いまを生きるのレビュー・感想・評価
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子どもの幸せを奪う親
とにかくニールの父親に憤りを覚えて仕方がない。なぜ、子どもの夢を邪魔するのか。そして、なぜニールは父親に逆らえない……。逆らうくらいなら死んだ方がマシだと思うほど怖かったのか。
だとしたら、そこまで子どもを追い詰めた罪は重い。直接手を下したに等しい。しかも反省するどころか、あの父親、教師や友人のせいにしやがった。もう救いようがない。
「自由に、いまを生きよう」
というキーティングの教えが、ニールの心にもっと響いていればあるいは、勇気を出して説得できたかもしれない……。
せめて後日キーティングにまた話を聞いてもらうとかしてほしかった。本当に残念。
名作、
だと思いなんとなく構えていたからか。
この手の作品は自分には固すぎたかなぁ。
何がいいのかさっぱりわからなかった。
ロビンの追悼で有名どころはみとかないと、と思ったからみたけど。私はやっぱり『アンドリューNDR』が好きかなぁ♪
うーん
ちょっと良さがわからなかったなぁ
ロビン・ウィリアムスはとても良い演技でした。
彼の死は誰の責任なのか?
彼の死は周りの友人達にどのような影響を与えたのか?
先生にハマらなかった(最後に机に立たなかった)生徒達はどうでもいいのか?
なんかスッキリしない作品でした。
スタンドバイミーの後に観る映画
昨今、枠を超えたSNS映えの話をニュースでよく見るけど 今も昔も思春期のエネルギーの発し欲は変わっていなくて 理解できない大人が批判を続ける (他人に迷惑をかけるのは別として) 人生を生きる上で手放せない1本
いま、毎日、瞬間が大事
自分の感情、意思を素直に表現することの大切さを教えてくれる。その結果として思い通りになること、ならないこと、悲劇となってしまうこともある。。 中学〜高校時代に観て、表現することの重要性、生き方の1つのヒントにしたかった映画だとは思うが、大人にとっても同様であり、10代の感情の緻密さを思い出させてくれる映画である。
人生に訪れる大切な瞬間
教師と教え子 親と子 あるいは夫と妻。 人は誰でも、例え立場が違っていても、どこかで通じ合いたいと思っている。 自分の一面を受け容れてもらえれば、あとの大半が辛くても頑張れるものだと思う。そんな人との出会いや日々の積み重ねが、どんなにか心に生きる力を与えてくれるか計り知れない。 「カーペ・ディエム。今を生きろ」 初めての授業で、そう生徒達に囁いたキーティング先生が彼等の心の内にもたらした新しい風もまた、一人一人の心に自我を目覚めさせ、限りある命を躊躇することなく生きるという素晴らしさを問うものだった。 机の上に立つことは、生きる視点を変えること。一人一人の違う景色が目の前に開けた時の喜びを、彼等は知り得たからこそ、あの感動的なラストの展開が待っていたのだろうと思う。 一度受け容れた誰かの想いは受け容れた時点で自分の胸の内に収まり、決してなくなりはしない。 そんな魂を揺さぶられる瞬間を人は幾つになっても待ち望んでいるのかもしれない。 今を生きる とは決して若い人達だけのものでもないと思える。今作品を観終えて感動もひとしお、まだまだやりたい事の楽しみも、人との繋がりも、紆余曲折しながらも続けていく。たった一度の人生だから。
いまを生き、未来に思いを馳せる
ロビン・ウィリアムズの出演作はかなり観ているように思っていたが、何故か今作は今まで未見。
確かに今作は彼の代表作のひとつだとは思うが、他の主演作よりも、彼の存在は一歩引いたものになっていて、主役はあくまでも生徒達になっていることが好印象。
当初はキーティング先生が病気で亡くなる設定になっていたが、その設定は捨て、生徒達のストーリーをメインにしたのは、監督ピーター・ウィアーの意向らしい。
製作は1989年。物語の舞台は1959年。
この時点で30年の時間のギャップがあった訳だが、製作当時も、更に20年以上が経った今もこの中でキーティング先生が生徒達に向けたメッセージは有効であり続けている。
キーティング先生のキャラクターは、ロビン・ウィリアムズが高校時代こんな先生がいたらと想像した理想の先生だそうだが、きっと今の高校生にとっても彼は理想の先生だろう。
「Seize the day」
確かに大事なメッセージだが、いまを大切に生きるということと同時に、若くそして今困難な状況に置かれている人には、今だけでなく、5年後10年後の自分をポジティブに想像してみて欲しいと思う。
親元から独立し、好きな道を進む自分、その姿を想像することが出来たなら、きっとニールの悲劇は起きなかったと思うのだ。
Dead Poets Society
ロビン・ウィリアムズ この方主演の映画って好きなものが多いのです。
キーティングの言葉がどれも心に響いたのでメモが沢山。
10代の子供たちにも勿論、大人になっても忘れてはいけない大切なメッセージが沢山詰まっている。
"No matter what anybody tells you words and ideas can change the world."
(誰が何を言おうと言葉や理念は世の中を変えられる)
学生で見てよかった映画
名門学校に通う学生が、規律や規則、親の期待に縛られながら、自分たちの道を探して行く映画。いまを生きるということばに勇気づけられ、恋や友情、将来について、また生と死について考える。詩とか愛とかそんなのくだらねえって語る大人たちより、それを表現することに必死になる子どもたちの方がよっぽど魅力的。異なる視点から見る大切さを教えてくれた。
学園モノ好きです
なんでしょ、海外映画の学園モノって、その設定だけでなんか観てて嬉しい気持ちになるんですよね。しかも、この映画ではそれぞれのキャラクターが典型的で、臆病、リーダー、プレイボーイ、オタク、天才、おべっか使い、愚直って感じで、痒いところに手が届く的な配役になってて、観ていて飽きなかったですね。 感動モノみたいなジャンルはあんまり好きではないんですけど、これは十分に楽しめましたね。ロビン・ウィリアムズ先生の言ってることって、本当に大事だって思いますし。結構単純に、こういう先生がいたら良かったなぁ、なんて思ってしまいました。 ただまぁ、え、親に反対されたからって、そうなる?みたいなのは、ありましたかね。
視点を変えよう!
今を生きる 途轍もなく壮大なメッセージ 青春映画の金字塔。 本作は一言では言い切れない、難しさと儚さ、若さ、地位、世の中の厳しさ、すべてが凝縮されている。ハリーポッターの愚かさを思い知った。 10代のうちに観ておきたい作品
大人はわかってくれない
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
最初は青臭いなとも思いながら観ていた。だが当時の東部のお坊ちゃま相手の厳格な全寮制名門校となれば、雁字搦めに規律に縛られて日常にも人生にも自由などないのだろう。彼らのやり方は現代の人々とはかなり違うが、そんな環境の中で抑圧してきた自己を解放し自分らしさを求めるきっかけを得た生徒たちが自我に目覚めていく過程は瑞々しさがあった。そして社会の価値観と制度の中に潰されていく彼らの、自殺という一つの大きな反抗と机の上に乗るというささやかな反抗もまたやるせなさと同時に彼らの成長が見て取れた。
生徒たちも何も知らないままならばそれで良かったのかもしれない。少なくとも若き命が消えることはなかったのだろう。しかし一度目覚めた生徒たちを元の状態のように黙らせたままでいるのは所詮は無理なこと。新しい風を吹き込んだロビン・ウィリアムズ演じるキーティング教師は、閉鎖的な古い体質のこの学校の校風には合っていなかったのだろうとは思うし、そこが不幸ではあった。だが長い目で見れば一部の生徒たちの人生を変えるほどの大きな存在になっていると願いたいし、これを乗り越え大きな糧にしてさらに成長してほしいと思った。
今だからこそ
見終わった後に真っ先に思い浮かんだのが僕の好きな『SR サイタマノラッパー』という作品でした。終わり方がすごく似てるんですよね。ああいうのは良いタイプの観客の想像に任せるエンドだと思います。キャラクターのその後が気になるタイプの終わり方と言ってもいいでしょう。しかもこの作品では同時に彼らの内面の変化が最高の形で現れている。すごく好きです。 やっぱりなんと言ってもキーティング先生の圧倒的いたら良いな感ですよね。若干浮世離れした感じの良い意味での実在感のなさ。これはロビン・ウィリアムスだからこそ出せる味なのでしょう。それでいて、先生の露出は最小限に抑え、残りは生徒の描写に時間を充てている。熱血教師がガーガーやって引っ張っていく作品も良いけど、こういう慎ましさも素敵ですね。作り手の優しさを感じます。 まあ舞台が超名門進学校なので若干の個人的な感情移入度の低さは否めないですが…。 今の日本の学生にこそ必要な作品であることは明白です。
単なる感動作品ではない
この映画のすごいところはありきたりな「良い教師」を描いたものではなく その問題点まで描いたことにある ロビン・ウィリアムズ演じる教師による生徒への影響 青春時代を感じさせるすばらしい物語 「今を生きろ」という言葉の重さ 盲目的に良い教師を描く凡百の作品とは比較にもならない 物語中では悲劇の後に子供たちの議論があるが この作品におけるピークはここにあると思う 私は一人で皆が幸せになれる方法を選び取った彼が好きです カルト的に「今」を希求することに疑問を抱くことが出来た彼が そして最後ひとり罪悪感を覚えている姿 先生の最後の姿、生徒の送り方にも納得 すばらしい傑作
カーペ・ディエム
ロビン・ウィリアムズ演じる、キーディング先生の魅力満点で進むストーリーですが、エンディングは今まで観てきた映画の中で、一番切ないものでした。 規律の厳しい全寮制の学校に現れた風変わりな教師は、今まで生徒が見てきた物とは違う物を見せてくれるが、学校の規律と自分の中で目覚めたものとの間で、生徒は戸惑い、悩む。 その悩みこそが青春なのだろうが、時代的なもの、厳格な家庭、規律の厳しい学校の中で押し潰され、若い心は自分を見つけ、そして進む道を見つけられるのか。 映画の中で出てくる言葉は、私の中で印象深いものが多かったです。 「死せる詩人の会」、「オーキャプテン、マイキャプテン」、「カーペ・ディエム」他 単語だけでは伝わらないですが、観終わった時、これらの単語がたくさん頭に残る映画でした。 特にタイトルにも絡む「カーペ・ディエム(いまを生きる)」は、とても意味深な言葉であったと思います。 この映画、何度も観ていますが、このレビュー書きながらまた観たくなって、書いてる途中で観ちゃいました。(笑) 私の不動の生涯ベスト5です。 でも、ちょっと暗い映画ですよね。(笑)
人生の素晴らしさ
人生とは自由であり、素晴らしいものだとゆう青春映画。 キーティング先生の教えが全て正しいとは思わないけど、規律や常識にとらわれず、人それぞれの個性を大事にするとゆう考えは素晴らしいですよね。 人間好きな事をしてるときは、たとえ苦しくとも充実した人生を送れますもんね。 ラストは鳥肌もんですねこれは。僕は凄く感動しました。
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