ベロニカは死ぬことにしたのレビュー・感想・評価
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昭和か(悪い意味で)
カメラ、照明、音楽、演出が古臭い。(昭和の邦画風)
特に精神病院の演出が舞台のように全てがオーバーでとても冷めてしまった。
良かったところ、真木よう子さんが黙っているシーン(画が綺麗)と原作の台詞。(小説は殆ど忘れていたけど、また読みたいと思った)
映像では
原作は未読ですが恐らく映像にしない方が良いものなのかもしれません。病院も職員もステレオタイプでしたが、あんな感じなのでしょうか。行ったことがないので分からないのですが。淡路恵子さんを久しぶりに観れて、それは良かったです。
釣られましたか、真木よう子のヌードに
舞台となる精神病院は百年前くらいが規準でしょうか、ロボトミーされてもおかしくない、そう、カッコーのニコルソン並みでしょうか。
こんな映画ですから、真木よう子のしらけた自慰ぐらいでしか釣れない訳です。
釣られた私が言うのも何ですが。
情けない映画です、観たことは誠に遺憾であります。
真木よう子さんのための映画。
原作が洋物なのに、完全に邦画で創り上げている作品に驚きました。
図書館司書として毎日を淡々と過ごす彼女。
そんな毎日にいつの間にか嫌気がさしていたのかもしれません…。
気がついたら大量の睡眠薬を飲んで、精神病院に運ばれていました。
そこで過ごす独特な登場人物に度肝を抜かれました!
あんなに精神おかしいのに、一緒に生活しているという患者たちの設定があり得ない気がしました。
ですが、それ以上にぶっ飛んでいる世界観に置いていかれそうでした。
舞台をみているみたいですね。
真木よう子さんの緩急ある演技が素晴らしいです!
この映画の良さは、映像美だけ。
この映画の良さは、映像美だけ。
常にちょっと暗めの色調がいい。
ストーリーは平凡。
人生に失望した自殺未遂の女性が精神科病院に運ばれる。
周りにいる人たちに影響を受け、もう一度人生をやり直したいと思うというもの。
いくら精神病の人とはいえ、周りにいる人のキャラが極端すぎる。
ただただ周りが人生について教えて、それをすべて鵜呑みにしながら受け入れて、そして立ち直っていく。なんと波のないストーリー展開か。
おそらく、
これは本で読むべき物語なのだ。
2010/1/16 @CS
ロケ地の選択が良い
パウロコエーリョの原作。原作はまだ読んでいないが、原作のイメージとはいささか違うのではないかと感じられる。
ロケ地は長野中心であるらしいが、どこも非常に美しく表現され、個人的にはこの映画の大きな魅力にひとつ。
真木よう子が美しい、という以上に、魅力的である。彼女が以降女優として成功した理由が分かる。
同い年ということで
退屈な毎日にうんざりして自殺を図ったトワは、ギリギリ一命を取り留めてサナトリウムで目を覚ます。
しかし大量の睡眠薬のせいで心臓に負担がかかり、医師から余命一週間と宣告される。
改めて襲う絶望の中、一風変わった他の患者たちと触れ合ううちにトワの心に少しずつ変化が起こる。
真木よう子ほんと可愛いーーーーー♡♡
今より圧倒的に滑舌がいい気がする。
MOZUとかほんと聞き取るのが難儀だったし。
もう9年も昔の映画か。どうりで若いな。
「若い?・・・もっと若かった頃には、何かを選択するにはまだ早すぎると思ってた。けど今は、変わるにはもう遅すぎるって思ってるの。」
「一度若さを失ったら、あとはずっと下り坂になるだけ。シワが増えて、病気がちになって、誰にも相手にされなくなって・・・いいことなんかひとつもないじゃない。なんでもあるけど、なんにもないから。」
あるよねー。あるある。
28歳。女。いろいろなことがアレな時期。
人生の岐路に立たされて、あっちに行く友達もいればこっちに来る友達もいる。
何が幸せで、自分はどこに行きたかったのか、わからなくなって途方に暮れる時もある。
今後の人生、そう悲観することばっかりじゃないって頭ではわかっていても、誰しもふとした拍子に足を踏み外しちゃう可能性を孕んでいる。
昔、お世話になっていた人に、
「君は大丈夫、食いっぱぐれることはないから」
って言われた。
言った張本人はもうすっかり忘れているだろうし、何を根拠に?って感じだけど、常々ネガティブに飲み込まれそうになるとあの一言が私の中の楽観的な部分を引っ張り出して、元気付けてくれる。
トワも「もっと早く気付いていれば」と言っていたけれど、そういう言葉や経験にいつ出逢えるかで人生変わるんだろうなぁ。
ことばと、生きていく。聖教新聞。
って違うわ✋読んでないわ。
映画じゃなくて舞台でも面白くできそう。
サナトリウムと近くの街しか出てこないしね。
生の真木よう子、見てみたいなぁー♡
なんだろ⁇
精神科病院での患者と医者、看護師達の物語
ふんわりとしたイメージで、セリフも少なく
よくわからなかったが、自殺したい女が心から愛する男と出会い自分自身を見つけ生きたいと思い直すストーリー。
精神科の患者それぞれが、色んな悩みを持っていて日常の社会では適応出来ずこの場所に居る。
居心地が良い反面、これで人生終わって良いのかと日々葛藤している。
命の期限が短いほど人は一生懸命生きようとする
毎日同じ様であっても心は違う
楽しい日、悲しい日、ムカつく事があった日など
その喜怒哀楽が無ければ人生はつまらないってことを教えてくれているようだ。
歳を重ねると感情表現が乏しくなる
思ったままに笑ったり泣いたり素直になれたら良いのかもしれない。
ある意味、笑える映画
あらすじも何も知らない状況で見ました。
基本的にはセリフ少なめで、
よくわからないまま始まりました。
なぜそこに居てるの?
どうやって助かったの?
そこは何なの?
この映画はファンタジーとしてみるのか?
とか考えずにありのままを受け止めて見ないとよくわかりません。
(幽体離脱的?なことが出てきます)
中盤になってもどういうストーリー(何がしたいのか?)か解りづらい、
脇役の中途半端な過去話が多くて、だらだらしてるので飽きてくる。
最後になってやっと、「ああ、生きがいを見つけたかったんか」と思ったけど、
その生きがいが自慰行為によって見つかるってどうよ?
何人の人がこの映画を本当に理解できるのかわからないし、
ある意味「笑える映画」かもしれない。
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