イージー★ライダーのレビュー・感想・評価
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アメリカンニューシネマの傑作
公開当時劇場で、暴走族風のグループがいて、映画が映画終わった後、彼らが首をかしげていたのを覚えている。ポスターだけ見たら、チョッパーのかっこよさを描いた映画だと勘違いしてしまうかもしれない。
アメリカンニューシネマの定義はよくわからないが、それまでのアメリカ映画とは異なったテイスト、反体制的な物語を内容とした映画であると定義すれば、間違いなくこれがベストワンであり、個人的にもいちばん気にいっている。
ヒッピームーブメントに揺れる当時のアメリカ。だが、彼らには無縁であった。結局、どこにも居場所がなく、因習によって抹殺されてしまった。
内容は深刻で、ラストも悲惨だが、広大なアメリカを大型バイク(イーグルハンドルと言って当時流行っていた)に乗って気持ちよくクルージングする彼らを見ているのは実に気持ちが良かった。自由気ままにと言う表現がぴったりだった。結局その自由が奪われてしまうことになるのだったが。
脇役ででていたジャック・ニコルソンが、のちに大スターになるとは夢にも思わなかった。同様に、娼婦役のカレン・ブラックも、後に彼と「ファイブ・イージー・ピーセス」で共演するまでになるとは、想像だにできなかった。
「卒業」あたりから、既製のポップミュージックをうまく映画音楽として使われるようになったが、この映画も映像とうまくマッチングしていた。
415位/448 2021.06.29現在
中学生の頃に観て面白くなくて
でも、大人になって
10時の映画祭でやるから名作だし
自分も成長したし面白いかも?
って期待したけど
自分には合わなかった。
音楽は、かっこいいよ。
でも、それが
映画面白いには繋がらないし。
自分の中で、ジャンルは違うけど
トレインスポッティングと同じ。
音楽はかっこいいけど
それがイコール映画が良いには繋がらない。
そして、終始薬物やってることに嫌悪感。
もちろん薬物やる映画はいくらでもあるけど
トレインスポッティングとか
この映画のような薬物の描写は
すごく嫌い。
薬物やってるのって、かっこいいか?
いや、カッコつけじゃなくて
息抜き、ストレス発散、快感なども
あるだろうけど
自分の人生には100%必要ない。
そして、どちらの映画も
自分は好きじゃないって
なんか言いづらいよねぇ、、、
なんとなくね。
なんか、この映画の良さが分からないなんて
映画を分かってないよね。
みたいな雰囲気ある。
そんなもん個人の嗜好だし。
この時代の背景を知れば
面白いって言ったりするけど
いや、それ知らなくても楽しみたいし。
そして、曲が流れるたびに
曲名出るの、あれ、ほんと不要。
以下
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
イージーライダーのあるある言いたい♫
イージーライダーのあるある早く言いたい♬
イージーライダーのあるある今から言うよ♪
田舎道を自転車乗る時
歌、歌いがち♩
↑
バイク乗らないので。
でもborn to be Wild
じゃなくて奥田民生でも
良しとしがち♩
アメリカ荒野すぎて
バイクのガソリン心配になりがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→15歳
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅VHS
鑑賞回数→2回
記憶度→100%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→415位/448
洋画部門→340位/372
最後急に死ぬ部門→1位
ワイルドに行く!
午前十時の映画祭にて。
大きなスクリーンで観る幸せ。やはり「Born to be wild」をバックにバイクで走るオープニングは鳥肌もの!この映画を観てアメリカ横断を考えた人も多かったのでは。50年経った今も色褪せない文字通りアメリカニューシネマの名作ですね。
大人になって観るとやはり感じ方が違う
午前十時の映画祭で再鑑賞。
昔、むか~し若い頃に見た時はとにかく音楽を聴きたくて行き、さほど意味も分からずハーレーかっこいいと思った映画だったけど、大人(というかおじさん)になって改めて観るとアメリカの問題点が良くあらわされた映画だったんだね。あの頃と基本的な問題は変わってないようです。別にアメリカだけの問題じゃないけどね。
自由なるもののゆえ。
長髪、ドラッグを映画にして、自由に生きることをロードムービーとして描く主演たちの最後の結末。それは自由ではない人たちからの憎しみによるもの。いつの時代も、今の時代もそうなのだと思う。
画期的なロードムービー
アメリカン・ニューシネマの代表作でロードムービーの傑作。音楽が映画を語る作品でミュージックビデオの元祖だったようです。ドラッグ、女、宇宙人など謎が多く話の方向性が分からない展開で当時としては画期的だったことでしょう。この作品を象徴するような強烈なラストカットも印象的。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2021-77
何が良いのかわからなかった
午前十時の映画祭11で観賞
1960年代のアメリカ、ロサンゼルス。メキシコからのドラッグ密輸で大金を手にしたワイアットとビリーは、バイクに乗りロサンゼルスからニューオーリンズへ向け旅を始めた。モーテルへの宿泊を断られたり、農家で食事をご馳走になったり、ヒッピーの集落に滞在したり、娼婦を買ったり、と気ままな旅を続けていたが、最後は・・・てな話。
自由という言葉がやたら出てくるが、自由は好き勝手とは違うのだろう。見た目で宿泊を拒否されたり、野宿してる時に襲われたり、色んな偏見なども有るのだろうとは思ったが、イマイチピンとこなかった。
60年代のアメリカってベトナム戦争の時代だから、今観ても理解できない背景が有るのかも。
名画らしいが。
バイク
バイクとか全然分からないけど、そんな私でもハーレーカッコいいなぁ!と思う作品でした。
ジャックニコルソンがアル中の弁護士の役がどハマり。
後半はちょっとついていけない感じがした。
曲が流れるたびにアーティスト名と曲名が出るのが斬新で分かりやすくてありがたかった。
クスリの肯定。
再見。
不良こそ無垢で善と思えた幸福な時代の歴史資料的価値。
皆が好きなイイモンの不良など当時本当に居たのか。
時を経て不良は虐待と煽り運転のDQNに成った。
そして今や超富裕層正論私刑のバットマンの降臨を望む世。
にしても何故こうもクスリを肯定したのか。
【”自由のどこが悪いんだ!” 1960年代後半のヒッピー文化と、保守的概念保有者達との思想的乖離、齟齬をロードムービースタイルで描き出した作品。】
ー自由人だった学生時代・・、〇〇派の思想に染まっていた学友達の家でビデオ鑑賞して以来の鑑賞。
”君らの思想と彼らの思想は似て非なるモノじゃないか?・・と思いながら・・。”-
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舞台は1960年代、アメリカ。
ドラッグ密輸で大金を手にしたキャプテン・アメリカ:文字通り、ヘルメットから革ジャンからアメリカ国旗である・・(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)は、カスタマイズしたハーレーダビッドソンに跨って、L.Aから南部に向かって、謝肉祭の行われるニューオーリンズを目指して、旅に出る・・。
ーかの有名な、”ステッペン・ウルフ”の”ボーン・トゥ・ビー・ワイルド”が流れる中、チョッパー・スタイルのハーレー・ダビッドソン、2台は、自由の地を求めて発進する・・。-
途中、カトリックを信じる農家で食事をご馳走になるシーン。農夫から”帽子を取って下され・・”と言われ、殊勝な表情で、素直に帽子を取るビリー。
ヒッチ・ハイカーのヒッピーは、無視せず、きっちり後部座席に乗せて旅を続ける二人。
その後も、ハイになった状態で知り合った自由主義連盟の弁護士ハンセン(ジャック・ニコルソン)と留置場で素面になって挨拶を交わし、彼を乗せて、更に南下する三人。
ージャック・ニコルソンはこの頃から、不思議で魅力的な俳優だったのだなあ・・、と思いながら鑑賞続行。-
だが、彼らが南下する中で、地域性は徐々に保守化していき・・、ある晩、寝こみを襲われ・・ハンセンは・・。
■二人の言葉 ”アメリカは良い国だった・・、どうなっているんだ・・”
■そして、かの有名なトラックからの”普通の農民に見える二人が行った蛮行の”
・・ラストシーン・・。
ー野蛮なのは、ヒッピーなのか、保守的思想に凝り固まった連中なのか・・。-
久しぶりに鑑賞すると、劇中流れる音楽に、きちっとテロップ(バンド名と曲名)が流れ・・(昔もこうだったか?)
”ステッペンウルフ ザ・プッシャー”
”ザ・バンド ザ・ウエイト”
”ザ・バード ワズント・ボーン・トゥ・フォロー”
”フラニティー・オブ・マン ドント・ボガード・ミー”
”ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス イフ・シックス・ワズ・ナイン”
”エレクトリック・プルーンズ キリエ・エレイソン”
”ロジャー・マッギン イッツ・オール・ライト・マ”
”ロジャー・マッギン&〇〇〇 イージー・ライダーのバラード”・・・
<今作公開は、随分前だ・・。
だが、冒頭シーンの格好良さと、ラストシーンの衝撃は初鑑賞から〇年経っても、色褪せていなかった・・。
矢張り、名作なのであろう。
只、一点だけ。
世間的には、今作はロード・ムービーの傑作と位置付けされているが、私には当時のアメリカの保守的思想に対するカウンター・カルチャーを強烈に表現した映画ではないか・・と思った作品である。>
偏見も暴力も何でも自由で不自由な国アメリカ
う~ん…理解不能。
なんじゃこの終わり方は。
結局、自由な国アメリカと言うのは偏見も暴力も銃もクスリも何でも自由で、保守層が圧倒的に強く、不自由な国だと言うことが解った。
新しい映画の表現法を打ち出した、アメリカン・ニューシネマを代表するロード・ムービー
戦後における映画表現の大きな変革は、イタリアのネオレアリズモで始まりフランスにヌーベル・バーグが起こり、そしてアメリカにニューシネマが生まれた。それでもネオレアリズモとヌーベル・バーグには映画監督を作家として認め、作品の良し悪しを評価基準にする見方が強く、それに対してニューシネマは作者が主張することにどれだけ理解できるかの好悪の判断を仰ぐことになる。ハリウッド映画を支えた巨匠たちの高齢化が進むなか、若い映画人が自由に撮ることでアメリカ映画に活力が生まれる。それは世界的な学生運動の既成概念への反発、旧態依然な社会構造への批判に符合するがの如く、内容も反体制的なものが多く作られた。観客に感動を与えることよりも、むしろ共鳴を得たい自己表現の延長線上のところで個性を発露することに目的が変わった。その意味で、ペンの「俺たちに明日はない」やニコルズの「卒業」よりも、この「イージー・ライダー」がニュー・シネマの特長を最初に打ち出した記録すべき作品と位置づけられる。「いちご白書」「ファイブ・イージー・ピーセス」「バニシング・ポイント」「アリスのレストラン」「キャッチ=22」がこれに続く。
自由を求めてカスタムメードのハーレーダビッドソンに跨り真っ直ぐな道を疾走する爽快感。自由とは彷徨い求めるもの。道案内をする周りを囲む自然の美しさ、これが自由の文化。この映像美にニュー・ロックの音楽が吠える。この感覚がいい。
すでに鑑賞して45年、興奮して感想を書いたようで拙筆のため判読不能なためこれくらいで。
最終的に2人はどうなるのか見届けたかったのにあんなラストになるとは...
最終的に2人はどうなるのか見届けたかったのにあんなラストになるとは。
突拍子もなさすぎ。
あまりにあっけなく理不尽な最期。
ストーリーというストーリーはなく基本的にバイクで走ってる映画。
何を伝えたいのかはよく分からなかったけど観れた。
かもめのジョナサン
この映画のことを初めて知ったのは、リチャード・バックの「かもめのジョナサン」という小説のあとがきに紹介されていたからだった。
訳者、あとがきとも五木寛之さんで、この小説を読んで映画イージー☆ライダーを思い出したというような書き方だったように思う。
その後、今回のリバイバルを含めて、名画座やレンタルで、この作品を観ることになる。
イージー☆ライダーが制作された60年代のアメリカは、公民権運動や女性解放運動が盛んになる一方で、ベトナム戦争にのめり込み、それまでの自由に対するアメリカの価値観が内外で大きく揺らいだ時代だ。
ジョージが、ビリーとキャプテン・アメリカに語りかける話しがそれを表している。
「アメリカ人は自身の自由について語りたがるが、より自由な人間に出会うと、それを恐れる」
それまで自由が押さえつけられていた黒人や女性の権利が広がっていくことで、アメリカの古い価値観が崩れかかっていたことが判る。
「UFOで来訪している彼らは僕達のあらゆる階層に入り込み、生活していて、実は彼らの社会は、通貨制度などもなく、支配者もいない」
まるで無政府主義が自由でより良い社会のような言い方で、自由の定義についてアメリカの社会自体が逡巡していたことが感じ取れる。
自由の定義が変貌する一方で、広がる貧困。
ヒッピーが増え、酒やドラッグ、セックスに溺れることは自由なのか。
神など信じていないのに、種を撒き豊饒を祈る様は滑稽でもあり、宗教的価値が揺らいでいたことも窺える。
そして、ベトナム戦争。
自由主義社会を、社会・共産主義から守るはずが、戦況は泥沼化し、戦争の大義が失われただけではなく、欧米型の自由主義を望まない者たちの抵抗が圧倒的だったことは、アメリカの価値観を外からも大きく揺さぶった。
ビリーとキャプテン・アメリカの最後は、ベトナム戦争のアメリカの敗戦をまるで予見したかのようでもある。
イージー☆ライダーは、ビリー、キャプテン・アメリカ、ジョージの短いバイクの旅を通して見た60年代当時の、展望のないアメリカそのものなのだ。
かもめのジョナサンは、エサを取るために飛ぶことを本来のかもめのあるべき姿ではないとして、他のかもめ達と対立、ひとり(一羽)で、いかに速く飛べるかを追求し、ジョナサンの信じる自由に近付こうとするが……。
実は、あとがきの内容はあまり覚えてなくて、五木寛之さんが、かもめのジョナサンの何処にイージー☆ライダーを見たのか実は忘れてしまっている。
何年か前に新章が追加された新版が出版された。
それも読んだが、友人に貸してそのまま返ってきてなくて、恥ずかしい話し、あとがきの内容だけが謎のままだ。
なぜ、あの時、あとがきまできちんと読まなかったのか。
今度、近所の図書館に行ってみようと思う。
好きすぎて……夏(酔ってマス)
馬鹿野郎、コノヤロゥ。トーキョーだけ上映しやがってチキショー。こちとら、大阪で産まれたオトコやさかい、東京へは、よぉ、ついていかん~♪じゃ、ねぇかよ。だからDVDで何十回に加算すべく、観ました。
ラストに向かって突っ走る。映画そのものが突っ走る。これは、いわゆる「アメリカニューシネマ」に共通する。って言っても良い位の物凄さで。
ラリってんの?の表現も、アメリカニューシネマ。
何もかもがトッポくて、全てに於いて生と死を、ヒリヒリする感覚でケンカ売ってくるような。
ロックって、映画って、カルチャァ~……!って、
これだ!どうだ!ラストに向かってただただ爆走するのがスタイルだ!
現代じゃ、残念ながら倫理的にあかんのか?単純にウケないの?
全てが輝いてる、素晴らしい映画です。
バカヤロコノヤロー。冗談じゃないョコノヤロー。
って、変な江戸弁になるほどイカした映画です!
時計を捨てて、ガソリンタンクに金を隠して。
いざ、ゆこう!
ってなモンだよ
郷愁
この映画を見ることなく一生を終える人々もいるだろう。むしろ見ない割り合いの方が多いのかもしれない。全編がカッコよく、感情が激しく揺さぶられ、その上に美しく、憧れに満ちた素晴らしい映画。それが分かる人、分からない人を絶対的に分ける作品。劇場で見れる人はその幸福に感謝する。私もその一人だ。全くの余談だか、「寅さん映画」の根底に流れているものは、この映画と同じだと思うのは私だけか…
"Free & Easy"
本作の前にチョッパーで爆走する三人が出ているB級バイカー映画がある。
デニス・ホッパーが「続地獄の天使」、ピーター・フォンダは「ワイルド・エンジェル」、ジャック・ニコルソンも「爆走!ヘルズ・エンジェルス」で、マーロン・ブランドの「乱暴者」から継承されたような鉄馬に跨る不良の象徴を演じた三人が集まり、最高なバイカー映画として、ロードムービーとしても逸品な、アメリカン・ニューシネマとしてブチ込んできた、何度観ても永遠に憧れてしまう。
そんな本作をデカいスクリーンで観れた喜びを噛みしめながら、二人のチョッパーと爆走する姿、"Born to Be Wild"が流れるオープニングに興奮も絶頂!!
自由の中にある不自由さ、自由が広がって行く度に窮屈さも襲って来るような、壮大で広大な自然と景色、自由の象徴としてのアメリカ、そんなイメージと相反する南部の保守派が徒党を組み暴力に駆られ連鎖する怖さ。
"フロントフォークが一番長いのはC.B.Jim"ってな、誰もが憧れるアメリカ、ハーレー、チョッパー、ヒッピー、そして自由!!
ハーレーのチョッパーの格好良さ!
最初にこの映画を観たのは15歳の頃だったので、50年前になる。
当時、予備校生でたまに学校をサボリ映画を観に行ってました。この作品もおそらくその流れで観た映画です。
冒頭、キャプテンアメリカとビリーが甲高いエンジン音をたてオフロードバイクで現れ廃品に囲まれた場所で麻薬の取引を行う、大金を得た二人。
映像が変わり、アップで映し出されるキラキラのタンクにピカピカのフロントフォーク。
迫力ある重低音のエンジン音。全体が映し出されたバイク! 異常に突き出したフロントフォークに高くせり上がったハンドル、タンクは星条旗に塗られている。シートの後ろには高く突き上がったバックレスト。
もう一台のバイクは一文字のハンドルにサイケデリックな模様のタンク、このバイクもピカピカに光り輝いている。
星条旗タンクの男が腕時計を地面に投げ捨てたシーン男の表情と捨てられた時計が交互に映し出される。
と同時にステッペンウルフの「ワイルドで行こう!」の曲が流れバイク2台が走り出す。
アメリカの砂漠を疾走する2台のバイク。壮大な景色の中で流れる楽曲の数々。
このシーンで一発でバイクの虜になってしまいました!
[中略]
2台のバイクが草原の中を疾走する。後ろから農夫が乗ったトラックが追って来る。
トラックに乗った一人がビリーに因縁を付ける。
「髪を切れ!」
言われたビリーは左手の中指を立てる。
突然ショットガンの銃声が響き、横滑りで転倒するバイク。
一方先を走っていたキャプテンアメリカ、バイクを回しビリーの元へ。血だらけのビリーに声をかけジャケットをかける。
きびすを返し農夫の乗ったトラックを追い上げて行く。
追いあげるバイクがアップになった時に再び響く銃声。前輪タイヤが吹っ飛び原っぱに突っ込むバイク。
ゆっくりと倒れると同時に火を吹いて燃え上がるバイク。ゆっくりと空撮画面に切り替り、走って来た一本道と黄色い草原と燃え上がるバイクが小さく映し出される。イージーライダーのバラードは流れエンドロールが流れる。
あっけない終わりでしたが、綺麗な映像と共に流れる楽曲の数々。自由を求め旅する二人を受け入れる事の出来ない社会。当時のアメリカ社会を著した映画でした。間違いなく私の人生に影響を与えた作品でした。
全63件中、21~40件目を表示