花と蛇2 パリ/静子

劇場公開日

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解説

美術評論家である老夫が仕組んだ官能の罠に落ちていく貞淑な妻の姿を描いた、エロティック・ドラマの新シリーズ第2作。監督は「花と蛇」の石井隆。団鬼六による同名原作をモチーフに、石井監督が脚本を執筆。撮影を「ゴーストシャウト」の柳田裕男と「花と蛇」の小松高志が担当している。主演は「極道の妻たち 情炎」の杉本彩。

2005年製作/113分/日本
配給:東映ビデオ

ストーリー

美術評論家・遠山隆義の、歳の離れた貞淑な妻・静子。ある日、夫の頼みで画学生・池上亮輔への援助を続けるかどうかを見極めるべく、パリにある彼のアパートを訪れた彼女は、池上にモデルになるよう要請され、恥辱的なポーズを取らされるうち、次第にその作業に陶然とのめり込んでいくのであった。やがて、完成した一枚の油彩画“剥き海老ころがしの図”。早速、静子はそれを日本に持ち帰ろうとするも、池上は絵の本当の価値を知りたいと、ブラック・マーケットへの出品を提案。池上の才能を信じる彼女は、仕方なく、彼の妹・小夜子に付き添われ、古城のオークション会場へと赴いた。ところが、そこで彼女が目にした物は、自分をモデルにした春画の数々だった。しかも、その中の一枚は池上が描いた絵とそっくりだった。池上の将来を守る為、彼の絵が贋作ではないと、自らの体を張って証明しようとする静子。しかし、オークションを仕切る司祭の下した判定は――贋作。名誉を汚したとして、彼女はバイヤーたちの目前で春画に描かれたポーズと同じ格好をさせられてしまうのだった。ところが、全ては遠山の仕組んだことだと判明する。高齢の為、性的に衰えを見せていた彼は、まだ見ぬ静子の魅力を引き出したい一心から、池上にSM調教を依頼したのだ。そんな夫の愛を受け入れた静子は、勃起促進剤を使用して彼と交わることを決意。だが、心臓に持病を抱える遠山は、静子の体の上で絶命した。その後、静子のプロデュースにより池上の絵は日本で評価され、彼の成功を見届けた静子は、死んだ夫を想いながら、自分の体に贖罪の鞭を自ら振るった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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