飾窓の女

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解説

J・H・ウォリスの小説をもとにしたスリラー映画1944年作品。製作と脚本には「砂漠の鬼将軍」のナナリー・ジョンソンが当たり、「外套と短剣」のフリッツ・ラングが監督した。撮影は「人生模様」のミルトン・クラスナー、音楽は「クーパーの花婿物語」のアーサー・ランジの担当。主演は「他人の家」のエドワード・G・ロビンソンと「可愛い配当」のジョーン・ベネットで、「雷鳥の湾」のダン・デュリエ、「愛欲の十字路」のレイモンド・マッシィ、「花婿物語」のエドモンド・ブレオン等が助演する。

あらすじ

大学の心理学の助教授リチャード・ウォンリー(エドワード・G・ロビンソン)は、妻子を夏の休暇旅行に送りだし、ほっとしてクラブへ食事に出かけた。そこで彼は旧友の地方検事(レイモンド・マッシィ)とバークステイン博士と一緒になり、久しぶりに心地よく酔った。その帰途、、ウォンリーはクラブの隣の画廊にある女の肖像画に眼を止めた。彼は前々からこの絵に心をひかれていたのである。そこへ偶然その絵のモデルと判る女(ジョーン・ベネット)が来て、彼に声をかけた。絵の話から女に誘われるまま、ウォンリーは彼女のアパートへ行った。夜も更けて突然、女の愛人が入ってきて、ウォンリーを絞め殺そうとした。ウォンリーは無我夢中で女から鋏を受け取り男を刺し殺してしまった。警官を呼んで事情を説明すれば正当防衛がなりたつが、それではこの醜聞が世間に広まり、ウォンリーの社会的地位も家庭生活も破壊されてしまうことになる。ウォンリーは女と合意の上で、死体を何処かに隠してこの事件を消滅しようとした。彼は何とか人眼につかず死体を遠い森に捨てることができた。だがやがて死体はボーイ・スカウトによって発見され、ウォンリーは友人の地方検事と一緒に現場に行かねばならなくなった。彼は犯行を気づかれぬかとはらはらするが、幸い誰も彼を疑おうとしなかった。女の方は、新聞記事でウォンリーが心理学部長になったことを知り、事はうまく運んだと安心したがそこへ思いがけなく死んだ男の用心棒(ダン・デュリエ)があらわれ5000ドルの口留め料をゆすった。女はウォンリーに救いを求めた。ウォンリーは5000ドルを工面し、彼女に用心棒を殺すようにと告げた。だが恐喝者は更に上手5000ドルをせしめた上に、もう5000ドルをよこせと迫った。女からこれを聞いたウォンリーは、もはや金の調達も不可能だし、彼の犯行もすぐに明るみに出るものと、自殺を決意した。だが丁度その頃恐喝者は警官隊に追われ、射殺された。そして彼の所持品からこの男が犯人と断定された。これを知った女は急いでウォンリーに電話したが、その時彼はもはや毒薬をあおった後で、息の絶えるところであった。――と、ウォンリーはクラブで眼をさました。彼は久しぶりに酔って一場の悪夢にうなされたのである。

1944年製作/アメリカ
原題:The Woman in the Window
配給:映配

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映画レビュー

5.0フィルムノワールの最高傑作の一つ!!

2019年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

賛否両論ある結末かもしれないが、あの何だか狐につままれたような後味が魅力だと思う。
ホッとしたような、でも何だか物悲しいような……。
なぜならジョーン・ベネットが最高に美しいから!!

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