愛のトリートメント

劇場公開日:

解説

様々な理由で娼婦になった女性たちをコミカルなタッチで描いた一編。監督・脚本は「マーズ・アタック」の脚本で一躍有名になったジョナサン・ジェムズで、本作が監督デビューとなる。原作は彼の実母であるパム・ジェムスの同名舞台劇。製作はロバート・ミッケルン、パトリス・ジョーンズ、スーザン・シャピロ。製作総指揮はカール・コルパート、ダン・セールズ。撮影はジョーイ・フォーサイト。音楽はスティーヴン・クロウズ。美術はジョナサン・ローパルタス。編集はネッド・パスティル。衣裳はヴァーノン・サイモン。SFXはアルティメイト・エフェクツ。出演は「ティコ・ムーン」のジュリー・デルピー、「フランキー・スターライト」のジョージナ・ケイツ、「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」のパメラ・ギドリー、「トゥーリーズ・ラウンジ」のダニエル・ボールドウィン、「ヒューゴ・プール」のパトリック・デンプシー、「あなたに降る夢」のシーモア・カッセル、「ラヴィアン・ローズ」のヴァンサン・ペレーズほか。

1997年製作/87分/アメリカ
原題または英題:The Treat
配給:パルコ=ザナドゥー
劇場公開日:1999年1月15日

ストーリー

アメリカのとある町の売春宿では、個性的な3人の娼婦がウリである。子供の急死からドラッグに溺れ、夫に背を向けるフランチェスカ(ジュリー・デルピー)、レストランを開くためにレズビアンのパートナーと貯金にいそしむドリー(パメラ・ギドリー)、敬虔なキリスト教徒で稼いだ金を教会に寄付するミミ(ジョージナ・ケイツ)。赤毛娘から聖女まで客のあらゆる要望にこたえるが、ミミは変態プレイで傷だらけ、ドリーは家にまで追われて求婚される始末。店の元締めトニー(ダニエル・ボールドウィン)の所ヘブランチェスカの元夫マイク(パトリック・デンプシー)がやってくる。折りしも市長(シーモア・カッセル)の誕生日パーティーの話が舞い込んでいた店では3人娘を説得し会場へ向かう。マイクも後を追うのだった。ケーキの中にミミをもぐりこませて市長を驚かそうとしたものの、体調の悪い彼女は中で失神していた。それをいいことに市長は彼女を襲おうとするが、突然彼女が起き上がったショックで市長は死んでしまう。一方、マイクはフランチェスカを連れ出し、反発しながらも次第に彼女は落ち着きを取り戻す。パーティーは救急車の到着で幕切れとなった。その後ドリーは目標額を達成、ミミも退院するのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く