生き残った者の掟

劇場公開日:

解説

友人との宝探しの冒険からひとり生き残った男のたどる心の彷徨と愛を描くフィルム・ノワール。監督・原作・脚本はジョゼ・ジョヴァンニ、撮影はジョルジュ・バルスキー、音楽はフランソワ・ド・ルーベが担当。出演はミシェル・コンスタンタン、アレクサンドラ・スチュワルトほか。

1966年製作/フランス
原題:La Loi du Survivant
配給:ケイブルホーグ
劇場公開日:1989年9月2日

ストーリー

かつて南の海の宝探しで命を失った友人の墓参にコルシカ島にやって来たスタン(ミシェル・コンスタンタン)は、なぜかこの荒涼たるコルシカの風土に惹かれる。ある日売春宿を訪ねたスタンは、そこでギャングの囚われの身になっているらしいエレーヌ(アレクサンドラ・スチュワルト)という女性と出会い、お互い好意を抱きあう。そして彼女を助けるべく決意したスタンは、執拗にふたりを追跡するギャングとの戦いに勝利を収め、エレーヌと共に島を出ようとするが、その時彼女はギャングの凶弾に倒れ、もはやこの世の人ではなかったのである。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0同じ原作本からこの映画と「冒険者たち」が生まれた

2023年4月27日
iPhoneアプリから投稿

こちらのバージョンは、作者自らの映画化作品。

「冒険者たち」を観てからかなり時が経った後に、文庫本の「生き残った者の掟」を読み、更にその後に制作から随分と年数が経ってから我が国でも小劇場で公開の運びとなったという経緯でやっと鑑賞を遂げた思い出がある。

青春映画的な「冒険者たち」とは随分と毛色の違う作品になっている。
ちょっとミステリアスな感じのハードボイルド物っぽいが、独特の雰囲気というか、テーマ(題材)というか、観た当時の印象では、なんとも掴みどころの無い作品という印象だったが、なんか、もう一度観てみたいと思う映画の一本です。

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