男が待っていたのである。リチャードは1人さみしく空港のバーに行った。するとどうだろう。そこには美人のスチュワーデスがいて、リチャードは巧みに話しかけるのである。ニッコリ笑う彼女に、今の今までショゲていたリチャードは、またまたハッスルしはじめるのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「くたばれ!ダーリン」以外にこんな作品をCheck-inしています。