狼の血族

劇場公開日:

解説

中世の村に狼人間が徘徊する夢をみる少女。夢と現実を交錯して描くファンタジー。製作はスティーブン・ウーリーとクリス・ブラウン。エグゼキュティヴ・プロデューサーはスティーブン・ウーリーとニック・パウエル。監督は「エンジェル」(82)のニール・ジョーダン。アンジェラ・カーターの原案に基づいて彼女とジョーダンが脚色。撮影はブライアン・ロフタス、音楽はジョージ・フェントン、特殊メイクはクリストファー・タッカーが担当。出演はアンジェラ・ランズベリー、サラ・パターソンほか。テレンス・スタンプが特別出演している。

1984年製作/イギリス
原題または英題:The Company of Wolves
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
劇場公開日:1985年6月22日

ストーリー

屋根裏部屋でひとり眠るロザリーン(サラ・パターソン)。彼女は夢を見ていた。--村娘ロザリーン(サラ・パターソン)は、狼に殺された姉の葬式の後、森に住む祖母(アンジェラ・ランズベリー)の家で狼男の話を聞いた。《昔々、村の娘(キャスリン・ポグソン)が行商人(スティーブン・レイ)と結婚したが、初夜に花婿は姿を消した。数年後、再婚した妻のところへ現われた花婿は狼男に変身して襲いかかってきた》。祖母は「眉毛のくっついた男は狼男だから気をつけろ」と注意した。ロザリーンに恋する少年(シェーン・ジョンストーン)は、彼女と森へ行く。途中でロザリーンは姿を隠し、少年は狼を見て村へとんで帰る。人々が心配しているところへロザリーンがもどり、鴬の巣の卵からかえった小さな赤ん坊の像を母親(トゥッシー・シルバーグ)に見せた。父親(デイヴィッド・ワーナー)たちは狼退治に出かけ、ロザリーンは母に祖母から聞いた話をする。《昔々、貴族の婚礼披露宴に村娘が姿を現わした。花婿に捨てられた彼女は居並ぶ貴族に呪いをかけ狼に変身させた》。父親は狼をしとめてもどってきたが、狼の足はいつの間にか指輪をはめた人間の手に変わっていた。祖母と訪ねる途中の森でロザリーンは眉毛のくっついた狩人(ミッシャ・バージーズ)と出会った。狩人は彼女より先に祖母の家へ着き、祖母を食い殺していた。こわくなったロザリーンは狩人に発砲した。すると狩人は狼に変身。ロザリーンは狼をなでながら、狼少女(ダニエル・ダックス)の話をした。両親や村人が祖母の家へやって来た。家の中には二匹の狼がいた。一匹はロザリーンの十字架を首からさげていた。二匹は森の中を駆けていく。--屋根裏部屋のベッドでロザリーンは、起きあがった。彼女に狼の群が襲いかかってくる。

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写真:Album/アフロ

映画レビュー

2.0極東放送の ウルフマン・ジャック

2023年10月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.0ホラーファンタジー

2018年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

良いシチュエーションは割とあった。ダークな赤ずきん不思議の国的な不条理さがある。
何より人狼映画で変身後がゴリラになっていないのはかなり評価できる。変身の仕方は古典的ですね。

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れお

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