アンタッチャブルのレビュー・感想・評価
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渋い
昔の名作を見てみよう。という事で。さすが名作。面白かった。昔の俳優はなんかわからないが、渋いよね。ケビンコスナー、アンディーガルシア、ショーンコネリーはかっこよすぎて。
CGがない時代。背景は全部セットで作ったのかな。昔の映画とはいえあの背景は残っていたのか?などと思ったり。
良き作品でした。
歴史上の人物を登場させたフィクション
配信で10年ぶりに見た感想。
まずオープニング。
「実話に着想を得た〜」とか、
「原作 エリオット・ネス」とは出ない。
つまり、「実話ベースではなくフィクションだ」とスタンスを明確にしている。
(実際、銃撃戦は無かったらしい)
そして中身。
まず、ヴィランとなるアル・カポネが出てくる。「市長」とおだてられ、マスコミから好かれている。
(後のエリオット・ネスの登場時のマスコミ対応と比較すると面白い)
でも、頬を切った床屋の狼狽ぶりから、「カポネの恐ろしさ」が分かる。(その後のバットのシーンも同様)
「ヴィランが悪く強いこと」は勧善懲悪エンタメの基本。その方がヒーローがカッコよく&倒した時の感動が大きくなる。
そして悲劇を経て、主人公が登場。
でも大黒星。
そこに「メンター」が登場。
仲間を集め、快進撃。
敵の反撃があり仲間が倒れ、絶体絶命。
そして大逆転のハッピーエンドとなる。
この展開とスピード感はエンタメのお手本と言える。
あと、ラストの「陪審員の入れ替え」と「弁護士が有罪を認める」なんてあり得ないが、
冒頭で「コイツは実話ベースじゃない、フィクションだ」と明示してるから「OK」になっている。
実話ベースの映画だと、「事実と違う」ことが批判されることがしばしばあるが、本作ぐらい「突き抜けて」しまえば、そんな批判もない。
それに徹したことが成功の要因の一つだろう。
(事実どおりに作ったら退屈だろう)
名作であることは間違いない
ギャングvs警察ではない、悪vs正義のアクションバトル
アメリカの禁酒法時代、酒の密売でシカゴを牛耳っていたギャング王:アル・カポネと、彼らを追った財務省特別補佐官とそのメンバーの戦いを描いた作品。
始まりはロバート・デ・ニーロ扮するアル・カポネの理髪付き取材から始まる。この飄々ぶり、そしてマフィアでありながら取材する新聞記者は全員笑いのコメントをもらっている。そして場面はカポネを押さえる気まんまんの補佐官:エリオットに移る。
本作で初めて観ることになった主演:ケビン・コスナー
なかなかの男前
こりゃスターの風格あるわ。実際にこの映画でスター俳優の仲間入りを果たすことになるそうですが。
そんな彼の初仕事、酒の密売の踏み込みは、なんと空振り。実はすでに警察もマフィアに買収されていた!こんな状態で彼はいったい誰に頼ればいいのか・・・。そこに現れた初老の巡査、演じるはショーン・コネリー。この二人のファーストコンタクトのシーンはすごい。ショーン・コネリーが警棒を出すシーンなんか居合切りのような鋭さ。この二人の間合いはこれから始まる嵐の前の静けさといった具合か。
そしてアンディ・ガルシア扮する腕の立つ新人警官と経理からカポネを追い詰めようとする経理担当の4人が正義感丸出しでマフィアに対し戦争を仕掛ける。このあたりからのスリリングな展開は目が離せない。いかに追い詰めるか、だがこちらも命を狙われる。所帯持ちのエリオットは家族まで狙われる。いつやられるのかという不安を抱えながらストーリーは進んでいく。休ませてはもらえない。一人称の視点からの画がまた緊迫感を誘う。またエンニオ・モリコーネの曲が緊張感を煽るんですわ。極めつけはクライマックスの階段のシーン。
もう最っ高にハラハラしてスリリングな銃撃戦。
ここでアンディ・ガルシアの腕が立つ。人質に銃を突きつける相手に、一点そらさない集中力。こら後の「ゴッドファーザーpartⅢ」にでてくるわけですよ。
欠点と言えば、アル・カポネの出演が少なく感じたこと。もっと見てみたかった。所々「ここは安直やないの~?」なシーンもある。少しアクションに偏り過ぎたか。しかしそんなことは気にしなくていいくらい、全体的には緊張感を楽しめる、判り切ったストーリーかもしれないが、監督:ブライアン・デ・パルマのスリルあふれる見事な演出で最後まで楽しめる作品です。
アンディ・ガルシアがク~ル~✊
本作は禁酒法時代のシカゴで幅を利かせるギャングを検挙するため、
政府より派遣された役人が3人の個性的なスペシャリストと共に捜査と銃撃戦を繰り広げる作品。
ドンパチにわくわくとドキドキが止まらない作品である。
特に警察学校よりリクルートされたアンディ・ガルシアが演じる狙撃の名手ストーンがかっこいいと感じた。シカゴの駅の階段のシーンは彼の最大の見せ場である。
結末は敵方の買収工作や仲間の犠牲もありながらも最後まで打つ手を考えることをあきらめず、ボスをブタ箱にぶち込むことに成功する。
ひと仕事終えたMr.コンプライアンス(法令順守)は禁酒法が撤回されると同時に
散っていった何人かの仲間を想いながら、勝利の美酒に酔いしれた事だろう。
税理士くんもいい味出してた
映画と音楽のベストマッチ
上映当時映画館で鑑賞したっきりでした。
先日BSプレミアで放送されたのでビデオ録画再鑑賞。
アルマーニのスーツで出揃う登場人物たち。
カッコいいと言うかシブイねぇ。
すっかり悪に買収された1930年頃のシカゴ。
禁酒法が逆に悪を蔓延らせる皮肉な時代に小さな正義が立ち向かう。
味方はほとんどいない。
そんな彼らが巨悪に立ち向かえるのか。
そんなところがこの映画の楽しみどころだ。
当時はほぉと思う程度だったが今思えば、ケビンコスナーにアンディガルシア、ショーンコネリーと錚々たるメンバーがスクリーンを引き締める。
しかしこの時代は警察の対抗は凄まじい。
ショットガンで応戦。
バンバン撃ち殺す。迷いもなく。
これが2時間程度でまとめられ、あっけなくハッピーエンド。
やはり、おもしろい。
バットの使い方
悪い奴は最後は捕まるのだ
約30年ぶり2度目の鑑賞
実話が元とはいえ、かなり盛っているそうだ
禁酒法時代に闇で酒の売買で金もうけをしているアル・カポネと
正義感あふれるエリオット・ネス
カポネの差し向けた刺客に仲間が命を落としたり、切ないシーンも多いが
最後はカポネを刑務所送りに
最後の駅での銃撃戦は「?」だが
悪い奴は、最後は捕まる。爽快な映画だ
前回見た時よりも良い映画だと感じた
前評判倒れ、娯楽性に欠けていると思う
有名な、階段を転げ落ちる乳母車の背景で、銃の乱射が起き、スローモーションで人がバタバタ死んでいくシーン。
それから、役作りで太ったデ・ニーロが、バットで人を殴り殺すシーン。
その他、割と冷徹に人が死んでいきますが、主役のケビン・コスナーに何とも言えない薄笑いが消えないのと、ショーン・コネリーが悪役顔なのに主役のサポート役というミスマッチで、正義のアンタッチャブルがちっとも強そうに見えないんですよね。そして、緊張感が足りないというか。
禁酒法。イタリアン・マフィア。アル・カポネ。ショウビジネス。いくらでも取り上げるに足る題材がごろごろ転がっているような、映画にするのに、宝物のような時代背景を、最高のキャストと、最高の演出で、映画にしたら、駄作だったという、デ・パルマの無能を証明された作品。
2017.7.10
びっくりの豪華キャスト
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