イタリア式愛のテクニック
劇場公開日:1967年5月3日
解説
ウィリバル・エセルの原案を、カステラーノとピポロが共同で脚本化し、ルチアーノ・サルチェが監督したコメディ。撮影はエリコ・メンツェル、音楽は「夕陽のガンマン」のエンニオ・モリコーネが担当。出演は「目をさまして殺せ」のロベルト・ホフマン、新人ロミナ・パワー、エルザ・マルティネッリ、ナジャ・ティラーほか。
1966年製作/イタリア
原題または英題:Come Imparai Ad Amare Le Donne
配給:大映
劇場公開日:1967年5月3日
ストーリー
南イタリアの著名な避暑地。生れながらにして女にもてる魅力を身につけているような学生ロベルト(R・ホフマン)は十九歳になったばかりだ。彼はそこにある湖で、アルバイトに救助員をやっていた。その彼がイレーネ(R・パワー)と知りあって遊んでいたまではよかったが、火遊びが校長夫人にまで及ぶとあって、ついに学校から放り出される破目になった。間もなく彼は自動車整備の仕事を見つけ、早速カー狂のモニカ(E・マルチネリ)と仲良くなった。そしてグランプリ・レース出場となったが、レース中、ひどい露出癖のモニカに悩まされた彼は、一目散に逃げ出した。今度は高級自動車セールスマン。次いでモードの店を経営する男爵夫人ローラ(N・ティラー)と一夜を過し、その店の支配人兼宣伝係におさまった。そんなロバルトを彼に未練をもつイレーネが追っていた。ファッション・ショーの日、彼はそのイレーネの悪戯で散々な目にあい、ほうほうの体で脱出するのだった。彼を救ったのは核研究所に働く女性科学者マルコス博士で、ふたりは楽しい三日間をおくった。そしてロベルトはイレーネに再会した。彼女の新鮮な魅力は、いつしかロベルトの心をとらえていた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルチアーノ・サルチェ
- 脚本
- カステラーノ
- ピポロ
- 原案
- ウィリバル・エセル
- 撮影
- エリコ・メンツェル
- 音楽
- エンニオ・モリコーネ