鍵(1983)

劇場公開日

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解説

滅びに向う肉体とはうらはらに、ますます肥大していく性への渇望に苦悩する初老の大学教授の姿を描く。谷崎潤一郎原作の同名小説の三度目の映画化で、脚本・監督はピンク映画界の巨匠木俣堯喬、撮影は「戦争の犬たち」の伊東英男がそれぞれ担当。1997年に監督自ら再編集した「ディレクターズ・カット<完全版>」(80分)が製作・公開されている。

1983年製作/98分/日本
配給:東映セントラルフィルム

ストーリー

定年も過ぎ大学の名誉教授となっている剣持は、肉体と頭脳の衰えに脅えきっていた。彼はその強迫観念から逃れるために、妻との夜の営みに没頭しようとする。だが、それにも隠れて射つホルモン注射と、娘の許婚者の木村を妻に近づけることで生まれる嫉妬心を必要とするのだった。妻の郁子はまだ40の声を聞いたばかりで、貞淑な妻を装っているが、成熟した肉体の疼きは初老を迎えた夫だけで癒えるはずもなく木村とも情交を重ねていた。ある夜、木村を交えて飲んだブランデーに酔った郁子が、風呂場で気絶した。郁子を木村と共に寝室へ運んだ剣持は、木村に妻の肌を見られたことで異常な興奮を覚え、気絶した郁子を抱く。娘の敏子は、母と木村との関係を知っていた。また、父と母が毎夜繰り広げている痴態の数々も父の日記を盗み読んで知っていた。一人住いを始めた敏子の部屋で、ブランデーに酔った郁子がまた気絶した。しかも木村と一緒だという。かけつけた剣持は、長襦袢の下に下着も着けずに横たわる郁子を見て嫉妬に狂う。そして、気絶した郁子をむさぼり、ポラロイド・カメラのシャッターを押す。ある日、剣持が倒れた。お手伝いのマツが紹介したマッサージが逆効果だったことと、ホルモン注射や錠剤が体を蝕んでいたのだ。郁子は、健気に看病するが、裏木戸の鍵を木村に渡し、着き添いの看護婦の寝入ったスキに応接間で情事を重ねていた。剣持はうわごとのように「カギ……ダレカクル……カギ……キムラ……」とつぶやいている。ある夜、目で何かを訴える剣持に、うなずいた郁子は着物を脱いで添い寝する。そして、母親のように乳房をゆだね、ポラロイド・カメラを持って来て剣持に持たせ、夫の目の前で体を開くのだった。

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