劇場公開日 1990年3月17日

「単なる感動作品ではない」いまを生きる tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0単なる感動作品ではない

2013年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

楽しい

この映画のすごいところはありきたりな「良い教師」を描いたものではなく
その問題点まで描いたことにある

ロビン・ウィリアムズ演じる教師による生徒への影響
青春時代を感じさせるすばらしい物語
「今を生きろ」という言葉の重さ

盲目的に良い教師を描く凡百の作品とは比較にもならない

物語中では悲劇の後に子供たちの議論があるが
この作品におけるピークはここにあると思う

私は一人で皆が幸せになれる方法を選び取った彼が好きです
カルト的に「今」を希求することに疑問を抱くことが出来た彼が
そして最後ひとり罪悪感を覚えている姿

先生の最後の姿、生徒の送り方にも納得

すばらしい傑作

tabletap