ウォール街のレビュー・感想・評価
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Douglas, Sheen, and Sheen Shine
Set in mid 80's Gotham City. High-roller stockbrokers work on a legal tight rope to get by. Martin and Charlie Sheen play a father, son role which doesn't happen enough in the movies. Martin Sheen's stone-faced introduction is so strong, I actually thought he was Michael Douglas. But Douglas winds up to become the ultimate anti-father character. Stone's tycoon work is relevant in Trump's dusk.
1985年が舞台
ニューヨーク市場ウォールストリートで野望を抱く証券マンの光と陰を描く物語。
上客を得ようと営業をし続け、うまくいくのもつかの間、インサイダー取引に手を染めてしまうバド。調子に乗っていて、痛い目にあう展開はお決まりのコース。
マネーゲーム…本当にゲッコーがゲームで遊んでるように見えた。
自分が利用されている事に気づかない愚かさ。このテーマはいつの時代も変わらずあるものだなと思った。
チャーリー・シーンとマーティン・シーンの親子共演が見もの。(兄のE.エステベスの方が父に似てる)
同僚役のジョンC.マッギンリーは、「プラトーン」に続いてチャーリーと共演。
必要以上稼ぐ気持ちが沸かない
小市民のひがみかもしれないが、そこまでして稼ぐのが成功かなあ、と思ってしまうから、どうも斜に構えてしまう。しかもインサイダーだし、違法行為のスリルを味わう勇気もないし。
日本ではバブル崩壊の直前、まだ予想できない人は狂乱相場に酔い投資熱が冷めなかった。
全然違うけど、どうも投資のリスクが重なってしまい苦々しい感じ。
その狂乱に身を置く人々は、疲弊していても幸せなんだろう。自分とはかみ合わない人種だな。だから、マーティン・シーンのお父さんに与してしまう。
マネーゲーム
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証券マンのチャーリーが有名投資家のマイケルに取り入る。
こうして上げた実績によりチャーリーは出世して金持ちとなる。
しかしマイケルはチャーリーを利用していただけだった。
チャーリーの父親の会社を乗っ取って再生させると言ってはいたが、
乗っ取った後すぐに会社を解体して利益を得るつもりだった。
偶然それを知ったチャーリーはマイケルを陥れる計画を立てる。
自分や同僚の顧客、さらにマイケルと敵対関係にある投資家に指示を出し、
意図的に株価を操作し、嘘の情報を流してマイケルに大損させる。
しかしこの株価操縦が問題となり、逮捕。
チャーリーはここでもマイケルも道連れにする。
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まあ面白かった。
でもチャーリーが一体何をしたいのかがようわからんかったなあ。
出世願望が強くてインサイダー取引まがいな事も割と平気でやる。
そんな人間にとって、父親の勤務する会社を再生するか解体するかなんて、
別にどっちでもいい範疇やと思うねんけどなあ。
それにマイケルとの関係がビジネスライクなものなのは最初から明確で、
裏切りと言えば裏切りやが、書類を作っていない側の落ち度でもある。
それなのに、何故あそこまでして復讐する必要があったのか?
恩だってあるし、ハメられた訳でもないのに。
しかもそれで逮捕されてたら世話ないよなあ(場)
ドキドキ
マイケル・ダグラスがはまり役でした。ピッタリでした。
チャーリー・シーンの父役は、実のお父さんなんですね!知らなかったです。若々しくてイケメンですね。「地獄の黙示録」も見たことありますが、全然気付かなかった(汗)
金融業界のことは何も分かりませんが、十分楽しく鑑賞できました。それぞれ色んな人生や価値観がありますね。
至極当たり前というか、悪くいえばありきたりな話。 金を儲けることが...
至極当たり前というか、悪くいえばありきたりな話。
金を儲けることが成功だと信じ、真っ当に働く親父を見下していた若造が、
株の世界で成功しつつも、最後は、親父の仕事観、金銭観に正しさを感じる話。
「あぶく銭で儲けずに、モノを作れ。」。虚業より実業ということですね。
チャーリーシーンの父役が似てるな、思ったら、実の親子だった。
そして親父さんは、地獄の黙示録の主役の大尉だったと知った。
病室で親子で泣くシーンは、なんか真に迫ってた。『誇りに思う』。
息子なら、親父からそう言われたいね。
『明日のために生きる金があれば良い』 今日がブラック・マンデーだったので見た
『国民の9割は無価値な連中ばかり、
私は物を創造しない、金を所有するのみ、我々は舞台の手品師で、大衆はその観客さ。この世は民主主義じゃない、自由市場社会だ』
ゲッコーの言葉。この映画の観客や、この監督は、この言葉を汚い言葉と考えていると思う。しかし、自由市場経済とはそういった物だ。だから、山○證券は解散した。それは兎も角、
これが、『防共』若しくは『勝共』を大義名分にして、守って来た資本主義経済なのだ。
格差が広がっているのだから、それを阻止する時期が来ていると思う。共産主義に変えろという訳ではない。少なくとも、富が一極に集中することを阻止すれば良いと思う。この映画の中でも言っていたが、『明日のために生きる金があれば良い』にだから。
物を作る技術とか、その生産性とか、散々言われてきたが、現在は物すら作らなくなってしまった。この証券マンの仕事がブルシットジョブと直ぐ理解できるが、現在のITとかAIとか情報とか、本当に必要なのか?と思う仕事が多いと感じる。
基幹産業とか農業、つまり、ボルシェヴィキの旗印の『鎌とハンマー』が時代遅れの産業なのだろうか?リモートで出来る仕事ってどういった物を創造するのだろうか?
『私は物を創造しない、金を所有する』正に今、そこに帰るのではと感じる。
この映画は仕返しストーリーで、ストーリーが稚拙過ぎるし、結末が最初から分かってしまった。
チャーリー・シーンは、モラトリアムで、知能指数の低い主人公演じるのは、中々良いと感じるが、作品の印象を変えるまでではない。
追伸『出所したらブルースターで働けば良い』ってそんなセリフ何故吐かせるのか。ふざけている。証券会社に勤める人には申し訳ないが、たぶん、航空機を運行運営の方が証券を売りさばく事よりも技術がいると思う。このセリフにこの監督の本性が見える。
また、労働組合が絡んだ証券詐欺とインサイダー取引となると、会社も組合も処罰の対象になるし、組合は法人格を持ったユニゾンの組合だから、会社全体の監査まで疑われるはずだ。つまり、大疑獄だと思う。ブラック・マンデー位では済まない。
ウォール街でのマネーゲーム。スピード感ある展開で一気に成功へ。そし...
ウォール街でのマネーゲーム。スピード感ある展開で一気に成功へ。そして転落。
お金で人は何を得るのか。不正で莫大なお金を得るよりも人生で正しいことを選ぶこと。そんな教訓と余韻が残る。
重苦しくなく、さらりとそんなことを考えられる作品でした。
“時代”そのものを感じさせてくれた
オリバー・ストーン映画は、
この作品も含め
「プラトーン」「7月4日に生まれて」
「JFK」等、何作も鑑賞してきたが、
この映画でも、
金銭欲・出世欲に取り付かれてしまった
主人公の証券マンが、如実に破滅に向かう
という解りやすいストーリーで、
他の作品も含め、全てに共通しているのは、
社会の理不尽さへの憤りを
ストレートに表現出来る能力を持つ監督
のイメージだ。
また、この作品では
東京の証券市場との遣り取りや
寿司の描写から、
ハリウッドにとって日本の映画市場が
まだ中国よりも大きかった頃を
思い出させてくれたが、
ワールドトレードセンターの映像や
日本の立ち位置も含め、
何かとバブル崩壊前の
“時代”そのものを
感じさせる映画でもあった。
株には近道がない
1985年、チャーリーシーン扮するウォール街の証券マンバドフォックスは、マイケルダグラス扮する精力的なゴードンゲッコーの誕生日にプレゼントを持って会いに行った。バドはブースター航空株を勧めた。しかし、大金持ちが一元の証券マンを信用するかな。株には近道がない。厳しい世界だと思うね。
Who am I?〜 僕はバド・フォックス
活気に溢れたウォール街で働く若き証券マンのバド・フォックス(チャーリー・シーン)が、剛腕投資家のゴードン(マイケル・ダグラス)に接近し、危険なマネーゲームに巻き込まれていく…。
投資家との緊迫した電話でのやり取りがリアル。
飛行機整備工の実直な父カール(マーティン・シーン)とバドの、互いを思いやるシーンがいい。実生活でも親子だと後で知り、より感動。
シャリ玉成形機で作った握り寿司二巻が、ぞんざいにお皿に載せてあるシーンに笑った。
ー誇りに思う
NHK~BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
スリルを感じる展開と、アメリカ的家族愛
パソコンがCRTモニターだったり帳場でみんな大声出していたり懐かしい感じ。
成り上がろうとした若者が浮ついたりツメが甘かったりいい気になったりして失敗する定番の展開。
最後には救いがある。
欲は人を進化させ、そして、、、
エラくなりたくて猛勉強したり、色んな人に会いに行ったりして仕事に邁進していく姿勢は見習いたいですが、自分を見失ってしまってはダメですね。主人公は、マイケルダグラスに認められたい!出世したい!一心で我武者羅に働きますが、その過程で法を犯したり、父親と衝突したりします。客観的に見てれば、これってダメだよねとわかりますが、当の本人は、‘自分は正しい!’‘もっと上へ!’という感じで調子に乗ってしまっているので、欲って怖いなと思いました。
俺は利用されていたのだ、とわかって初めて自分の過ちに気付きますが、その時には既にお縄頂戴の状態です。もうちょっと早く気付いてよ!とも思いましたが、ラストの父親の言葉が救いでした。
ひと昔前の株屋の雰囲気がなつかしい。 マイケル・ダグラスのパワフル...
ひと昔前の株屋の雰囲気がなつかしい。
マイケル・ダグラスのパワフルな大口投資家の役もはまっている。
インサイダー情報を集めたり会社を乗っ取ったりというのは共感できないが、株の魔力に憑りつかれた世界というのは分かる。
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